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2017.08.29(最終更新日: 2017.08.30 ) 854 views

初めての「Premiere で編集、Davinci でカラーグレーディング。」

4年前に大手飲食チェーン店長から脱サラして映像業界へ。仕事と並行して、セドナ、台湾、フランス、オラン...

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今回は Premiere で編集し、Davinci でカラーグレーディング、というワークフローを初実践しましたので、私と同じく初心者の方(私は10年間の飲食店勤務ののち、4年前に脱サラして映像業界へやってまいりました)に向けて、そこでの気づきや注意点などをお伝えします。
使用ソフト:Davinci Resolve 12.5/Premiere Pro CC
使用環境:iMac(Retina 5K Laet2015) macOS Sierra 10.12.4

はじめに

まず作業を始めるにあたっては 鎌田啓生/Hiroki Kamada さんの下記Vook記事を参考にさせて頂きました。とても丁寧に書いてくださっているので大変助かりました。鎌田さんはこの他にもたくさん参考になる記事を書かれていますので、ぜひご覧になってみてください。鎌田さん、いつもありがとうございます。
↑お会いしたことはありませんが、いつも大変お世話になっております!!

今回参考にさせて頂いた鎌田さんの Davinci 関連の記事
[DaVinci Resolve 12] Adobe Premiereで編集するための設定
[DaVinci Resolve 12] トランスコードの方法
   
ひとまず今回の内容については鎌田さんの上記の記事の通りに進めれば全く問題なく進められます。ですので当記事ではワークフローについての手順や細かな方法についての記述は避け、鎌田さんの記事の通りに進めてみた際に戸惑った点や気づきを中心に進めます。

Davinciで撮影素材をトランスコード

これが後々絶大な効果を発揮するわけですが、この工程でプロキシファイルを生成するため、編集作業自体もとてもスムーズに進めることができました。

ちなみに Premiere Pro CC でプロキシファイルを生成する方法はこちら。
軽量デバイスのAdobe Premiere Proでの編集用にプロキシを生成する方法や、高解像度のオリジナルファイルと低解像度のプロキシファイルを簡単に切り替える方法について説明します。

プロキシファイル
「プロキシ(proxy)」とは英語で「代理」という意味です。元データよりも低解像度のデータを編集時に使用することで非力なマシンでもより快適に編集作業を進めることができるというわけです。

↑今回の作業でプロキシファイルの意味とそのメリットをようやく理解した筆者。

XMLの書き出し

さてプロキシファイルを使用して Premiere での編集作業が終わったら、XMLの書き出しです。実はここでいくつか戸惑いました。

1. ピクチャーロック・・・??? 
鎌田さんの記事に「ピクチャーロックしたシーケンスから(中略)XMLを書き出します」とあります。ピクチャーロック、、、って何だ???ひとまずグーグルで調べてみますが見つかりません。とりあえず無視して次の工程に進みます(笑)

その後の調査で オールラッシュ=ピクチャーロック という記事を発見しました。要は編集が完成した状態(これ以降尺の変更がない状態)のことを言うようです。

2. XML = Final Cut Pro XML ??
ピクチャーロックが何かがわからないままひとまずXMLを書き出してみます。が、書き出しの項目に XML というものはなく、あるのは Final Cut Pro XML の表記・・・。これは同じものなのか・・・。

調べてみますがこちらも情報が見つかりません。ということでいつも通り、とりあえずやってみます(笑)
 
結果としては Final Cut Pro XML で全く問題なく Davinci は読み込んでくれました。

Davinciでカラコレ、カラーグレーディング

Premiere で書き出したXMLを読み込んだら、いよいよ Davinci でカラコレ&カラーグレーディングです。鎌田さんの記事の通り「接続されていた素材を一緒に取り込まない」設定でXMLを読み込むとあっという間に自動で元素材を見つけ出し接続してくれます。感動です。

が、ここで問題発生!!

なんだか意図していない素材が不思議な場所に配置されています。何が起こっているんだ!?
↑警告を示す赤色の「<!>」と共に「00000」というファイル名の素材がひしめいています・・・。

よく見てみるとテロップ、調整レイヤー、他から引っ張ってきた素材に映像素材がリンクされていました。おそらくオフライン編集というものが終わった状態って、テロップなどは載せていない状態のことを言うんでしたよね??確か・・・。テレビ業界など全く知らず、元飲食店勤務、iMovie出身の筆者には詳しくはわかりませんが、おそらくテロップなどはこの後の工程で載せるという前提かと思われます。ですので、Davinciに送るときはテロップ、調整レイヤー等のない状態にしましょう。

また今回最初の工程で「Davinciでトランスコードした素材」以外の素材を本編の編集で利用していました。そちらもXMLで一緒に送ってしまったため、その素材の部分が崩れてしまっていました。具体的に言いますと全く別の素材(トランスコード対象の素材)がリンクされていました。

テロップや調整レイヤー、他から引っ張ってきた素材にファイル名も全く違う(そもそもテロップとか映像ファイルじゃない)のに何かしらの素材がリンクされるのは不思議でした。

鎌田さんの記事をよく読むと「トランスコードした素材以外の新しい素材は、必ずしもタイムラインに合った変換がされません。」と注意事項がしっかりと記載してあります。こういうことだったのですね。とりあえずやってみて学ぶ筆者です(笑) みなさんは同じ失敗をなさらぬようご注意ください!

さて元テロップやらを削除しタイムラインを整えたらいよいよカラコレ、カラーグレーディングです。

・・・。

・・・。

ナニコレ、超楽しい!!

先日参加したVook主催のDavinci基礎講座(講師:水主隆文さん)の内容をフル活用、ノードという概念を理解している自分に酔いしれつつ(笑)サクサク色調整を進めます。

ノード
ノードとはイラストレーターでいう所のレイヤーのような概念です。このノードを使用することで方向性の転換やクライアントさんの要望の変更などに容易に対応することができます。またシリアルノード、パラレルノード、レイヤーノードなど、様々なノードを使い分けることで更に高度な色調整が可能になります。

水主さんが講師を務めるDavinci基礎講座の内容はこちらで記事にもなっています。
(素材の読み込みからカラーコレクション、書き出しまで)DaVinci基礎 Vol.1
(セカンダリ)DaVinci基礎 Vol.2

この基礎講座ですが講師の水主さんがとても丁寧に教えてくださいますので、初めてDavinciを触る、これからやってみたい、という方には非常にオススメの講座になっています。

その他

その他に気づいた点としては Premiere でかけていたワープスタビライザーの効果は Davinci には反映されませんでした。また音声も Davinci ではよくわからないことになっていました。鎌田さんの記事では Premiere で編集、Davinci で色調整(XML)、Pro Tool で音調整(OMF)、ということでしたが、自分は Davinci で色調整後、映像ファイルのみを書き出して Premiere に戻し、崩れたテロップ、エフェクトの適用、音調整をして完成させました。

まとめ

一番伝えたいのはここです。

今回初めて「Preiere で編集、Davinciでカラーグレーディング」というワークフローを体験してみましたが、とにかく・・・楽しかったです!何がってカラーグレーディングが!!

「カラーグレーディングは本当に楽しいんだよね〜」という声を聞いてはいましたが、今まで他人事でした。実際に体験してみて、、、いや、本当に楽しい。これまであまり踏み込めていなかった「色」という表現手段を手にすることは映像制作をする者にとって、とんでもない喜びをもたらしてくれると確信いたしました。

Daviniciに興味はあるんだけど、まだ手を出せていないという方は、ぜひ鎌田さんの記事や、水主さんの講座を活用しながら新しい世界に飛び込んでみてください!
 
この記事があなたの一歩を後押しするきっかけになれば大変嬉しいです。

気になる制作ノートは、
クリップしておくと
あとからいつでも見返したりできます。

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