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2017.01.28(最終更新日: 2017.06.17 ) 3149 views

[DaVinci Resolve 12] DJIドローンのカラコレ方法(LUT編)

ロサンゼルスと日本を拠点に映像制作を承っております。映画、TVCM、ミュージックビデオからVR動画ま...

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フリーダウンロードが出来るLUTシリーズ

Ground Controlとは

前回の記事「[DaVinci Resolve 12] DJIドローンのカラコレ方法」にて紹介したケイシーファリスさんのサイトGround Controlにはタダでダウンロードが出来るLUTがいくつか紹介されています。

その中でも今回は、「FREE DJI Log to Rec.709 LUTを使ってカラコレをする方法」の紹介をしてくれました。

引用:Ground Control

以下の動画の10分18秒のところからチュートリアルが始まります。

FREE LUT DJI Log to Rec.709でカラコレの作業効率UP

今回使うLUTはLogで撮影した動画をHDTVスタンダードのガンマ値Rec.709に修正するためのLUTです。

前回の記事でご紹介した最初のステップである「リフトとゲインの調整と彩度の調整」を自動で補ってくれるフィルターのようなモノです。

注意が必要なのは、全てのショットに対してLUTは必ずしも使えるモノでは無い、ということ。

LUTは正しい適正露出/ホワイトバランスで撮影された素材にLUTフィルターを使うことを前提としているので、正しく撮影されていない素材はLUTが正しく働きません。

カラコレ工程

LUTを適用するためのノード(Option+S)を作成

引用:You-Tube Channel Casey Faris

他のエフェクトと混ぜないようにLUT用に一つ新しいノード(NODE)を作成します。DaVinci Resolve12にLUTをインストールする方法は、ケイシー ファリスさんが別の映像で紹介しています。WindowsもMacも同じく簡単です。日本語訳はコチラから。

作成したノードに必要なLUTをあてます

ノードの上で右クリックをして3D LUTの中から必要なLUTを選びます。今回はDJIファントム3でLog撮影したものをRec.709に直すのに必要なLUTを選びます。

引用:You-Tube Channel Casey Faris

LUTをあてるだけで、すでにコントラストが出て映像がハッキリしました。必要に応じてリフト(シャドウ)とゲイン(ハイライト)を調整します。

マスクを作って微調整

今回カラコレに使われている映像は海に面した崖の上にある灯台のショットですが、灯台の建物の屋根がLUTをあてた後では、白飛びして色が消えてしまっています。これからマスクを作成してショットを部分的に調整していきます。

まずLUTのノードの手前に新しいノードを作成します。

この時に大事なのは、このマスクを作成するためのノードをLUTノードよりも上のレイヤーに置くことです。

引用:You-Tube Channel Casey Faris

そしてカーブを使って、必要な情報を修正していきます。この場合はミッドトーンが明るすぎて灯台の屋根の色がなくなってしまっていたので、それを暗くし、色を取り戻します。


引用:You-Tube Channel Casey Faris

マスクを使って必要な箇所にだけエフェクトが適応されるように選択します。

引用:You-Tube Channel Casey Faris

クオリファイヤーを使ってさらに細かく必要な場所にだけ、エフェクトがかかるようにマスクを作っていきます。

クオリファイヤーなどのカラー・キーイングに関してはBlackMagic Japanが正式なチュートリアルを提供してくれているので、そちらからどうぞ。クオリファイヤーについての説明は4:20あたりからになっています。

作成したマスクをトラッキングしてマスクが補正した場所から間違って移動しないようにします。

DaVinciのトラッキングはかなり強力なので、トラッキングしている前を何かが横切ったりしない限りある程度はうまくいきます。うまくいかない場合はキーフレームを打って、ある程度マニュアルで作業しなければならない場合もあります。

引用:You-Tube Channel Casey Faris

最後に映像の枠全体にグラデーションマスクを適用して、被写体をもっと目立たせます。

ワイドショットなど特に被写体を目立たせたい場合は新しいノードを作成して、マスクを作り、グラデーションマスクで被写体を際立たせます。


引用:You-Tube Channel Casey Faris

LUTの使い方は様々

LUTはフラットに撮影した素材をRec.709などHDTVスタンダードに補正するLUTや、スタイル(グレーディング)を作るためのLUT、撮影現場用のモニタリング用LUTなど様々な使い方をします。

ケイシーファリスさんのサイトのLUTを試してみるだけでも、同じドローンショットなのに違うような雰囲気を持たせることが出来ます。

引用:You-Tube Channel Casey Faris

今回はドローンに限って説明したのですが、これはドローンショットに限らずとも言えることなので、これを機にDaVinci Resolve 12でカラコレを始めてみてはどうでしょうか。

気になる制作ノートは、
クリップしておくと
あとからいつでも見返したりできます。

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