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2017.07.26(最終更新日: 2017.08.02 ) 199 views

はじめてのFusion(8)/ツールの操作と設定方法

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前回のツールの回、ツールの基礎と追加方法の後編です。

ツールの操作

ツールを選択する

ツールを選択することで、ツールを移動したり、コピーしたり、プレビューしたり、コントロールしたりすることができるようになります。ツールの選択には次のような方法があります。

  • ツールタイルをクリックする。
  • ツールのコントロールパネルのタイトルをクリックする。
  • スプラインエディターやタイムラインエディターでツールの名前をクリックする。

こうして選択されたツールはアクティブなツールと呼ばれます。アクティブなツールタイルは、 明るい黄色で表示されます。アクティブなツールはコントロールパネルが右に表示されます。 複数のツールを同時にアクティブな状態にすることはできません。

ドラッグで範囲選択し、複数のツールを選択することは可能です。範囲内にあるツールは選択グループに含まれ、ツールタイルの色は青になります。

Command (Ctrl) キーを押しながらツールを選択することで、選択グループにツールを追加したりグループからツールを外したりできます。選択グループには必ずしもアクティブなツールが含まれている必要はありません。下図では 4 つのツールが選択されており、その中の 1 つのツールがアクティブになっています。残りの 2 つは選択されていません。

ツールを削除する

ツールの削除には次のような方法があります。

  • ツールを選択し、Deleteキーを押す。
  • ツールを右クリックし、コンテクストメニューからDeleteを選択する。

ツールを移動する

ツールを移動するには、ツール(単数でも複数でも構いません)を選択し、それをフロー上で 移動します。選択されているすべてのツールが移動します。コンポジションが複雑になってツールの統制がとれなくなってきたら、グループ化やタイルの整頓などによって対処することができます。

ツールを接続する

ツールの出力とツールの入力を接続することによって、フローが構築されます。たとえば Background ツールの出力を Color Corrector ツールに接続するには、Background ツールの出力を Color Corrector ツールの入力に接続します。すると 2 つのノードの間に細い線が引かれて、接続が完了したことを示します。

ツール間の接続は必ずしも出力から入力へという順番である必然性はありません。入力がすで にほかのツールに接続されているのでないかぎり、入力から出力へ接続しても問題ありません。

ツールの接続を解除する

ツール間のパイプは、出力側と入力側で 2 つのセクションに分かれています。入力か出力を解除するには、パイプの入力側のセクション、もしくは三角形の入力アイコンをクリックし、ドラッグで接続を外します。

Shift キーを押しながらツールタイルを移動させると、そのツールに接続されているすべてのパイプが解除されます。

ツールの入力ソースを変更する

たとえすでにツールの入力が接続されていても、べつのパイプを接続することで入力ソースとなるツールが変更されます。

ブランチング

ツールの出力はほかのツールの複数の入力に接続することができます。こうしたテクニックはブランチングと呼ばれます。ブランチングをすることで、単一の素材を複数のツールにより同時に処理することができます。

入力は必ず一つの出力にしか接続できませんが、出力には接続できる相手のツールの数に制限はありません。

ツールの名称を変更する

ツールがフローに追加されると、ツールの名称に番号が付された形でツールに名前が与えられます。たとえば Blur ツールをはじめて追加すると、そのツールタイルは Blur1 と呼ばれます。ツールの名称は次のような方法で変更することができます。

  • ツールのコンテクストメニューからRenameを選択。
  • F2によるキーボードショートカット。

ツールの名称はアルファベットで構成され、スペースを使うことはできません。ツールの名称は数字で開始することはできません。これはツールの名称が script (Lua) や Python 言語において有効である必要性があるからです。Fusion は自動的にスペースを _ で置き換え、無効な文字を除去します。

ツールのコピー、カット、ペースト

ツールをコピーする

ツールのコピーには 4 種類の方法があります。

  • ツールのコンテクストメニューからCopyを選択。
  • メニューバーのEdit > Copyを選択。
  • ツールバーのCopyアイコンをクリック。
  • Command (Ctrl) + Cによるキーボードショートカット。

ツールをカットする

ツールのカットには 4 種類の方法があります。

  • ツールのコンテクストメニューからCutを選択。
  • メニューバーのEdit > Cutを選択。
  • ツールバーのCutアイコンをクリック。
  • Command (Ctrl) + Xによるキーボードショートカット。

ツールをペーストする

ツールのペーストには 4 種類の方法があります。

  • ツールのコンテクストメニューからPasteを選択。
  • メニューバーのEdit > Pasteを選択。
  • ツールバーのPasteアイコンをクリック。
  • Command (Ctrl) + Vによるキーボードショートカット。
  • ツールのペースト先はペースト方法やツールの選択状況によって異なります。フローを左クリックしてキーボードショートカットを使う方法、もしくはコンテクストメニューからペーストする方法では、ツールのペースト先が正確にコントロールすることができます。

フローにある既存のツールを置き換えるには、ツールを右クリックしてツールのコンテクストメニューからPasteを選択します。ツール間にツールを挿入するには、パイプを右クリックしてPasteをコンテクストメニューから選択します。

ペーストされるツールに入力が備わっていない場合には、ペーストされたツールは選択されているツールと自動的にMergeツールで結合されます。この自動結合機能は、Preferences > Globals > Defaults > Auto Tools > Mergeで使いやすいように自由に変更することができます。

ツール設定をペーストする

Fusion ではツール自体ではなくツール内の設定をペーストすることもできます。ツール設定をペーストするには、ペースト先のツールを右クリックしてコンテクストメニューから Paste Settings を選択します。

ツール設定のペーストは、2 つのツールが共通して有している設定にのみ有効です。たとえば Merge ツールから Transform ツールに設定をペーストすると、中心点、ブレンド、サイズ、角度の設定がペーストされることになります。

ツールの設定

デフォルト設定を変更する

ツールが追加されたとき、コントロールパネル内の設定はデフォルトの状態になります。デフォルトの設定は、ツールを右クリックし、Settings > Save Default を選択することにより自由にカスタマイズすることができます。

ツールのデフォルト設定は、Preferences > Globals > Path Maps > Defaults で定義されるフォルダに、ツールの.settings ファイルが存在する場合には、そちらを参照します。たとえば Blur ツールのデフォルト設定は、BlurBlur.settings と呼ばれます。そのデフォルト設定ファイルの名前のテンプレートは、INTERNALNAMEPUBLICNAME.settings です。こうした複雑な名前にしているのは、プラグインで追加されるツールが似たような名前を持っているときにそれに書き換えられてしまうことがないようにするためです。

書き換えられたデフォルト設定を元に戻す

ツールの書き換えられたデフォルト設定を元に戻すには、次のような方法があります。

  • 前述のフォルダ内の.settingsファイルを削除。
  • ツールタイルを右クリックし、Settings > Reset Defaultを選択。

設定を保存する

ツールの設定は保存してあとで参照したり再利用したりすることができます。こうした設定は、ディスクからロードし、ツールバーかビンに追加することで、ツールのコンテクストメニューから呼び出すことができます。

ツールの設定を保存するには以下のような方法があります。

  • ツールを選択して右クリックし、Settings > Save As をコンテクストメニューから選択。ダイアログが現れ、Preferences > Globals > Path Maps > Settings で定義されるフォルダが示されます。
  • ツールを選択してビンにドラッグ&ドロップ。この場合にも上記のダイアログが現れます。ビンに設定のショートカットが保存されます。

デフォルト設定を保存するのとは異なり、.settings ファイルは OS のファイルシステムのどこにでも保存することができます。前述の Defaults フォルダに格納される必要はありません。

保存された設定を呼び出す

ツールの設定を呼び出すには、ツールのコンテクストメニューから Settings > Load を選択し、呼び出したい.settings ファイルを指定します。Settings のサブメニューには、最近作成された.settings ファイルが表示されるので容易にアクセスできます。

.settings ファイルをツールバーやビン、もしくはファイルブラウザからドラッグ&ドロップすることで、その設定を含んだツールを新たに生成することもできます。

保存された設定のカスタムアイコンを作る

保存された設定を含むカスタムアイコンをビンに作るには、32bit の bitmap (.bmp) ファイルを.settings ファイルと同じ名前で作成し、同じフォルダに格納します。bitmap ファイルはビンに追加されたツールのアイコンとなります。bitmap ファイルはどのような大きさでも構いませんが、パフォーマンスを落とさないためにはサイズを小さくしておいたほうが良いでしょう。

これまでの8回で概要、インターフェース、そしてツールという具合に、奥深いFusionの世界の入り口を覗いてきました。次回からはいよいよツールを扱います。ファイルを取り込む、ファイルを書き出すためのツール、LoaderとSaverからご紹介します。

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