013_間違えやすい!レンズブラーの正しい使い方

2021.02.15 (最終更新日: 2021.09.06)

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こんちゃ!

映像クリエイターのサンゼです!YouTubeで映像制作のテクニックを分かりやすく解説しています。その他にも、映像編集の会社を経営や、国内最大級の映像編集者のオンラインコミュニティECHOの運営をしています。
[https://www.sanze-echo.com/community]

この動画で学べること
今回は「レンズブラーの使い方」をご紹介します。

・より自然なブラーをかけることができるようになる
・実際にカメラで撮ったような映像表現
・汎用性抜群

レンズブラーが使えるようになると
表現がよりレベルアップ出来るようになります!
▼チュートリアル動画はこちら▼

チュートリアルでは有料の静止画や動画素材を使っている場合があります。
まずは無料のおしゃれ写真サイト「Unsplash」などで作ってみましょう!"
https://unsplash.com/

▼作り方のステップはこちら▼

01_レンズブラーの間違った使い方をしていませんか?

今回は、カメラブラーを使うときの注意点をやっていきます!!
宜しくお願いいたします。

画面の周辺にぼかしをつけるときって結構ありますよね。
実は、間違った方法で、周辺ぼかしをしてる方が結構いるので、正しい周辺ぼかしの方法を紹介します。

ブラーをつけるときにやりがちなのが
調整レイヤーにブラーをつけて、マスクのぼかしで調整する。
というやり方をしてる人もいると思いますが、これだとブラーがダブってきれいにかかりません。(001)

正しい方法は「ブラーマップを用意する」ことです。
それでは早速やっていきましょう。

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02_レンズブラーの正しい使い方

まず、白と黒のマップを作ります。(002)

AfterEffectsのカメラブラーでは、白がボケて、黒はボケないことをことを念頭に置いて、マップを作成します。
この被写界深度を白黒で表したものを「Depth map-デプスマップ-」と言います。

調整レイヤーにブラー(カメラレンズブラー)を適用します。
先ほど作ったカラーマップを写真のコンポジションにのせます。
このマップは参照するだけなので、非表示にして大丈夫です。
ブラー(カメラレンズブラー)のブラーマップにこのマップを適用します。
するとちゃんとグラデーションでボケていくように、ちゃんとしたカメラのボケ感を作ることができました。(003)

ちょっとした空気感を出すときなどブラー半径10くらいでもいいと思います。(GIF01)

完成です!

ちょっとひと手間かかりますが、レンズブラーをつけるときはちゃんとブラーマップで作るようにした方がクオリティが一段階上がります。

いかがでしたでしょうか?
チュートリアルのトレースが出来るようになったら、オリジナル作品が作れるかテストしてみて下さい。

オリジナルに落とし込むことで理解が深まります。そうすると、生きたテクニックとして今後も活用することが出来ます。
オリジナル作品ができたら、コメント欄にURLを貼って教えて下さいね!

チュートリアルのプロジェクトデータを配布してます!

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