Vimeoでは今年、Staff Picksの10周年を記念してVimeo Staff Picks Best of the Year 2018を開催しています。
7つのカテゴリー(アクションスポーツ、アニメーション、コメディー、ドキュメンタリー、ドラマ、アイキャンディ、トラベル)でノミネート作品が発表されました。
日頃、なかなか良い映像を見る時間を確保できない方は、ぜひ年末年始にまとめ見してみてはいかがでしょうか?
2019年1月に、ノミネート作品の中からベストが選出される予定です。
それでは早速、ドキュメンタリー編を見ていきましょう!
カテゴリー:ドキュメンタリー
動画本数:11本
総時間:138分50秒
My Dead Dad’s Porno Tapes
亡くなった父が残したガラクタのような物の山。
父は本当はどんな人だったのだろう?
ビデオや音声テープの古めかしさと、手の込んだストップモーションアニメーションを組み合わせた演出に注目。
I Have a Message for You
アウシュビッツ行きを逃れて生きのびた女性が当時の経験を語る、インタビュー形式のドキュメンタリー。
長い間心に重荷を負っていた彼女に、ある人からメッセージが届く。
Little Potato
ソビエト崩壊後のロシアからアメリカへ移住した親子の物語。
テンポのよい展開は、まるで音楽を聞いているかのよう。
人生山あり谷ありとはいうものの、意外な結末に驚くこと間違いなし。
IVRY
治安の悪さで知られるシカゴ南部の街で育ったボクサーのIVRY。
仲間が犯罪に染まっても、ボクシングを続ける理由とは?
16mmフィルムで撮影。
Alone
拘留されている恋人からのプロポーズ。
判決次第では何年も離れ離れになり得る状況で、Aloneは寂しさと愛の狭間で思い悩む。
全編が白黒で構成された作品。
A View from the Window
聴覚障害を持つ子供たちの学校での、とある1日を描いている。
ほぼ全編が手話で構成されており(英語字幕付き)、子供の視点を通したパワフルな社会的メッセージが感じられる。
The Wild Inside
アリゾナ州の刑務所には、政府によって捕獲された野生の馬を囚人に飼育させるプログラムがある。
同プログラムは、囚人の釈放後の再犯率低下という効果をもたらしているが、その一方で、馬が檻の外へ出られる日が来ることはない。
CUCLI
ケガを治してやったら自然に帰すはずだった。
男が手当をした鳩は、逆に男を救う、かけがえのないパートナーになった。
少し不思議で特別な存在が、男にもたらした変化とは?
AMERICAN PSYCHOSIS
ピューリッツァー賞の受賞者でジャーナリスト/作家/活動家であるChris Hedgesが、現代の消費主義や全体主義、企業の権力、蔓延する幻想に支配された文化の中で生きることについて論じる。
Field of Vision - Concussion Protocol
米国NFLの2017~18年シーズン中に起きた脳震盪のシーンを集めた作品。
アメリカンフットボールでは、脳震盪と脳の障害の因果関係が問題視されている。
余談だが、2015年には同問題を題材としたウィル・スミス主演の映画、「Concussion(=脳震盪)」が公開されている。
Skip Day
高校生活ラストを飾るプロムを終え、学生たちはビーチへ向かう。
いつも通りふざけあう姿に見え隠れする、漠然とした将来への不安。
ティーンならではの感情が瑞々しく描かれている。
Vook編集部@Vook_editor
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