2017.01.28(最終更新日: 2017.03.23) 1348 views 4K31 UHD-4K2 DCI-4K1 準備6

4K映像基礎(2)UHD-4KとDCI-4Kの違い

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BSが4K・8Kの試験放送を開始

2016年8月、リオ五輪に合わせて4K・8Kスーパーハイビジョン映像の試験放送がNHKのBSで開始されたようです。
目標は2018年までに実用化、2020年の東京オリンピックまでに出来るだけ多くの4K・8Kインフラを配備し、実況中継をみんなが楽しめるようにするというものです。
4K放送がお茶の間に浸透するのは、そう遠い未来ではありません。
8Kも今後は使われますが、全然まだ実用的では無く、パソコンのI/OスペックもDCI-4K 60fpsが今の所マックスのようです。

参照:NHK

4Kの違い

ところでDCI-4Kと書きましたが、4KにはUHD-4KとDCI-4Kの2つがあることをご存知ですか?
とてもわかり易い親切なサイトの説明を見つけたので、コチラの記事も読んでおいてください。

UHD-4KとDCI-4Kの違いは解像度。

UHD-4KとはUltra High Definition(ウルトラ ハイ デフィニション)の略で、ウルトラHDということです(笑)UHD-4KはFull HDを縦横の解像度をそれぞれ2倍にしたもの。
つまり、1920x1080だったものが、3840 (1920x2)x2160 (1080x2)の解像度になった、ということです。

DCI-4Kはハリウッド映画で定められた4Kのことです。
解像度は4096x2160と少し横長です。
頭文字DCIは、Digital Cinema Initiative(デジタル シネマ イニシアチブ)と言うアメリカの会社の名前で、この会社は、ハリウッドにある大手スタジオによって劇場公開する映画の標準規格を定める目的で作られました。
アメリカで納品・アーカイブする映画の動画ファイルのことをDCP(Digital Cinema Package)と言いますが、これもDCIが定めた名前です。
アメリカで4Kの映画を配給会社に納品する際は、このDCPと呼ばれる動画のパッケージ(複数のファイルになるため)を作ります。

DaVinci StudioとDCI-4K

DaVinci Resolve12.5ではUHD-4K, DCI-4Kがそれぞれ書き出せますが、DCI-4K、つまりハリウッド映画規格の4KはDaVinci Resolve Studio 12.5と呼ばれる有料版が必要になります。
以下ブラックマジックデザインのサイトからの写真引用です。(サイトはコチラから)

参照:Black Magicより

カメラの録画フォーマットとDCI-4K

ちなみにBlack Magic Cinema Camera 4KもProres422HQでUHD-4Kの解像度、RAWで撮影しても4000x2160です。
Black Magic URSAカメラは4.6Kと言ってDCI-4K、もしくはそれ以上の解像度で撮影できます。

ちなみにSONYは、a7sやa6300などの良質なカメラを出していますが、どちらもUHD-4Kまでしか対応していません。
なので大抵の場合、Atomos ShogunやVideo Devices Pix-e7などの外部機器で収録します。
このAtomosやVideo Devicesの4KレコーダーはUHD,DCI-4Kを両方ともサポート出来るようになっています。

Video Devices Pix-e7の録画フォーマット(サイトはコチラから)

Atomos Shogun Infernoの録画フォーマット(サイトはコチラから)

こうやって見ると、DCIをサポートしているかどうかで、付加価値が加わるようにビジネスが作られているのが感じられる気がします。

まとめ

日本の4KテレビのようにUHD-4Kがスタンダードな場合はDCI-4Kについて、気にする必要はありませんが、4Kで映画を撮影してNetflixやHulu,Amazonなどを通して世界へ配信していく場合は、必ず覚えておきたい4Kの基礎知識です。

気になる制作ノートは、
クリップしておくと
あとからいつでも見返したりできます。

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