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2017.01.28(最終更新日: 2017.06.17 ) 1561 views

「Frame IO」を使ってネット試写を更に快適に

ロサンゼルスと日本を拠点に映像制作を承っております。映画、TVCM、ミュージックビデオからVR動画ま...

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ネット試写が主流に

オフライン編集が今では当たり前になって、フリーランスの方は今後更にネット試写という方法でクライアントとの動画のやり取りをする機会が増えていくと思います。
つまりVimeoなどにパスワード機能つきで動画をアップして、非公開リンクをクライアントの担当の方に送り、ネットで試写、フィードバックのやり取りをする、ということです。
ただ直接会って話をするのと違い、電話やメールでの情報のやり取りではクライアントの意図を120%汲み取れないことがあるかもしれません。
そういう時に役に立つサポートサービスを提供するサイトがあります。今回紹介するのはFrame IO)と呼ばれるサイトです。公式のホームページはコチラから。
他のページでもあんな感じこんな感じで紹介されていますよ。

引用:Frame.IO)

Final Cut X, Premiere Pro, Slackのエクステンションとして機能を追加することが可能です。


引用:Frame.IO)
具体的にどういう機能があるのか、今から見ていきます。

1. 動画のアップ機能(ドロップボックスよりも早いそう)

このサービスの良いところはPremiere Proのエクステンション機能に搭載して、書き出しとアップロードをほぼ同時にすることが可能なところです。実際にやってみます。

Premiere ProにFrame IOをインストール

まずFrame IOのサイト(リンクはコチラ)から、メールアドレスを記入して、エクステンションの.dmgファイルをダウンロードして開きます。


引用:Frame IO
インストールが完了すると、この様な表示が出ます。

引用:Frame IO

これでPremiere ProにFrame IOが搭載されました。

Premiere Proから動画をFrame IOにアップロード

これは先日完成した短編映画のスクリーン共有画面です。
アップロードしたいシーケンス(タイムライン)を選択し、イン・アウト点を決めると、メニューのウィンドウズ(Windows)> エクステンション(Extension)> Frame IOを選択します。


するとFrame IOのポップアップメニューが出るので、そちらでメールアドレスを登録し、ログインします。次の様な画面に辿り着くと成功です。

サービスがまだ英語しか無いですが、この記事をマニュアルだと思って頂いて構いません。
画面の左上にUpload>Upload Active Sequenceを選択します。

Format (フォーマット)
Render (書き出し範囲)
Render To (書き出し先)
をそれぞれ選択して、Uploadをクリックします。すると。。。


ここで確認しておきたいのは2点。

1)書き出しはPremiere Proで行われるのでは無く、Adobe Media Encoderで行われること
2)書き出しと同時進行で、Premiere Pro上のFrame IOに動画がアップロードされること

書き出しが終わると、共有用のリンクが生成されます。

Premiere Pro上の画面でも、Frame IOのサイトでも以下の様に動画がアップロード出来たのが確認出来るページを見ることが出来ます。

サムネイルをクリックすると動画ページに行くことが出来ます。これもPremiere Pro上の画面でも、Frame IOのサイトでもどちらでも可能です。

2. タイムスタンプ付きコメント機能と映像内での書き込み機能

「ネット試写時、伝えられない細かいニュアンスなどは実際に映像を見て、箇所を指摘しながら話したい」時のためにFrame IOは以下のツールを搭載しています。

1)動画上にイラストを描き込める:画面のすごく特定な場所を指摘したい際に使います。
2)コメント機能付き:ログインしている人のアバターの横にコメントが記入され、誰のコメントかがハッキリと分かります。
3)タイムスタンプ付き:コメントが書かれた時間を記録して、タイムライン上にマーカーを打つことが出来ます。


引用:Frame IO

3. 前回のカットと並べて見比べる機能を搭載

この機能はカラコレの前後確認や、ミュージックビデオのカットのタイミングを見比べたりするのに非常に役に立ちそうです。
僕はバージョンが一つしか無かったので比べる素材がありませんが、Frame IOの動画ページの画面上のタイトルをクリックするとバージョン間の切り替えが出来るようになっています。

実際にFrame IOをインストールした時にメールで届くチュートリアルには見比べる機能が説明されていたので、参考までにスクショを貼っておきます。


引用:Frame IO IO)

競合サービス

もともとCG関連の画面共有サービスとしてShotgun)が始めたサービス機能が、動画編集のオフラインネット試写用サービスにも応用されたようです。
このオフライン試写サービスは他にもいくつか他者が提供しているものがあります。SONY Ci Media Cloud Service), Whipster for Vimeo,](https://vimeo.com/blog/post/vimeo-wipster-seamless-video-review-and-approval),) それから日本だとViiberがサービスの一環として提供していますが、どれも有料です。
Frame IOは単一プロジェクトであれば無料で使用出来て、しかもPremiere Proエクステンションも無料で使用することが出来るのでユーザーのニーズに今一番応えているのはFrame IOでは無いかと思います。
これからオフラインで在宅編集などの機会が増える方にはオススメですので、是非使ってみてくださいね!

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