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ゲーミングマウスを知っていますか?

映像を撮影した後のグレーディング、編集をする時に、ほとんど人がキーボードとマウスを使用していると思います。中にはペンタブを使用している人もいると思いますが、私がお勧めしたいのは、ゲーミングマウスの使用です。

ゲーミングマウスというのは普通のマウスと違い、PCゲーム用に特化した、反応速度が高く、マクロの設定、ボタンのカスタマイズなど高い性能を持ったマウスのことです。この辺りはゲームをする人なら詳しいと思います。

「DPI」と呼ばれるマウスの移動速度を低解像度なら正確に、高解像度ならスピードを上げることができたり、「レポートレート」いう1秒間に何回の情報をパソコンに送るかという数値を変更できたりします。数値が高ければ高いほど、動作やボタン入力を迅速にパソコンに送ることができるので反映も早くなります。

この数値が通常のマウスとどのくらい差があるかというと、Logicoolのハイエンドマウスの「MX MASTER」(12,880円)の解像度は最大1600dpiですが、ゲーミングマウスの「G700s」(10,000円前後)は最大8200dpiもあります。数値的にも5倍以上の差があります。

Logicool「G700s」の設定画面

なにやら凄そうですが、普通のマウスと持ち換えた時に、マウスポインタの動きがとても緻密に感じられると思います。
そして一番のお勧めポイントはボタンのカスタマイズです。多いもので10個〜20個のボタンがあり、設定画面でショートカットを割り当てられます。
しかも、アプリケーションを自動的に検出してくれるので、同じボタンを押しても、DaVinciを起動している時と、Final Cut Pro Xを起動している時ではそれぞれ別のショートカットが走ります。

このショートカットの登録は基本的にはPC/Mac上に登録しますが、マウスのオンボードメモリにも登録することができます。オンボードメモリを使用する場合はアプリケーションの自動検出はできなくなりますが、例えば外出先のノートパソコンでもプロファイルを切り換えることでショートカットを同様に使用することができます。

ゲーミングマウスが便利な理由を分かり始めていただけたでしょうか。因みに筆者の設定はこんな感じです。

DaVinci Resolveの場合

・シリアルノードを現在のノードの後に追加
・シリアルノードを現在のノードの前に追加
・バージョンの追加
・次のバージョンへ
・保存
・実際のサイズ
・ウィンドウに合わせる

といった、グレーディングで良く使うコマンドをマウスのボタンを押すだけで実行することができます。パワーウィンドウ使用時などに必須の中央ボタンももちろんあります。
ほとんどキーボードをさわることなく快適に作業することができます。一度使うと手放せなくなります。

ゲーミングマウス、オススメです。

オススメのゲーミングマウス

筆者が初めて購入したゲーミングマウスはMac環境でも使用できるLogicoolの「G700s」というワイヤレスモデル(ワイヤードとしても使用可)です。以来、気に入ってこれ一筋です。なので他のモデルを知らないので参考にならないかもしれないのですが、ネットの評判もかなりいいです。

紹介しておいて何なんですが、実は現在は生産終了になってしまっています。
ただ市場にはまだ在庫があるようなので、購入される方は急いだほうがいいかもしれません。私も壊れた時のストックとして最近1個購入しました。

一つ難点を挙げるとすると、バッテリーの持ちが悪いことです。eneloopが1個付属してくるのですが、数個買い増しして頻繁に取り替えるのがお勧めです。私はゲームでの使用を考えていないので、バッテリー切れのタイミングをそれほど気にしてはいません。

「G700s」の後継機種は同じくワイヤレスの「G602」というモデルのようです。「G700s」でネックだったバッテリー寿命が大幅に改善しているようですが、ホイールがチルト非対応になっていたりします。チルト機能はタイムラインを横スクロールするに非常に便利なので残念です。

▼G602

今回の投稿に際し調べていたら「G602」に関してもメーカーサイトで購入ができなくなっていたり、ヨドバシ.comでは販売を終了していて、こちらも市場在庫のみのようです。
LogicoolのワイヤレスモデルでMac環境で使用でき、操作性とボタン数のバランスが取れているのはこの2つだと思うのですが、モデル刷新の時期なんでしょうか。

銘機「G700s」ユーザーの間で次のモデルはどれにすればいいか、話題になっていて、現在選択肢として有力なのがsteelseriesの「Rival 500」のようです。ワイヤレスではありませんが、Mac環境でも使用でき、ボタンも15個ありホイールのチルト機能があるので映像編集には便利そうです。

▼Rival 500

steelseries「Rival 500」の設定画面

昨年末に日本リリースされたばかりなので、まだそれほどレビューはありませんが、多機能のためたまにマウスがビジー状態になることがあるようです。その場合、ポーリングレートを1000→500→250と下げていくと安定するそうです。ヨドバシ.comでは11,090円で販売されています。

▼ヨドバシ.com

マウスパッドもゲーミング

あなたがもしゲーミングマウスの導入を考え始めたなら、是非マウスパッドもゲーミングのものを選んでください。ゲーミングマウスにはゲーミングマウスパッドが必須です。

筆者が愛用するのは「steelseries」のマウスパッドです。

▼steelseries

ゲーミングマウスパッドが普通のマウスパッドと違うところは、滑りやすくなっていると同時に、マウスを止めやすくなっていることです。素早くマウスを移動してピタッと止めることが重要なゲーム専用の作りになっています。
このゲームに特化した性能が、グレーディングや映像編集に使用する時にもアドバンテージになることは言うまでもありません。

ゲーミングマウスパッドは通常のマウスパッドより選択肢が多く、大小様々なサイズや厚さの中から気に入ったものを選ぶことができます。ちなみに私は320mm x 270mm x2mmの「Qck」というモデルを愛用しています。
普通のマウスパッドよりもかなり大きく、作業中にマウスがパッドからはみ出てしまうことは滅多にありません。ヨドバシ.comでも購入できます。

▼steelseries QcK

ゲーミングマウス、マウスパッドを導入するコストは1万円から2万円くらいになると思います。普通のマウスとマウスパッドよりも割高になりますが、作業効率のアップと快適さを考えたら安い投資だと思います。実際に作業時間の短縮になりますので、時間をお金で買う感覚で導入するのはいかがでしょうか。

マニアックな内容でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

気になる制作ノートは、
クリップしておくと
あとからいつでも見返したりできます。

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