【VGT】『ONE MEDIA動画の裏側を公開!』SNS動画のキービジュアルの作り方

SNS動画のキービジュアルの作り方

登壇者

ゲスト : 古谷 祐司
「ONE MEDIA」クリエイティブディレクター。 トラックメイカー、フリーランスでMVディレクターを経験した後、2018年、ONE MEDIAに参加。 最近の代表作に「Instagram Make Some Noise」「LEXUS × INSIDE GREAT MINDS」「NEW BALANCE “THE INDEPENDENTS”」など。

ゲスト : 疋田 万理
「ONE MEDIA」編集長。HUFFPOST Japanで動画エディターとして従事した後、C Channelにてメディアプロデューサーを経験。2017年、ミレニアル世代をターゲットとした分散型動画メディア「ONE MEDIA」編集長に就任。

ファシリテーター : ダストマン
ど田舎の古民家暮らしの映像屋。編集 / モーショングラフィックス / VFX / コンポジット / AfterEffectsチュートリアルのYouTube【ダストマンTips】をやってます。

ONE MEDIAの動画ができるまで

動画メディア業界のなかでも、ミレニアル世代・Z世代に向けて
カルチャーやニュース、エンタメまで幅広い動画を制作・発信している「ONE MEDIA」

今回はクリエイティブディレクター古谷 祐司さんと編集長疋田 万理さんにONE MEDIAの動画ができるまでの裏側についてお聞きしました!

ONE MEDIA

「ONE MEDIA風テキストボックス」ができるまでの裏側

そもそも日本語って視認性が取りづらいとか、
かっこいいデザインにするには、難しかったりするんですよ。
背景がごちゃごちゃしてたりすると、日本語って見にくかったりとか。

アルファベットはかっこいい感じにしやすいんですけど。

ポスターやフライヤーの場合
一文字一文字をレイアウトしているから綺麗に見えるようになっているんです。
でもSNS動画でそんなことしてたらキリがないですよね。
そこで、

下にベースを引くことで、レイアウトを作る。

習字の半紙とか、看板みたいに
四角形の中に文字があることがかっこいいってなったんです。

文字を図形として捉えたことで、あのスタイルになりました。

静止画を動画の中に組み込む時に意識していること

TWO FACE」っていうシリーズをやってた時がありまして、
基本的に静止画しか使わない!って制作をしていました。

静止画だけだとつまらない。でも静止画しか手に入んない…

みたいなジレンマがある中で、
「パララックス」という2Dのものが3Dに見える表現方法
使用してみたのがはじまりですね。

TWO FACE シリーズ / ONE MEDIA


魅せる話」を作る時に静止画はすごく重要です。

話の説明の要素として、写真があるとないとでは全然印象が違うんですよね。

LEXUS × INSIDE GREAT MINDS


これはグラフィックで難しい話をよりわかりやすくするっていう企画として作りました。

3Dぽく見えるんですけど、使っている素材は静止画だけでなんです。
リアリティを追求しようとしたら本当の3D世界ってこんな感じに見えないけど、

「話として理解できる」っていうところはクリアできている

だからリアリティを追求する必要はこの動画では必要ないんです。

リアルを求めるより、分かりやすく伝えることが大事

っていうのが意識していることですかね。

ONE MEIDA のキービジュアルとは

うちの動画のキービジュアルはタイトル周りかと思います。
ONE MEDIA の動画の構成って決まりがあって

フック・イントロ・ボディ・アウトロ

ってあるんですけど
まず頭の15秒ぐらいでこれからどういう動画が見れるのか説明をしてるんです。

LEXUS × INSIDE GREAT MINDSの映像でも、
最初の15秒で内容がわかるように構成を組んでますね。

「これからどんな動画が流れるか」の期待値をタイトルで上げてあげるのが
うちのキービジュアルなんじゃないかと思います。

NB997H_ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)


あと、ビジュアル面で言うと、
1シリーズ1プロジェクトごとにカラーパレットをきちんと作ったりとか

その色だけでちゃんと統一感取れてるか見ますし、
時々入ってくるポップのカラーとかも、全体とのバランスが取れてるかチェックして
統一感を出しています

視聴者に優しい目線誘導の仕方


よく言ってるのは、
テキストテロップが出る位置にばらつきがあると目が疲れるてしまう。
そうすると、視聴者が離脱しちゃったりしますよね。
あとは目で追うアニメーションが多すぎると、
どこを見たらいいかわからなくなってしまうので
なるべく統一するようにしたり、テンポをおいて動きをつけるようにしてます。
ビジュアルを重視するよりも、視聴者目線で見やすい動画を作るようにしています

モーショングラフィックスとか動きの多いものを作る時のコツとして、

動きに予備動作を入れてあげること。

上下上下に出てても、
目線の誘導に流れがあれば自然な動きを作れます。

使っているプラグインは?

マスクのプラグインをちょっと入れてるかなぐらいで
基本的には全部基本機能だけで制作してますね。
まあ何か言えるとしたら expression はちょっと使ってます。

あと、大量にテロップを生成するので、
生成されたテロップの色を後で一括で変えられるやつとか…

ある程度自動化できるものは自動化して時短してます。

どこからインスピレーションを受けるのか?

YouTube とかVimeoで映像をいっぱい見たりはしますね。
でも、映像をみて「これやろう!」みたいなことにはならないです。

こういう系のやろうみたいな
大枠の演出を決めてそっから詰めてくみたいのはあります。

例えば
「 Liquid Animation できるから3DStrokeを買って何かやろうか!」にはならなかったですね。

この企画をやりたいからこのプラグイン欲しいですね」という風に、

企画が先行した状態での演出方法の一つとして、

プラグインを使うようにはしています。
あと、企画をプロデューサーとかも交えて考えるんですけど
ディスカッションの中で個人個人のインスピレーションを交えることで
アイディアが出てくることもあります。

いつもどのようなチーム構成で行なっているのか


LEXUS × INSIDE GREAT MINDSの時は、
僕(古谷)とプロデューサーとカメラマン兼エディター、専属の3Dエディター
で編集は3人で制作しました。

制作期間としては
8月に構成決めをして、11月に3本アップしたので、
一ヶ月に一本ペースで動画を作ってました。

高い頻度で動画をアップできるのは、
コンテンツスタジオという事業部の中に三つ制作部があるんです。
なので常にどこかの制作部が稼働してるから、出てる感じがするのかもしれませんね。

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