Final Cut Pro〜編集ツールそれぞれの機能〜

2019.02.05 (最終更新日: 2022.06.13)


今回は各編集ツールの機能を解説していきます。
全部で7種類、画像上のそれぞれのツール右側にあるアルファベットはショートカットキーです。
各ツールは画像下の部分でそれぞれ変更することができます。

では上から順に解説していきます。

選択(ショートカットキー:A)

クリップを選択する機能です。
クリップの編集を行う際、まずはそのクリップを選択する必要があります。その"選択"を担う編集ツールです。
もっともよく使用される編集ツールかと思います。

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トリム(ショートカットキー:T)

トリムの機能は3つあります。

スリップ編集

スリップ編集では、クリップの中央でカーソルをドラッグすることでクリップの位置を変えずに映像の開始と終了位置を変更することができます。

ロール編集

ロール編集では隣り合うクリップ間をドラッグすることで、Aのクリップの終了位置とBのクリップの開始位置を2つのクリップの合計時間を変更することなく調整することができます。

スライド編集

スライド編集では、選択されているクリップの長さを変えることなく、隣接するクリップとの位置調整を行うことができます。Optionを押しながらクリップの中央をドラッグすることでクリップが左右にスライドします。

位置(ショートカットキー:P)

クリップを挿入する際、左詰されずに特定の位置に挿入することができます。

範囲選択(ショートカットキー:R)

映像の途中やクリップ間を跨いで選択することができ、選択した部分を削除したり選択した部分に新たな映像を置き換えることができます。


範囲選択ツールで選択したあと、新たな動画をイベントで選び開始位置をショートカットキー"I"で選択した後、ショートカットキー"D"を押すと範囲選択した部分に映像を上書きすることができます。

ブレード(ショートカットキー:B)

クリップをカットすることができます。クリップをカットした後は2つのクリップに分離するので、それぞれ異なるエフェクトをかけたり異なるサイズや再生速度を変更することができます。

拡大/縮小(ショートカットキー:Z)

タイムライン上の選択した部分を拡大表示することができます。

ハンド(ショートカットキー:H)

タイムラインをスクロールします。パッドを使用されている場合は、2本指でスクロールする場合と同じ反応をすると思いますが、マウスなどで操作される方にとっては便利なツールなのかなと思います。

以上です^^!!

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