DaVinciResolve上のテキストで文字の個別カーニングをしたい場面があります。英語のタイトルはさほど気にならないものの、特に日本語やカタナカの文字はバランスが悪くなりがちです。デフォルトだと妙に字間が詰まってしまったり、変に空いてしまったり、これはカーニングが適切に行われていないためです。

普段からAdobe系のデザインツール(PsやAi、Aeなど)で文字組をしている方なら、すでにご存知のAlt(Option)+矢印キーは、DaVinciResolveではもちろん使えません。TEXT+のインスペクタをいくら探っても、字間を個別に調整できる項目はなく、行全体でのカーニングしか行えません。

この問題に長い間悩んでいましたが、先日DaVinciResolveユーザーグループに質問したところ、個別カーニングを可能にするヒントをいただきました。そこで、自分なりに理解し実現できたところまでを、黙示録としてノートに記載しておきます。

結論から言えば、方法は非常に簡単でした。それではさっそくご紹介します。

Step.1 TEXT+でタイトルを作る

通常のタイトルツールでは個別カーニングが出来ません。またFusionでの操作になるため、TEXT+を使います。

Step.2 Fusionタブに移動する(つまりFusionで作業)

Step.3 Fusionのビューワー上にあるカーニングボタンを押す

これ、気づきました?ボタンが小さすぎて自分は完全スルーでした。ただ、このボタンを押したからと、ハテ、そのあとどうやるの?としばし悩み、、次

Step.4 文字それぞれの下に小さな"点"が出現するので、それを選択する

この小さな点を選択しないと文字を個別に動かせません。

  • ポイント
    マウスをドラッグして動かしたい文字の下の小さな点をすべて囲う様にして選択する

この操作はAdobe製品とは考え方が異なります。カーソル移動&字間調整、ではなく文字自体を移動させる、という感じになります。よって、1文字の点を選択した状態で矢印キーを叩いても、その1文字しか移動しません。必ず動かしたい文字全体の点を選択するようにします。

Step.5 矢印キーで文字を移動させる

  • ポイント
    コマンド+矢印キーで、移動幅を細かくできます。
    シフト+矢印キーで、移動幅を大きくできます。

以上です!

最後に、カーニングのリセットの方法は、わかりません。現状はコマンド+Zで戻るしかなく、Adobeのような、カーニングの数字入力があると便利なのですが。。どなたかカーニングリセットの方法が分かれば、コメント欄によろしくお願いします。

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コメント

  • ブラックマジックデザイン
    素敵な記事、ありがとうございます。

    もっと厳密に調整したい、または個別にパラメーターをリセットしたいという場合には、Character Level Stylingを使用されることをお勧めします。

    もしよろしければこちらの動画を参考にしてみてください。もっとさまざまなパラメーターを細かくいじれるので便利ですよ。

    https://youtu.be/hjPmuz46JCg
  • 照山 明
    なるほど!海外のサイトで同様の動画を見たのですが、英語だったので、イマイチ理解できず。こちらのほうが数値で管理できるので便利ですね。助かりました。