【FUJIFILM】映画のようなフィルムルックが一発でミラーレス一眼で再現できる!フィルムシミュレーション「ETERNA」とは?

目次
1, フィルムシミュレーション「ETERNA(エテルナ)」とは?
2, 「ETERNA」の特徴
3, これまで「ETERNA」のフイルムで撮られた映画・作品
4, フィルムシミュレーション「ETERNA」の作例
5, 実際にカメラで「ETERNA」を設定する方法

1, フィルムシミュレーション「ETERNA(エテルナ)」とは?

去年2018年春ついに、FUJIFILMのとっておきの新Film Simulation ”ETERNA” が公開されました。と言っても、その名前を聞いてピンと来るかたは少ないかもしれません。なにしろ一般的には市販されていない、使ったことがある方自体かなり限定されているものなのです。

”おおっ”と思うのは映像とくに映画・シネマの撮影に携わったことのある方でしょう。そう、”ETERNA”とは映画用フィルムのプロダクトネームなのです。

”ETERNA”とは”シネマ・ルック”、”フィルム・ルック”を一発で撮影するためのFilm Silmulation です。

12段もの広いダイナミックレンジのデータから生成し、ハイライトもシャドーも柔らかいのが特徴。写真用のスタンダードとなるPROVIA(Dレンジ100%)と比較するとその違いは顕著で、F-LogなみのDレンジを持っているので、ポストプロセスでのマージンという意味でもシネマを撮影するにはもってこいです。

また、F-Logで撮影してからシネマルックの「ETERNA」のLUT(Look Up Tabel)を編集のときに後から当てることもできます。
こちらのリンクからダウンロード可能です。
「F-log」3D-LUTファイル

2, フィルムシミュレーション「ETERNA」の特徴

特徴

FUJIFILMのXシリーズのカメラには様々な「フィルムシミュレーション」が搭載されているが、この「ETERNA(エテルナ)」の特徴は、シネマルックを再現するための、低い彩度と柔らかな階調 です。

FUJIFILMの「記憶色」という思想

撮影者は、映像において強い要素である”色”を使ってメッセージを伝えようとするでしょう。

この「ETERNA」は、特定の色がコミュニケーションしすぎないように彩度はおさえめ、また全体の雰囲気が伝わりやすいように階調は広くなっています。 映画製作者やカラーグレーディングをする人のあいだでは ”シネマ・ルック”とか、”フィルム・ルック” と呼ばれいる、映画特有の画質設計になっています。

例えば、印象的な青空の日だったということをひと目で分からせたいときがあります。

そんな時は、不自然にならないように青色に手を加えて強調します。普通のカラーでは、青色をマゼンタ方向にチューンしますが、”シネマ・ルック”の青はシアン・グリーン方向にチューンする。そうすることで、ストーリーを引き立てるバックグラウンドとしての青空になる。他の色についても同じようなことが言えます。これをFUJIFILMでは ”記憶色” と呼んでいます。

最も重要なのは”色”の設計です。ただ彩度が低いわけではなく、
キーとなる色によって微妙に彩度の強め方を変え、実はすこしづつオフセットしてます。青を、ほんのりとマゼンタ方向にチューンすると印象的な青空になるのはその一例で、 ”記憶色”は、色を構築することで成立する加算の芸術なのです。

*「XT-3」「XH-1」のフィルムシミュレーション「ETERNA」で撮影。4K映像からエクスポート - Shooting by Ryuji Suzuki

3, これまで「ETERNA」のフイルムで撮られた映画

・ 相棒-劇場版-(2008年) 和泉誠治 監督

使用フイルム:ETERNA500
http://www.aibou-movie.jp/2008/#

・恋空 (2008年) 今井夏木 監督

使用フイルム:ETERNA400、Vivid160
https://www.toho.co.jp/movie/lineup/koizora/introduction.html

・沈まぬ太陽 (2009年) 若松節郎 監督

使用フイルム:ETERNA500
https://www.toho.co.jp/movie/lineup/shizumanutaiyo/

など多数。

4, フィルムシミュレーション「ETERNA」の作例

フィルムシミュレーション「ETERNA」を使用して撮られたショートフィルムの作例がこちら。

Short film “A Little Part of me inside my Photos (私の写真にはいつも私がいる)” featuring Japanese actress Yumi Adachi (安達祐実) directed by Masahiro Aida (会田正裕)

Shot 4K on FUJIFILM X-H1 in ETERNA Film Simulation mode

Actress: Yumi Adachi 安達祐実
Director of Photography: Masahiro Aida (会田正裕)
Gear: FUJIFILM X-H1 & MKX18-55mmT2.9, MKX50-135mmT2.9

5, 実際にカメラで「ETERNA」を設定する方法

FUJIFILM「ETERNA」を”XT-3”などのカメラ内で設定する方法[動画チュートリアル]

最後に今回、VookオリジナルでFUJIFILMのミラーレス「Xシリーズ」のカメラでフィルムシミュレーション「ETERNA」を設定する方法を、約1分簡単な動画チュートリアルを作成しました。

ぜひ、皆さんも手軽にフィルムルックの「ETERNA」を試してみてください!

特設ページのご案内
こちらのFUJIFILM特設ページでは、ほかにも様々な情報が載っています。ぜひご覧ください。

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