『ガンニバル』や『ガス人間』で世界中を驚愕させ、グローバルな共創を重ねる片山慎三監督。言葉や文化が異なるなかで、なぜその作品は世界中の観客の心を捉えて離さないのか?
ジャンル表現を普遍的な人間ドラマへと落とし込む演出の真髄から、海外スタッフとの連携、作家性を世界と接続させる思考まで。配信などで世界へ作品が届くチャンスは広がった。だが、そこで本当に観客の心を捉えるには、表現をどう進化させていくべきか。 第一線で挑み続ける片山監督の創作論に迫ります。
1981年生まれ。大阪府出身。中村幻児監督主宰の映画塾を卒業後、オムニバス映画『TOKYO!』(2008)のポン・ジュノ監督パート、ポン・ジュノ監督『母なる証明』(09)、山下敦弘監督『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)、『味園ユニバース』(15)などに助監督として参加。監督、製作、プロデューサー、脚本、編集を担当した『岬の兄妹』(19)では、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018 国内コンペティション最優秀作品賞、観客賞、日本映画批評家大賞 新人監督賞を受賞。各界の多くの著名人が絶賛し、異例のロングランを記録するなど、鮮烈な長編映画デビューを果たす。2022年、商業長編映画デビュー作となった『さがす』が公開され、日本映画監督協会新人賞、第47回放置映画賞監督賞、第14回TAMA映画賞 最優秀新進監督賞を受賞。さらに、チーフ監督として参加したDisney+オリジナル配信ドラマ『ガンニバル』が大きな話題を呼び、飛躍の年となる。さらに、2026年、監督を務めたNetflixドラマシリーズ『ガス人間』が記録的な大ヒットとなった。国内外の映画関係者からその才能を絶賛される、いま最も注目を集める新進監督の一人。
演出・撮影・編集からグレーディングまで担当するスタイルで広告映像やMVを制作。無印良品のパリでのプロモーション映像"TOKYO PEN PIXEL"では世界三大広告祭のひとつONE SHOWや、アジア最大の広告祭ADFEST、Spikes Asiaをはじめ数多くのタイトルを受賞。Eテレ『テクネ 映像の教室』では、プロデューサーを、TVドラマ『乃木坂シネマズ』『封刃師』『インフォーマ』『憑きそい』では監督を担当。映画「ガチャ-廻世界-」2027年2月公開。