【VGT】「”poweredby.tokyo”の世界観を紐解く」東京から海外に通用する映像を作るために

クリエイティブエージェンシーmonopoが作り上げた世界観

登壇者

ゲスト : ASAKO TOMOTANI
株式会社monopo プロデューサー。東京カルチャーのグローバル発信プロジェクト”poweredby.tokyo”のプロデューサーとして、BEAMS・Reebok・Pen Magazineなどとの企業コラボレーションを牽引した。 グローバルな視点で、フィルムプロデュース力とクリエーティブディレクション力を駆使し、メディアを問わない横断的な企業ブランディング・PRプロジェクトを行っている。

ファシリテーター : 岸田 浩和
ドキュメンタリー監督、映像記者、株式会社ドキュメンタリー4代表。ニュースメディア向けの映像取材や短編ドキュメンタリーの企画制作を行う。シネマカメラを用いた撮影とナレーションを用いない編集が特徴。近作の「SAKURADA Zen Chef」は、2016年のニューヨーク・フード映画祭で最優秀短編賞と観客賞を受賞した。

「かっこいい映像をつくりたい!…けどどうすればいいの?」

東京を起点にグローバルコミュニティーを形成しコラボレーション活動をするクリエイティブエージェンシーmonopo

monopo

プロデューサーを務めるASAKO TOMOTANIさんに自社プロジェクトである「poweredby.tokyo」のようなクールな世界観を作るのに必要なこととはなにか『VIDEOGRAPHERS TOKYO』のセッションでお聞きしました。

まずは「monopo」がどんな映像を作っているのかこちらのshowreelをどうぞ。

Monopo showreel 2017

とりあえずめちゃくちゃカッコいいんです。

「え、次元違いすぎてこんな映像作れないよ…」「海外っぽいけど日本でこんなの撮れるの?」

と思っている方でも、ちゃんと作り方があって順を追っていけばmonopoの世界観は作れるんです。
まずは『poweredby.tokyo』 ができた経緯についてお話しします。

「poweredby.tokyo」とはmonopoの自社プロジェクトで「東京人」を再定義するためのプラットフォーム

東京には「東京人」というアイデンティティがあるのに、そのことがコミュニケーションが取れていないんですね。パリにいけばパリジャンとか、ニューヨークにいけばニューヨーカーとか、イメージが湧くじゃないですか。

東京の景色を作り出しているのは必ずしも日本人というわけではありません。私たちは人種・国境を超え様々な人が混ざり合って「東京」が形成されてと考えています。
その東京の裏側を伝えていきたいと思って「poweredby.tokyo」ができたんです。

poweredby.tokyo

この映像は東京で生活するフランスのフォトグラファーとカナダの映像ディレクターとコラボレーションした映像。

NIGHT RIDER

実はこの映像は、既に映像が出来上がった状態でpoweredby.tokyoに持ち込まれたんです。
そういう風に「外部のクリエイターが映像を持ち込んでプロモーション」することもあるし、「企画を持ち込んで一緒に制作」することもあります。

monopoとpoweredby.tokyoの関わり方

powerdby.tokyoで自分たちが本当に描きたいものをつくったことで
「そういうものをつくりたい!」と思ってくれるクライアントさんが増えました。

ポートフォリオが勝手に営業してくれているんです。その結果、

poweredby.tokyoを見てくれた人たちがmonopoに仕事を与える

というサイクルができたんです。

ブランドアイデンティティをきちんと築くことが
そのあとの未来につながる
ことをビジョンに活動し続けてきました。

では、どうやってブランドアイデンティティ(世界観)を築いたのか?

2つのポイントに分けて説明しようと思います。

Point1 : DIVERSITY

渋谷の街中には外国人観光客が多いように、
東京は世界のなかでも注目されていて、既にグローバルな世界が形成されています。

monopoの世界観って「グローバルでかっこいい!」とかよく言われるんですけど、
外国がかっこいいわけじゃなくて、いかに多様なクリエイティビティとコラボレーションしていくかが世界観を作り出すときに大切なことなんです。

まずは多様性に気づき、様々な価値観や目線を持つ

多様性に気づけたら次は、コラボレーションをしてみましょう。

Point2 : COLLABORATION

どうやってコラボレーションしていくか

  • 英語は一旦忘れましょう
  • まずは人に会うことが大事
  • 発信は怠らずに行いましょう

具体的に何を発信していくべきかと言うと

自分のやりたいことをSNSで発信すること。そうすることで今実現しなくても
後々情報をキャッチした人がやりたいことを実現させるのに手助けしてくれるかもしれません。

繋がりを増やすのにオススメのサイト・イベントがあるので紹介します。

Japan-based Filmmakers & Actors

日本にいる映像クリエイターコミュニティ。メンバーにはプロデューサーやアシスタントカメラマン・スタイリストなどもおり、人探しにはもってこいのコミュニティ。

monopo night

月に1度(第2金曜)に開催されるオープンパーティです。monopoのメンバーが各月で幹事を交代し、各々のテーマでパーティを行っています。参加者はクライアント、友人クリエイター、家族など様々です。

まとめ

ここまで言われてもやっぱり英語ができないことなど不安な側面はたくさんあるかと思います。

コラボレーションをするために全ての能力を持っておく必要はありません。

一個人が多様なスキルを持っておく必要はなくて、
それぞれが持っているスキルを組み合わせることが大切なのです。
「英語ができないならバイリンガルのプロデューサーを見つければいいし、照明のことがわからないなら照明ができる人とコラボすればいい」って考えることが次の一歩につながると思います。
自分がない技術をいちから習得してたらどんどんチャンスが流れていってしまいますからね。
また、コミュニティの中に新しい人を巻き込んでいくことで新しいプロジェクトが生まれるきっかけにもなります。

こちらの映像は「東京人」と「多様性」を組み合わせたbeamsとのコンセプトムービー

「多様性がコラボレーションすることで豊かなportforioを作ることに繋がる」

monopoはそういう風にしてポートフォリオができていったのだと思います。
なので自分の専門領域とコミュニティの境界を超えていきましょう!
ぜひコラボレーションできることをお待ちしております。

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