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2017.04.10(最終更新日: 2017.05.17 ) 1642 views

DaVinci Resolve Q&A(3)/GH5への対応状況は?

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先日、Panasonic GH5が発売されて以来、DaVinci Resolve 12.5の対応状況について質問を受ける機会が多くなっています。そこで今回はGH5で撮影できるクリップへの対応についてご案内致します。

GH5への対応状況は?

3月に発売されて以来、ビデオグラファーの方々に人気のPanasonic GH5ですが、このカメラの特徴の一つに4K H.264 10bit 4:2:2のクリップを撮影できるということがあります。これまでH.264というと、8bit 4:2:0がスタンダードとされており、一般的な一眼レフの内部収録が対応しているのはH.264 8bit 4:2:0でした。これに対し、GH5はH.264 10bit 4:2:2の内部収録に対応しているため、従来に比べるとよりクオリティの高い映像を収録することができます。H.264=高圧縮=低品質というイメージがつきまとっていましたが、今回GH5がH.264 10bit 4:2:2を採用したことでそのイメージが崩れる可能性もあります。

これは朗報です。しかし問題もあります。これまで一眼レフではH.264 8bit 4:2:0が採用されていたせいで、映像系のソフトウェアはH.264といえば8bit 4:2:0という前提で動いてきたからです。その結果、動画編集ソフトや動画再生ソフトでH.264 10bit 4:2:2のファイルがうまく取り扱えない場合があるのです。

現在、DaVinci Resolve Studio 12.5.5(有償版)は下記の内容に対応しています。GH5の素材の編集とグレーディングに関していえば、DaVinci Resolve Studioはうってつけのソフトウェアと言えるのではないでしょうか。

  1. 4K 10bit 4:2:2のファイルの読み込み
    前述の通り、GH5では4K H.264 10bit 4:2:2のクリップの収録に対応しています。DaVinci Resolve Studioは、そのファイルを読み込み、編集やカラーグレーディングに使用することができます。(Windows版のDaVinci Resolve Studioでは未対応。次期ソフトウェアアップデートで対応予定。)

  2. 「6Kフォト」ファイルの読み込み
    DaVinci Resolve Studioは、8Kを超える解像度に対応しています。したがってGH5の「6Kフォト」で撮影されたファイルを取り扱うことができます。

  3. 4K 10bit 4:2:2の外部出力
    DeckLink、UltraStudio、Intensityといったブラックマジックデザインのキャプチャ・プレイバックデバイスは、10bitでの信号出力に対応しています。10bitの高い精度でモニタリングしたい場合には、10bitで表示できるモニタをご用意ください。インターフェースはSDIでもHDMIでもどちらでも差し支えありません。

有償版をお持ちでない方には残念なお知らせですが、無償版では上記の内容に対応していません。この点についてはご注意ください。前回、DaVinci Resolveの無償版と有償版の違いについて紹介しましたが、GH5のファイルを取り扱う上では有償版は大きなアドバンテージを持っていると言えます。

ここで一点補足。4K H.264 10bit 4:2:2は、高品質な映像を低いビットレートで収録できるという利点がありますが、いざ編集をしよう、グレーディングをしようという段階になると、コンピュータへの負担を考える必要があります。能力の低いマシンではリアルタイム再生は望むべくもありません。

まずH.264のデコードのためにCPUが必要です。H.264はProResやXAVCに比べると圧縮率が高いので、デコードにはパワフルなCPUが要求されます。ことに4KのH.264となるとなかなか一筋縄ではいきません。それから各種エフェクトの処理のためにGPUも必要です。そのあたりのマシンスペックに関する情報は、次のリンクからご覧ください。

DaVinci Resolveで快適カラーグレーディング〜自作ワークステーション講座 〜(前編)

DaVinci Resolveで快適カラーグレーディング〜自作ワークステーション講座 〜(後編)

H.264 10bitよりもさらに高品質の収録を望む方には、Video Assist 4Kがおすすめです。Video Assist 4Kなら、4Kの映像をH.264 10it 4:2:2よりもさらに高品質な、ProRes HQ 10bit 4:2:2で収録できます。ProResはH.264よりもデコードにかかる負担が低いため、同じマシン、同じ解像度であっても、より滑らかでカクツキの少ない再生が期待できます。

Video Assist 4K

ProResで収録しておけば、H.264よりもさらに品質が良くなるだけではなく、Mac版、Windows版、Linux版のどのDaVinci Resolve(無償版)でも読み込めます。ここも見逃せないポイントです。

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