2021.09.29 (最終更新日: 2021.10.27)

映像制作者のためのデータ管理術 HDDとSSDはこう使う!

Sponsored by 日本シーゲイト株式会社


はいどうもこんにちは!
今回は、映像制作者がオススメするHDD、SSDということでやっていきたいと思います!

映像制作者にとって、記憶媒体、ストレージといいますが、めちゃくちゃ重要じゃないですか。

僕はメインでSSD、作業用のHDD、バックアップ用のHDD、バックアップ用のクラウドといった感じでガチガチに管理しています。
というのも仕事をする上で、「データが消えましたー!」はもう大問題になるんですよね。

特にTVCMとかクライアントが大きくなればなるほどここの言い訳ができなくなっていくのでやっぱり、そこの体制をしっかり整えるっていうのと、そもそも壊れにくいストレージを使っていくっていうのが非常に重要になってきます。

映像をやってて、HDDとかSSDにこだわってる人ならご存知の方多いと思うんですけど、Seagateっていうメーカーがあって僕はそこのHDDとSSDを使ってるんですね。

今回は「は?耐久性?なんそれ?」って人にもわかりやすくHDD、SSDの基礎知識から、どんなものを選べばいいかをご紹介したいと思います!

で、せっかくなのでSeagateさんにお声がけしてM.2 SSDをお借りしたので紹介も含めてやっていきたいと思いまーす!
それではいってみましょう!

動画で見たい方はコチラ!

【3DCGクリエイター必見】人気企業であなたの3DCG技術を活かしませんか?

PR:映像業界の転職ならVookキャリア

HDDとは、SSDとは

ご存知の方多いと思いますがまずは超基礎的な部分からやっていきます。

まずHDDですが、よくみるこんな感じのやつですね。
この中でディスクが回転していてヘッドって呼ばれる部品で読み書きしているという感じです。

なのでハードディスクは物理的に動作しているので回転音と、ヘッドが動く音がするんですよね。

対照的にSSDはSDカードとかUSBメモリをイメージしていただけるとわかりやすいのですが、物理的に動作するパーツが全くついてないので小型化がしやすかったり、HDDよりも処理速度が速くなります。

HDDとSSDのメリット・デメリット

次に、HDDとSSDのメリットデメリットをまとめてみました。

まずHDDのメリットですが、現状だと容量に対してのコストが安いです。単体のHDDで今14TBとか大容量が保存できるものが出ているので1つで保存できる容量が多いのもメリットになります。

対してデメリットですが、物理的に駆動している構造上、衝撃に非常に弱くて雑に扱ってると壊れますし、HDD自体が回転しているのでたくさんつけていると共振が発生してその振動でもやられたりします。

なのでHDDを買う際はここの耐久性がどれくらいあるかというのを気をつけて見ないといけないということですね。

※RV センサーが搭載されているHDD(例えば、IronWolf)なら、複数台搭載した際の共振を避ける機能を備えています。

対してSSDですが、基本的に良いことずくしなんですが、容量に対してのコストが高いのと、1つで記憶できる容量が今だと2TBが実用範囲なので、コスパ、単体容量の面でHDDに劣っているという感じになります。

アクセス速度

次に重要なアクセス速度についてやっていきます。
このアクセス速度については結構色んな要素が絡んでくるので、是非この機会に覚えておくと便利なので紹介したいと思います。

アクセス速度に関わる要素が3つあって
1. ストレージ速度
1. ケーブルの転送速度
1. 受け側(PC)の転送速度

この3つの条件が関わってきます。
1つこちらの外付けSSDを例に挙げてみると

SSDの転送速度:2000MB/秒
ケーブル(USB 3.2 Gen2x2)の転送速度:2,500MB/s(20Gbps)
PCの転送速度(USB3.0):625MB/s(5Gbps)

  

この場合はですね、SSDとケーブルの速度は十分なのですが、PC側がUSB3.0っていう速度の遅い差込口にさしてしまったがばっかりに速度は1秒辺り625MBしか出ないんですよね。


なので、PC側でちゃんとUSB3.2 Gen2っていう差込口があればそちらに差し込んであげると、1秒辺り2000MBという本来のSSDのポテンシャルを出すことができるというわけです。

要はこの3つの条件の最小の数値が実際の速度になるということなので、この3つの関係を理解しておくことが重要なのかなと思います。

SSDの転送速度とかは購入する際に普通に書いてあるので、メーカーが記載している速度を確認すればいいかなと思うのですが、ケーブルですよね、これがややこしい。

全く同じ見ためなのに全然速度が違うので、改めてこちらの表にケーブルごとの速度をまとめてみました。

こんな感じです!
いまだとUSB3.2 Gen2とか、Thunderbolt3がストレージで一番早い規格になるので、その辺りを受けられるPCを準備するのと、ケーブルもこの規格のものを購入すればポテンシャルを引き出せるかなと思います。

今回外付けSSDとしてSeagateさんのFireCuda Gaming SSDというものをお借りしたのですが、こちらがUSB 3.2 gen 2で、最高2000MB/秒!1秒あたり2GB転送できるスピードになりますね。

外付けSSDの類だとこの2000MB/秒っていうのが基本的に現状の最速外付けSSDになるので、もし買う際はスピードをチェックすることをオススメします!

ただ先ほども言った通り、そのケーブルの規格がPC側で受けられるようになってないと意味がないのでそこは要チェックです!

ちなみにこの外付けSSD、僕はじめて触ったんですけどケースがアルミになってるので放熱性も良さそうなので使ってみたいと思います!
ちなみに5年保証もついてるらしいです。

ただ例外がありまして、内蔵の場合ですね、この場合も解説しておこうと思います。

まず内蔵HDDですが、基本的にSATAケーブルで接続することになります。各HDDにどのSATAの規格なのかは書いてあるのでチェックしてもらえればと思うのですが、SATAケーブルごとの転送速度はこんな感じになります。

SATA 3.0の規格が一番多いと思うので、大抵は転送速度が600MB/sになるのですが、HDDには回転数っていうのもあってこれが多いと転送速度が速くなるのですが、7200rpmが一番広く使われている回転数で、いっても転送速度が実数値で200MB/sくらいなんじゃないかなーと思います。

なのでHDDに関しては、そもそもHDD自体の転送速度が低いので、そこまでケーブルについて気にする必要性は低いかなと思います。

逆にSSDの方は速度がめちゃくちゃ出るのでここは気にしておかないといけません。内蔵のSSDは2種類あって、SATAケーブルで接続するSSDと、マザーボードに直接差し込むM.2 SSDというものがあります。

結論から言うと、直接差し込むM.2 SSDが速度がめちゃくちゃ早いので、どうせ内蔵を選ぶならこちらをオススメします。

どのくらい早いかっていうと、今回Seagateさんからお借りしたこのFireCuda 520というM.2タイプのSSDなのですが速度が理論値で1秒辺り5000MB出るモンスターなんですよね。

さっき言ったようにSATA3.0の規格だと理論値でも1秒辺り600MBが関の山なので、単純計算でも約8倍の速度差が出てくることになります。

なので、個人的には1台せっかく内蔵SSDを選ぶならM.2タイプをオススメ してます!

購入はこちらから
https://www.amazon.co.jp/stores/page/AAC2AD9B-4FB9-490C-BCE3-6BAF6AB0ECF7?channel=vook_edm_sep2021

選ぶ基準

では次に!HDDとSSDを選ぶ基準なんですが、これはひとえに耐久性!! につきます。

大事なデータを保存するわけなので、壊れたら元も子もないですよね。

HDDの耐久性についてなのですが、これはメーカーが発表しているものよりも、実際に耐久テストを行った結果のリストがあるのでそちらを見るのが早いのかなと思います。

毎年Backblazeというクラウドを提供している会社が、16万台近くをテストした結果の故障率レポートを出しているのでそちらが1つ参考になるかなと思います。

こちらの表が2021年最新のHDDの故障率レポートになります。
こちらが新しく導入したHDDと、ずっと使っている古いHDDもごちゃ混ぜになった統計なので、必ずしも100%信頼できるものではないのですが…古いHDDは壊れやすくなるのは当たり前ですしね。

これを見るとHGST、Seagate、Toshibaの3つのメーカーが採用されているのがわかります。

基本的に故障率はほぼ1%以下なのでどれも信用はできるのですが、Drive Countという項目を見ると、検証した台数がわかります。

これを見るとSeagate製のHDDを断トツに採用しているのがわかりますよね。

なので僕はこういった専門の会社が一番選んでいるメーカーは間違いない!という理論の元、Seagate製のを選んでいます。

僕が個人的に使っているのがこのリストにはないのですが、Seagateさんが耐久性の面でイチオシしてるプロ向けに出しているIronWolf Proっていうモデルです。

メーカーが発表している24時間365日フル稼働時の年間故障率は0.73%なので相当低いですよね。

元々選んだ理由が、僕は割と早めに独立して個人でずっと映像制作をやってきたので、こういった情報が疎くてですね、色々制作会社をやっている方とか、こういうのに詳しい方に教えてもらった結果IronWolf Proはいいよ!とオススメしてもらったのでそれ以降使っています。

メーカー保証もしっかりしていて、5年保証と、データ復旧保証が3年間ついているので個人的にはそういう点でも安心かなと思ってます。

次にSSDの耐久性なのですが、TBWという耐久性能を表すものと、MTBFっていう平均故障間隔を表すものをチェックするのがいいんじゃないかなと思います!

これはメーカーが各SSDごとに明記していると思うのでそれをチェックしてもらえればなと思います。

で、今回僕の好きなSeagateさんからこちらのFireCuda 520っていうM.2 SSDをお借りしたんですけど、こちらの耐久性を見ていきましょう!

まず、TBW、総書込量ですね。
こちらが3600TBWとなっています。

映像制作者なので、結構な容量を毎日扱うと思うのですが、例えば100GBのデータの書き換えを1日8時間毎日行った場合、1年間で292TBになります。総書込量が3600TBなので、約12年使える計算になります。

ストレージの寿命は3年!とか言われる中、理論値とは言え12年はすごいですよね。


次にMTBF、平均故障間隔ですね。
これが1回故障してから次に故障するまでの時間を表す指標なんですけど、こちらが180万時間と明記してあります。年計算すると205年以上になるので、普通に使ってれば基本的には壊れないということでいいんでしょうかw

ただ総書込量があるので、そこの数値まで達しない限りは壊れない自信があるということなんでしょうね。

あとSeagateさんからここがウリだよ!と教えてもらったんですが
もし何かあったときでも5年間の補償と、データ復旧サービスが3年間無償らしいのでご安心を! とのことでした。

とはいえ突然壊れるのも怖いじゃんということで、これも追加で情報いただいたのですが、SeaToolっていうSSDの健康状態監視ソフトがついてくるので、これでチェックしていれば壊れそうな時はわかるらしいです!

ダストマンおすすめのストレージ構成

はい、といった感じでズダダダダーっと、HDD、SSDについて解説していきました。

基本的にこれくらい知っておけば問題ないのかなと思いますが、じゃあ実際にどういう構成でやるのがオススメなのかってところまで落とし込めたらなと思います。

コスト面とかを含めて現在僕がオススメしているストレージの構成はこんな感じになります。


まず、OS・ソフトウェア用ですが、これはM.2ほどの速度は必要になる優先度が低くなるのでSATA接続のもので大丈夫だと思います。

次にかなり重要になってくるのがキャッシュ用のM.2 SSDですね。
これはキャッシュ単独で1枚使うのをオススメします。

キャッシュっていうのはAfter Effectsでいうとこちらの設定の方から保存先を決められるのですが、再生するときに一旦指定した場所にデータが保存されて、次再生するときはこの保存されたキャッシュデータを使って素早く再生させるためのものです。

特に映像制作ソフトの場合だとこのキャッシュへのアクセス頻度ってめちゃくちゃ高くてですね。After Effectsの場合だと再生する度にキャッシュが書き込まれて、読み込まれるっていう状態になっています。

なのでここの読み書きのスピードが早いと作業がもちろん快適になりますし、読み書きの回数が多いので耐久性の高いストレージを選ぶ必要性が出てきます。

そういう理由もあって今回紹介したFireCuda 520はここに最適なんじゃないかと思っています。

で、この話をSeagateさんに「って思ってるんですけどどうですかね?」ってお聞きしたら

「確かにM.2 SSDはキャッシュ等のいわゆるランダムアクセスするデータには最適だと思います。今までユーザーの方から使い方について聞いたことがなかったので目から鱗でした!」

とご回答いただいたのでメーカーさんお墨付きの使い方でした!

そして次に速度が必要な作業用でM.2 SSDをあげているのですが、例えば4Kの映像データだったり、RAWの映像データなんかを扱う時は単純にストレージの速度が足りてないとまともに再生ができないので必要になってきます。

最後に通常作業用ですね。
最近は先ほども紹介したとおり、外付けSSDの速度もかなりあがってきているので、通常作業に使ってもいいと思います。

ちなみに僕はPROMISEのPegasus32 R6っていうHDDが6台ささったやつを使っています。ただコチラに関しては結構高いんで、一般的に導入するのはちょっと難しいかなーと思うので、まずは外付けSSDとかから導入するのがいいのかなと思います。

最後にバックアップ用ですね。
ここに僕はIronWolf Proを使用しています
こういった3.5インチのHDDをUSB接続できるものでバックアップするデータを全部うつして、100均に売ってるこのプラスチックケースの中に入れて、防湿庫に入れて管理しているという徹底ぶりです!

最後に、バックアップに使っているクラウドなんですが、僕はDropboxを使用していまして、こちらに完パケの映像データと、プロジェクトファイル、あとはオリジナルで作ったデザインデータを入れています。

容量がかさむ映像素材なんかはクラウドには上げてません。
僕はエディットのみを担当することが多いので、プロダクションとかカメラマンさんが基本的に撮影素材はもってくれているので保管しなくてもいいんですけど、まぁ一応ということでHDDに保管してる感じです。

といったちょっとやりすぎなくらいの素材管理方法なのですが、ここまでやれればデータ損失することはないかなと思って僕はやっています。

こういったデジタルデータを扱う仕事で一番怖いのがデータが消えることなので、それが防げればいいなと思ってます。結構データ損失して復旧するのにウン十万かかった話とかも聞きますしね。

また、みなさんのお知り合いの中で、ストレージの知識に不安そうな人を見かけたらこちらの動画を共有していただけるとみんなハッピーになれるんじゃないかなと思います!

というわけで映像制作者にオススメのHDD、SSDということで紹介させていただきました。

ありがとうございました。

▼関連動画

頭が燃えながら高速SSDのレビューするやつ【制作メイキング・素材配布あり】

Seagate製品アマゾンストア
https://www.amazon.co.jp/stores/page/AAC2AD9B-4FB9-490C-BCE3-6BAF6AB0ECF7?channel=vook_edm_sep2021

27記事を保存
記事を保存しておくと、
あとから見返すことができます。

コメントする

  • まだコメントはありません
Dustman

Dustman@Dustman

フリーの映像屋さん。 TVCMをメインにモーショングラフィックス、CG、VFXを作ってます。 あと色んな映像の作り方の Youtube【ダストマンTips】やってます。

Dustmanさんの
他の記事をみる
記事特集一覧をみる