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3D回転するアイコンアニメーションの作り方【After Effects チュートリアル】

回してぇ!!!

そう思ったことありますよね?
アイコンの3D回転…、それはモーショングラフィックスの仕事だと避けては通れない道。
今回はぐるぐるアイコンの簡単なやり方を紹介します。

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コンポジションの設定

コンポジションを1500×1500の正方形で作成しておきます。

②アイコンを円状に配置

ガイドラインを引きます。
楕円形ツールコンポジションの真ん中に正円を作ります。
この時中心点がズレてしまうと、回転させたときに軸がズレるので注意してください。

このガイドに沿ってアイコンを円状に配置します。
ここは作品に合わせて数が変わると思うので
等間隔に配置することだけ意識してください。

③アイコンの出現アニメーション

スケールのアニメーションをつけていきます。
今回キメのアイコンサイズがスケールの10%なので
それを基準にアニメーションを作っていきます。

0f→0%
5f→12%
7f→10%

こんな感じでちょっと余韻が残るアニメーションにしました。
最後に1つづつ出現させたいので
3フレームづつレイヤーをズラしておきます。

最後にアイコンを全て選択し、3Dレイヤースイッチをオンにして
X回転を-90°にして手前に傾くようにします。

ガイドにしたシェイプレイヤーは非表示にしておいてください。

プリコンポーズとコラップストランスフォーム

レイヤーを全て選択肢、プリコンポーズします。
プリコンポジション3Dレイヤースイッチをオンにし、
コラップストランスフォームのスイッチもオンにします。

こうすることでプリコンポジションが3D化します。
X回転を-90°にしておいてください。

⑤回転&回転&エクスプレッション

プリコンポジションと元のコンポジションのウィンドウを横並びにしておきます。
プリコンポジション内のアイコンのY回転をAltキー(Optionキー)を押しながらクリックし、渦巻きのアイコンをドラッグして元のコンポジション内のプリコンポジションのZ回転に紐づけます。

紐づけると文字列が表示されます。
その文字列の頭に半角のマイナス【-】を打ち込んでおいてください。

これでプリコンポジションのZ回転をグルグル回しても
全てのアイコンが常にこちらを向いてるような感じになったと思います。

最後にプリコンポジションのZ回転をAltキー(Optionキー)を押しながらクリックし、その中に【time*-20】と打ち等速回転を追加します。

最後にカメラを作成し、俯瞰か煽りかの角度をつけてあげて、被写界深度をつけると完成です!!

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Dustman

Dustman@Dustman

フリーの映像屋さん。 TVCMをメインにモーショングラフィックス、CG、VFXを作ってます。 あと色んな映像の作り方の Youtube【ダストマンTips】やってます。

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