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こんちゃ!
映像クリエイターのサンゼです!YouTubeで映像制作のテクニックを分かりやすく解説しています。その他にも、映像編集の会社を経営や、国内最大級の映像編集者のオンラインコミュニティECHOの運営をしています。
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この動画で学べること
・無料プラグインのSaberの使い方を理解できます!
・かっこいい映像表現が可能
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Saberを使えるようになると
映像の幅が広がるのでとても便利です!
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▼SaberでコロシアムPart01はこちら▼
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▼使用プラグインリンク▼
https://www.videocopilot.net/blog/2016/03/new-plug-in-saber-now-available-100-free/
※チュートリアルでは有料の静止画や動画素材を使っている場合があります。
まずは無料のおしゃれ写真サイト「Unsplash」などで作ってみましょう!
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▼作り方のステップはこちら▼
今回はVideo Copilot社の無料プラグイン『Saber』を使って作るコロシアム後編です。
前回作ったセイバーの部分と名前パネルのネオンの部分を作っていきます。
その後、空間全体のクオリティーを上げていきます。
これが出来たらかなりスキルがアップするはずです!!
01_Saber(セイバー)ってなに?
Video Copilot社が提供している無料プラグインです。
スターウォーズのライトセイバーをからその名がとられました。
使い方は非常に簡単で、
平面レイヤーにセイバーを乗せるだけです。
プリセットも豊富にあり、見た目的にも非常にかっこいいです。
またセイバーの特徴としてテキストにも反映させることができます。
セイバーの中のcostomcoreのcoretypeをLayer Maskもしくは Text Layerにするとセイバーを文字に合わせて表示できます。
またパスに対しても適用可能です。
しかも、最初からアニメーションがついた状態なのがありがたいですね。
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02_Saberを作って柱を作る
では早速作っていきましょう!!
前回作ったアタリのコンポジションを使用します。
このシェイプレイヤーはアタリだったので非表示にしておきます。
新規平面を作成します。
色は黒にしておきましょう。
レイヤー名はSaberにしておきましょう。
これに、Video Copilot社のフリープラグインSaberを適用します。
Preset は Cellularを使っていきます。
まずは色見の調整をします。
Glow Colorをオレンジにします。
また下記のパラメータで見た目を調整します。
Glow Spread…グローの広がりを調整します。
Glow Bias…はグロー効果をさらに上げる。
Core Size…光の芯のサイズを変更
このような感じになるように調整てみましょう。(01)
柱が伸びていくアニメーションをつけます。
End Offsetにキーを打ちます0fで0%
一秒で 100%にしてセイバーが伸びるアニメーションをつけましょう。
イーズをかけるのを忘れずに(02)
なるべくガイドに大きさと、位置を合わせます。したに下げすぎてもやエフェクトが消えないように注意してください。
End Sizeを小さくして、先を細くしましょう。
Flicker Intensity を上げて少し明滅させます。
さて、普通のセイバーはよく見られているので、今回は複数重ね掛けでセイバーの魅力を引き出していこうと思います。
Glow Distortion
Wind Speed…もやの動きをゆっくりにします。
Core Distortion
Distortion Amout …芯の歪みを調整できます。
ではセイバーを重ねて一工夫ある見た目にしたいと思います。
なるべくガイドに大きさと、位置を合わせます。
したに下げすぎてもやエフェクトが消えないように注意してください。
End Sizeを小さくして、先を細くしましょう。
Flicker Intensity を上げて少し明滅させます。
さて、普通のセイバーはよく見られているので、今回は複数重ね掛けでセイバーの魅力を引き出していこうと思います。
セイバーレイヤーを複製します。
元のオレンジのやつは間違えていじらないようにロックをかけておきます。
Glow Color を青っぽくします。
Glow DistortionとDistortion AmoutのDistortion Amoutを一気に上げて歪みを大きくします。
レイヤーモードをスクリーンにします。
すると、見た目がまた違った雰囲気になりました。
青いセイバーは最後まで伸ばさず、
End Offsetを50%にして、下半分だけまで表示させるようにします。
するとこんなかんじになりました。
面白い見た目になってかっこいいですよね。(03)
さらにもう1レイヤー追加してみましょう。
ここにエフェクト → ディストーション → タービュレントディスプレイス を適用します。
これは物をゆがませるエフェクトですが、セイバーの項目だけで動きを変えても、結局セイバーになってしまうので、別のエフェクトを重ねることで、少し毛色の違ったエフェクトに名なります。
CC Vector Bureを合わせてもいい感じになります。
普通に作ったものと、違ったものができたかと思います。(04)
出来たものを一度レンダリングして書き出します。
パーツとして書き出せるものは書き出しておきましょう。
メインのコンポジションに戻って、このセイバーの柱の素材をスクリーンにします。
エフェクトのグローを2つ重ねます。
このグローを全ての柱コピーさせます。
柱が奥から順番に出るようにレイヤーの位置を階段状にします。(05)
道をのラインをセイバーを作成します。
少し横着なやり方ですが、一番置くのセイバーの柱を複製します。
X回転を90度にして、スケールのYだけ伸びるように、アニメーションをつけます。
すると、バックトゥザフューチャーの走った後のような伸びていく道が出来上がりました。(gif01)
これで、道の部分のセイバーが完成しました。
グローが沢山かかっていて、動きが重くなっています。
このエフェクトのマークを解除することで、エフェクトを表示させなくすることができるので、今はこれを解除しておきます。(06)
03_プロフィールパネルを作っていこう
スピンの開始位置のタイムで、コンポジションをクリックすると、その秒数の状態でコンポジションの中に入れます。
この状態で、回転開始と、終わりの位置に目印のマーカーを置いておきましょう。(07)
それではガイドはもう消して大丈夫です。
新たにパネルを作成します。
ガイドの大きさに合わせて、シェイプレイヤーでこのようなパネルを作りました。(08)
名前をbaseにしておきます。
決まり位置でシェイプのパスにキーフレームを打ちます。
回転開始位置で小さくなるようにパスにキーフレームを打ちます。
パスを複数選択した状態でshiftを押しながら↑キーを押すと、一気に動かすことができます。
パスアニメーションにイーズをかけておきます。(09)
ネオンを作るため平面レイヤーを作成します。名前をneonにします。
このレイヤーパスを書きます。
エフェクト → 線 を適用します。
伸びていく線を作りましょう。
グローをかけてネオンっぽくします。
グローを重ね掛けしていくと、さらにいい感じ光ります。(10)
neonがチカチカするように不透明度にwiggleのエクスプレッションを追記します。
wiggle(12,20)
neonを複製して、180度回転して下にも、配置します。
真ん中のパネルに動きをつけます
エフェクト → トランジション → カードワイプ を適用します。
パネルが上に伸びる動きと合うように、neonの位置にもアニメーションを追加します。
真ん中のパネルの不透明度を80%くらいにします。
丸い黒丸を用意し、ふちをぼかしてルミナンスマットでくり抜きます。
ベタっとした感じが無くなりました。
これでタイトルベースができました。(gif03)
テキストを作成します。
そのテキストにグローをかけましょう。
アニメーションプリセットのテキストインの中にあるデコーダーフェードインを使うと、ランダムに文字が発生して、ランダムに消すことができます。(gif04)
メインコンポジションに戻りましょう。
パネルが少しベターとしてるので、このコンポジションをコピーしてスクリーンで重ねます。
奥の扉を光らせます。
扉のレイヤーを複製します。
ctrl + shift + Y で平面レイヤーの色を直接変えることができます。
色を少し黄色っぽくしてグローを重ね掛けして光らせました。
煙を追加します。
すみません、これは実写素材を使用しました。
今キャラクターと背景の前後関係がおかしく表示されています。
3Dレイヤー同士だと、どうしてもこういうことが起きてしまいます。
こういう時は2Dレイヤー(調整レイヤー)をレイヤーの間にはさむと、強制的にその上の3Dレイヤーを前面に持ってくることが出来ます。(11)
全体的にカラコレをかけていきます。
最背景に少し色を浮かせた黒を敷しておきましょう。
ビネット(周辺落とし)を作成します。
調整レイヤーを作成します。
楕円ツールをダブルクリックすると、コンポジションサイズに合わせて楕円のマスクを作成できます。
境界のぼかしを上げて、トーンカーブで、色味を落とします。
さらに調整レイヤーを作成し、うすくグローを乗せます。
また、調整レイヤーを作成し、トーンカーブで色見を整えます。
モーションブラーを追加して、レンダリングして一度確認します。
最手前にセイバーの柱を追加しました。
お疲れ様でした!!これが出来れば、かなり力がついたかと思います!!
いかがでしたでしょうか?
複雑にみえるシーンもパーツ事に分けたりして作ったり、
また、カメラのアニメーションを最初につけておくことで、後から悩まなく済むこともあります。
ディティールにこだわりたい気持ちはわかりますが、まずは、
気持ちいい動きになっているかを初めに検証して作っていく事をおススメします。
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