2018.11.30 (最終更新日: 2019.12.27)

DaVinci Resolveが立ち上がらない、インストールできないときに試してみたい7項目

「さあ、DaVinci Resolveを試してみよう!」とDaVinci Resolveをダウンロードしたのに、そもそもDaVinci Resolveを開始できないことが(ごく稀にですが)あります。そういうときに試してみてほしい項目をご紹介します。

ここに記載されている方法は次のような問題に対処できます。

  • 起動しない
  • インストールできない
  • 起動時、「プロシージャ エントリ ポイント」云々というエラーメッセージが出てくる

1. GPUドライバのアップデート

DaVinci ResolveはCUDA、OpenCL、またはMetalというGPU演算フレームワークによって動作しています。ですのでGPU関係が原因で立ち上がらないということは十分に考えられます。

使用しているGPU(グラフィック)のドライバは最新でしょうか。最新ではない場合にはアップデートしてみてください。グラフィックドライバの再インストールも試す価値はあります。

GPU演算フレームワークにもバージョンがあります。DaVinci Resolveは、OpenCLについてはバージョン1.2以降、CUDAについてはComputer Capability 3.0以降を推奨しています。Metalは基本的になんでも大丈夫です。

NVIDIAのGPUを使用されている場合、そのCUDA Computer Capabilityバージョンを確認するにはこちらのページをご覧ください。かなり古いNVIDIA GPUのCUDA Computer Capabilityバージョンについてはこちらでご覧になれます。

GPUのモデルが古いモデルだと上記の要件を満たしていない恐れがあります。その場合は残念ながらDaVinci Resolveはお使い出来ない可能性が高いです。

スペックに難があるなら、マシンの買い替えも視野に入れる必要があります。マウスコンピューターさんのDaVinci Resolve推奨PCは、アフォーダブルかつパフォーマンスが優れているのでオススメです。

NVIDIA GeForceを使っている方は、Studioドライバーを試してみるという手もあります。

2. DaVinci Resolveの再インストール

DaVinci Resolveの再インストールで問題が解消される場合もあります。DaVinci Resolveをアンインストールしてから、再度DaVinci Resolveをアンインストールしてみてください。

Windows 10では「アプリと機能」、Windows 7では「プログラムと機能」からアンインストールできます。

MacではアプリケーションフォルダのDaVinci Resolveフォルダから、Uninstall DaVinci Resolveを使用してアンインストールしてください。

3. 管理者権限でアンインストール、インストール

通常の手順で再インストールをしても、WindowsでDaVinci Resolveがうまくインストールできないことがあります。“A newer version Resolve is already installed, please uninstall it in Control Panel first.” というメッセージが現れます。

ユーザーとしてログインしてアンインストールした場合、完全に関連データを削除することができないようです。DaVinci Resolveがうまくインストールできない場合には、管理者権限にてアンインストールと再インストールを実施しましょう。

4. GPUの指定

"DaVinci Resolve could not find any OpenCL capable GPUs. Would you like to review and update your DaVinci Resolve Hardware Configuration?"というエラーメッセージが出てくる場合には、環境設定を開くことができます。「コンフィギュレーションをアップデート(Update Configuration)」を押しましょう。

Memory and GPUというタブから、GPU processing modeという項目でOpenCLを選びます。通常はこの項目はAutoになっています。OpenCLはパフォーマンスは優秀とは言えませんが、最も汎用性が高いGPU処理モードですので、こちらでOpenCLと指定することでちゃんと起動する可能性があります。

5. GPU設定の初期化

上のGPU処理モード(GPU processing mode)の設定を変えたおかげで、逆に事態が悪化してしまうこともあります。その場合、GPU処理モードの初期化が必要です。この方法はGPU処理モードの項目で間違った設定をしてしまい、DaVinci Resolveが立ち上がらなくなってしまった場合に有効です。

以下の.datファイルを指定のパスに入れてください。

.datファイル
https://drive.google.com/file/d/17iroFJ6ipJ-26zya_1IRZH7MDgx7A5ft/view?usp=sharing

Mac
/Library/Preferences/Blackmagic Design/DaVinci Resolve

Windows
C:\Users<username>\AppData\Roaming\Blackmagic Design\DaVinci Resolve\Preferences

datファイルにはDaVinci Resolveの環境設定の設定内容が保存されています。既存のconfig.datファイルは削除して構いません。この.datファイルは初期設定に戻っているGPU処理設定を含んでいるので、この処理を経ることで、DaVinci Resolveの起動に成功する可能性があります。

6. 関連ファイルを全部消す

これはどちらかというと最後の手段に近いです。一度全てのDaVinci Resolve関連のファイルを削除して、再度インストールをします。

Mac

  • /Applications/DaVinci Resolve
  • /Library/Application Support/Blackmagic Design/DaVinci Resolve(15から継続して使用されている方は、ここにはデフォルトのプロジェクトデータベースが含まれるので削除する際はご注意ください
  • /Users/(ユーザー名)/Library/Application Support/Blackmagic Design/DaVinci Resolve(16から新規にインストールされた方は、ここにはデフォルトのプロジェクトデータベースが含まれるので削除する際はご注意ください
  • /Library/Preferences/Blackmagic Design/DaVinci Resolve
  • /Users/(ユーザー名)/Library/Preferences/Blackmagic Design/DaVinci Resolve
  • /Users/(ユーザー名)/Library/Preferences/com.blackmagic-design.DaVinciResolve.plist

Windows

  • C:\ProgramData(隠しファイル)\Blackmagic Design\DaVinci Resolve(ここにはデフォルトのプロジェクトデータベースが含まれるので削除する際はご注意ください
  • C:\Program Files\Blackmagic Design\DaVinci Resolve
  • C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Blackmagic Design\DaVinci Resolve

WindowsのProgramDataという項目は、通常の設定では見つかりません。ダイアログの上部の「表示」より「隠しファイル」を選択する必要があります。

Windowsだとそれでもレジストリが残ってしまっていることがあるので、その場合には一般に流通しているお掃除ソフト(Microsoft社が出しているツールIObit Uninstallerなど)を使ったほうがいいかもしれません。

7. OSの再インストール

これは本当に最後の手段です。もし可能ならOSのアップデートも試す価値があります。ここに至る前に問題が解決していればいいのですが・・・・・・。

「立ち上がったのはいいけど、今度はパフォーマンスに問題がある。一難去ってまた一難」という方はこちらの記事をご覧ください。

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