【Vook映像研究所】LiveShell Xはライブ配信最強のエンコーダーだ【Inter BEE2018】

Inter BEE2018配信の裏側をお見せします!

Inter BEE 2018ではVookは『映像研究所』と題して3日間Meet UPスペースの特設ステージでライブ配信を行いました。まずはじめに関わってくださったすべてのみなさまありがとうございました。

配信先としてはFacebookとPeriscope(ツイッター)に送信を行いました。また配信内容を収録しアーカイブの収録も行いました。

配信内容についてはVookノートにて紹介されているのでぜひそちらも御覧ください。

こんな形で3日間配信をしていました!

Cerevoの LiveShell Xはスイッチング映像配信に欠かせない機材

Inter BEE2018での配信において、写真には写っていないとても大切な機材がありました。

 
それがLiveShell Xです。仕込み図では赤く丸されています。LiveShell Xが無ければ今回の配信はできませんでした。

 (LiveShell Xはこんな見た目の機材)

今回はLiveShell Xがどんな機材なのかと、実際にInter BEEの配信で使った例を合わせてレポートします。
これから本格的な配信をしてみたいという方の参考になれば嬉しいです。

映像を単体で複数の場所に配信できるのがLiveShell Xのすごい所

スイッチャーを使う映像配信の現場では、スイッチングした映像をインターネットに配信するために変換する必要があります。この工程で何か失敗が起こってしまうと配信が止まってしまうので、絶対に失敗できないポイントの1つです。

これにはいろいろなやり方があり、普通はパソコンとキャプチャーなどの機材が必要になってきます。また、失敗しないためには、映像配信をするためのパソコンと映像が実際の配信を確認をするパソコン2台が必要です。

映像配信にはテロップやVTR用などでもパソコンが必要になります。パソコンを増やすほどシステムが複雑になり管理が大変になり、それだけ失敗も起こりやすくなってしまうのでパソコンの台数はなるべく減らせたほうが無難です。

そんなときに役に立つのがLiveShell Xです。LiveShell Xではスイッチングした映像を入れるだけで配信を行うことができます。設定を事前にしておけば配信用に1台パソコンを用意する必要ありません。このためシンプルな構成でライブ配信を行うことができます。

LiveShell Xであれば同時に3つの場所へ配信をすることができます。つまり、FacebookとTwitterとYoutubeにLiveShell X1台で同時に配信をすることができます。
これはパソコンとキャプチャーでやろうとするとかなり大変なので、機材1台でこれができるのは現場での負担がものすごく減ります。
InterBEEでの配信もミニマムなチームで行っていたので、配信管理にそこまでコストがかけられる状況ではありませんでした。その中でLive Shell X1台の管理でFacebookとTwitterへの送出ができたので、チームの負担を大きく減らすことができました。

RTSPサーバーで低遅延プレビューができる

LiveShell XにはRTSPサーバーモードという機能が搭載されています。これは同一ネットワーク上からLiveShell Xで配信している映像にアクセスできるようになるモードです。
このメリットは配信される映像を低遅延(1~2秒遅延)でモニターできることです。実際にライブ配信される映像は約30秒から1分くらいのラグがあります。つまり何か失敗をしてもそれだけ気づくまで時差が生じます。このRTSPでモニターをすれば1~2秒程度の遅延でミスに気づくことができ、より早く問題に対処することができます。
この機材特有の機能なので少しなれるのが大変ですが、使いこなせるとかなり便利です。

LiveShell はDashboardにログインして使う

LiveShellは専用サイトであるDashboardにログインして使います。
サイトはこちらから: https://shell.cerevo.com/remote/

初期設定のときにアカウントの紐づけをしたり、ネットワークの設定をするのですが今回はそこは省略をします。
配信系の機材なので設定がカメラなどとは異なる点もあるので、事前にマニュアルを見ながら設定するのがおすすめです。

マニュアルのURL:https://liveshell-manual.cerevo.com/ja/category/liveshell-x/

ダッシュボードにログインするとこういう画面になります。ここで回線状態をモニタリングしたり、配信やLiveShell X本体の設定を変更することができます。先程も書きましたが、設定だけ事前にしておけばパソコンなしで配信できます。

音量や、ビットレートといった細かい内容を細かく調整することができます。ビットレートの最適値は配信プラットフォームでかなり異なるので手動で調整できてかなり助かりました。ビットレートを調整することができるとあまり回線状況が良くない時などでも柔軟に対応することができます。

LiveShell Xは安定性が高い【実際に運用してみて】

今回のInter BEEの運用でわかったのはLiveShell Xの安定性の高さです。
まず、パソコンと違い複雑な機能がないので、人為的な失敗が起こりにくいです。本当にこのエンコーダーの部分でトラブルが起きるとライブ配信は大失敗なので、失敗が起こりにくい仕組みは大切だと思います。

次にハードとしても非常に安定性も高いです。3日間連続配信していましたが、一度も止まったり電源が落ちることがありませんでした。またLiveShellには屋外で使うためにバッテリーが内蔵されていますが、これは電源がもし抜けたときの非常電源にもなるので安心につながりました。

使っていて少し使いづらかったのは、HDMIしか映像入力がないことです。
HDMIは抜けやすいのでSDIで入力ができるとロックができ安心できると思いました。
ラックなどに組み込むのであればHDMIでも問題ありませんが、仮設の現場だとどうしても抜けるリスクがあるので値段が上がってもいいのでSDI端子があるモデルがあればそちらをより使いたいと思いました。
またRTSPサーバーではなくて、Live Shell XからスルーのHDMIが取れるとより確実にモニターできると思いました。

HDMIでも抜けにくいように対策はできますし、ちょっとHDMIスルーやSDIが付くと筐体が大きくなったり、値段が高くなりそうなので、現状の価格でこの機能であれば業務で配信をするなら持っていてよい機材だと思いました。現場によっては1~2人必要な人を減らすことができる機材なので、おすすめです。

Inter BEE の配信アーカイブとノートはこちらからどうぞ

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