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NewsPicks風 テロップの作り方【After Effects&Premiere チュートリアル】

あのNewsPicks風の文字をつくってみた

SNSでよくダイジェストが流れてきますよね。
そのNewsPicks風のテキストの作り方です!

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完成版・ビデオチュートリアルはコチラ!

①下地を作る

新規コンポジションを作成
プリセットはそのままでデュレーションを20秒で作ります。
テキストボックスを作る
新規の長方形ツールで適当な四角を作り文字を入れ込み、文字の方をプリコンポーズ化します。

長方形ツールの位置をAlt(Mac:Option)を押しながら右クリックして以下のエクスプレッションを適用します。

s=comp("color_text").layer("text")
w=s.sourceRectAtTime().width;
h=s.sourceRectAtTime().height;
[w,h]

位置を同じようにAlt(Mac:Option)を押しながら右クリックして以下のエクスプレッションを適用します。

s=comp("color_text").layer("text")
w=s.sourceRectAtTime().width/2;
h=s.sourceRectAtTime().height/2;
l=s.sourceRectAtTime().left;
t=s.sourceRectAtTime().top;
[w+l,h+t]

上記を入力すると位置が少しズレるので、トランスフォームを開き位置を調整してください。
アンカーポイントも変わっているはずなのでctrl+Alt+Home(Mac:cmd+option+Home)で再配置します。

②テロップバックを編集

正方形ツールにパスのオフセットを追加
コンテンツの追加欄からパスのオフセットを追加していきます。

追加したオフセットから以下の数値を変更します。

量:20.0
スケール:鎖を外して110.0% , 100.0%

完了したらテキストと親子付をしてください。
テキストが親になります。

背景を複製する
ctrl+D(Mac:cmd+D)で正方形レイヤーを複製し、solid02レイヤーを下に移し、位置を若干右下へずらして色を変更します。

色はセンスで!

③アニメーションを作る

正方形のアニメーション作成

solid01の中にあるコンテンツ→長方形1→トランスフォーム
で1秒の所にキーフレームを打ちます。

0秒の開始点でX軸を-1920.0に設定し、F9でイージングを適用し、グラフエディターを立ち上げ、右クリックで速度グラフに変更して以下のグラフを適用します。

下の正方形に速度をctrl+C→ctrl+Vでコピペ

その後背景の正方形(solid02)の終点キーフレームを5フレーム遅らせます。

正方形の縦横比をリンクさせる
一連が完了したらショートカット:Sでsolid01の方のスケールをctrl+Alt+C(Mac:cmd+Option+C)でコピーしてctrl+V(Mac:cmd+V)solid02のスケールに貼り付けをする事でスケールサイズをリンクさせる事ができます。

テキストにトラックマットを適用させる
solid02をctrl+D(Mac:cmd+D)で複製して、テキストレイヤーの上へ配置し、テキストレイヤートラックマットを開き、アルファマット solid03を選択します。

その後、先程と同じように縦横比をコピペでsolid03に貼り付けます。

④文字色を変えられる仕組みを作る

まずテキストレイヤーを複製
ctrl+D(Mac:cmd+D)で複製して、上側に配置されたテキストレイヤーに[塗り]エフェクトと[リニアワイプ]エフェクトを適用します。
リニアワイプのみ、ctrl+D(Mac:cmd+D)で複製します。

Q.リニアワイプを重ねる意味は?
Premiereでは一部の文字色を変えられないので、リニアワイプで色を一部削り取っています。

⑤エッセンシャルグラフィックスを調整

ウインドウ→エッセンシャルグラフィックスを選択
マスター欄をsolid_colorに選択し、上のテキストレイヤーに潜り

テキスト→ソーステキストを選択→エッセンシャルグラフィックス
へ持っていきます。
その後、元のコンポジションに戻り、プロパティを編集をクリックして、ソーステキストプロパティのチェックを全て有効にします。

下側テキストのカラーをエッセンシャルグラフィックスに落とす
上のテキストレイヤーで適用した[塗り]エフェクトをコピペして、白色で設定したものをエッセンシャルグラフィックスに落とします。

次に赤色の塗りエフェクトを追加したテキストレイヤーを開き、カラーとリニアワイプの変換終了、リニアワイプ02の変換終了をエッセンシャルグラフィックスに落とします。

文字位置をリンクさせる
カラーテキストレイヤーを選びショートカット:Pで位置を開き、長方形レイヤーの縦横比リンクと同じ手順でリンクさせます。
コピー元は下側になります。

リンク完了したらエッセンシャルグラフィックスのソースに位置を落とし込みます。

solid01の中から、塗り1の色をエッセンシャルグラフィックスに移動させます。

solid02の中から同様にカラーを引っ張ってきます

次にsolid01を選びショートカット:Sでスケールを開き、ソース元として落とし込みます。

スライダー制御をする
エフェクト[スライダー制御]を適用して、

スライダー制御のスライダーをctrl+Alt+Cでコピーして、テキスト内のトラッキングの量へペーストします。
その後、スライダーを位置の上へ落とし込みます。
その後、編集範囲を-100から100へ変更します。

次にマスターをslide_colorに変えて先ほどと同じようにスライダー制御を落とし込み、数値を変更しておきます。

テキストを書き出す
名称をslide_colorとして、モーショングラフィックステンプレートを書き出します。

⑥Premiere編

エッセンシャルグラフィックスを開く
先程のキーワードslideかスライドを入れ込み検索します。

出てきたものをタイムラインに入れ込み、文字などを変えればそのまま反映されるようになってます!

以上で完成です!お疲れ様でした!!

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Dustman

Dustman@Dustman

フリーの映像屋さん。 TVCMをメインにモーショングラフィックス、CG、VFXを作ってます。 あと色んな映像の作り方の Youtube【ダストマンTips】やってます。

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