2019.08.02 (最終更新日: 2019.08.08)

DaVinci ResolveをめぐるトラブルシューティングFAQまとめ

今回はDaVinci Resolveのエキサイティングな機能の話ではありません。地味だけどいつか誰かの役にたつかもしれない、トラブルシューティングの話です。

先日、本社のフォーラムに、Support and Troubleshooting FAQと題する長文の投稿がプロダクトマネージャー名義でアップされました。日本のユーザーにも有益な情報がつまっているので、一部日本オリジナルの内容も盛り込みながら、役に立つところを抜粋して翻訳します。

DaVinci Resolve Studio

DaVinci Resolve(無償版)とDavinci Resolve Studio(有償版)の差は?

日本のみなさんはこの記事を参考にしてください。

DaVinci Resolve Studioはどうやったら使用できますか?

DaVinci Resolve Studioを使用するには、アクティベーションコードかUSBドングルが必要です。ライセンスはブラックマジックデザインのウェブストアや代理店から購入できます。

DaVinci Resolve(無償版)とDavinci Resolve Studio(有償版)は、アプリケーション自体が異なります。DaVinci Resolve Studioのアプリケーション自体はウェブから簡単にダウンロード、インストールできますが、これだけではDaVinci Resolve Studioは使えないのでご注意ください。

DaVinci Resolveは無償と聞いたのに、起動時にライセンスを求められます。どうして?

Davinci Resolve Studio(有償版)をインストールしていませんか? DaVinci Resolve(無償版)とDavinci Resolve Studio(有償版)は、アプリケーション自体が異なります。だから無償版を使用されたい場合には、DaVinci Resolveをインストールされるようお願いいたします。

USBドングルは今でも購入できますか?

はい、可能です。現段階では、アクティベーションコードの方をお勧めしていますが、USBドングルも依然として販売しています。一切インターネットに繋げない環境でDaVinci Resolve Studioを使いたい方にはUSBドングルという選択肢が必要になると思います。ただしアクティベーションライセンスの場合も、最初のアクティベーションで一回インターネットに接続してしまえば、あとはずっとインターネットに接続しなくてもいいです。毎回立ち上げるたびにインターネットに接続しないといけないということはありません。

昔のUSBドングルは今でも使用できますか?

はい、使用できます。ブラックマジックデザインが最初にDaVinci Resolveをリリースしたのは2009年で、当時はUSBドングルで有償版をアクティベーションしていました。2009年以降に、ブラックマジックデザインが販売したUSBドングルは一つ残らず今でも使えます。それも最新版のDaVinci Resolve Studioが使えます。

DaVinci Resolve(無償版)を使っているのですが、そのままDavinci Resolve Studio(有償版)を使うことはできますか?

はい、できます。 DaVinci Resolve(無償版)とDavinci Resolve Studio(有償版)は違うアプリケーションですが、データベースの位置や環境設定が保存されている場所は同じです。だからDaVinci Resolve(無償版)をアンインストールして、Davinci Resolve Studio(有償版)をインストールすれば、そのまま有償版をご利用になれます。

DaVinci Resolve(無償版)とDavinci Resolve Studio(有償版)の共存はできますか?

できません。一切の未練を断ち切って、無償版をアンインストールしましょう。

Davinci Resolve Studio(有償版)のアクティベーションキーは、同時に何台で使用できますか?

同時に2台で使用できます。しかもディアクティベートをすれば、毎回違うマシンで使うことも可能です。同時に2台という原則を守るかぎり、アクティベート、ディアクティベートは無限にできます。我々がUSBドングルではなくアクティベーションコードの方を推奨するのはこういう事情があるからです。USBドングルだと同時に1台でしか使えませんからね。

マシンを更新しました。ライセンスを移動したいのですが。

DaVinci Resolve Studio内部の「ヘルプ」のメニューから、ライセンスのディアクティベートができます。ディアクティベートするのを忘れても、マシンが死んでディアクティベートができなくても、心配はいりません。2台アクティベートされた状態で、3台目をアクティベートすれば、有無を言わさず前の2台のアクティベートが外れます。

DaVinci Resolveの古いバージョンは手に入りますか?

はい、入手可能です。ブラックマジックデザインのサポートページには、最新版のDaVinci Resolve、DaVinci Resolve Studioだけではなく、10.1.5までの過去のバージョンが用意されています。

どのライセンスでどのソフトが使用できますか?

以下の図をご覧ください。

OS

どのOSで使用できますか?

Mac、Windows、Linuxに対応しています。サポートページの最新バージョンのセクションに、「詳細」という場所があります。それを開くと、そのバージョンの推奨OSバージョンが確認できます。

CentOS以外のLinuxは使えますか?

使えるかもしれませんが動作検証の実績はありません。

DaVinci Resolve 16はWindows 7やWindows 8でも使えますか?

これも同じ答えです。使えるかもしれませんが動作検証の実績はありません。とはいえ、まったく使えないという報告もないのですが・・・・・・。

トラブルシューティング

推奨ハードウェア環境は?

こちらの記事をご参考にしてください。公式な最低推奨環境は、64bit OS、16GB RAM、2GB GPU、4コア CPUです。しつこいようですが、MacBook Airでも動きます。

GPUのドライバはどのバージョンを推奨しますか?

基本的に常に最新版を使うようにしていればまず間違いありません。NVIDIA GeForceを使われている方は、NVIDIA Studio Driverを使用することをお勧めします。

IntelのGPUを使用されている方も、グラフィックボードのドライバを最新版にアップデートすることをお勧めします。過去の事例として、まったく立ち上がらなかったが、Intelのサイトで最新ドライバを入手してインストールしたらちゃんと立ち上がるようになったというケースが何度かありました。

同時に立ち上げてはいけないサードパーティのソフトウェアはありますか?

特にはありません。しかし稀にウイルスバスターソフトやファイアウォールが干渉してアプリが立ち上がらなくなることや、アプリ内でマイクやスピーカーが使えなくなることがあるので注意が必要です。

ログを取ることはできますか?

はい、DaVinci Resolveには詳細なログを取得する機能が搭載されています。「ヘルプ」のメニューから、デスクトップに診断ログを書き出すことができます。たとえばクラッシュが頻発する際には、クラッシュ発生後、ログを書き出して中身を調べることでどのような問題が発生しているか確認することができます。直近のログは、デスクトップに書き出されたZipファイルの中の、logs→ResolveDebug.txtにあります。ちなみにアプリがまったく立ち上がらない場合には、以下のファイルパスにあるアプリを走らせて、ログを手に入れることもできます。

Mac OS:
MacintoshHD/Library/Application Support/Blackmagic Design/DaVinci Resolve/Capture Logs

Windows:
C:/Program Files/Blackmagic Design/DaVinci Resolve/CaptureLogs.bat

Linux:
Applicationsメニュー→DaVinci Resolve→DaVinci Resolve Capture Logs

どうやってもDaVinci Resolveが起動しないです。どうすればいいですか?

この記事が参考になるかもしれません。

パフォーマンス

どのように再生速度を上げて、操作を滑らかにすることができますか?

こちらの記事をどうぞ。

GPUを増やせば必ずパフォーマンスは上がりますか?

そう単純でもありません。こちらの記事をご覧ください。

データベース

どのようにデータベースのバックアップを取ることができますか?

データベースのバックアップと読み込みには、プロジェクトマネージャー左側の、
以下の画像のアイコンを使用できます。

そもそもデータベースはどこに存在していますか?

DaVinci Resolve 16とDaVinci Resolve 15では、デフォルトのデータベースの位置に違いがあります。DaVinci Resolve 15からDaVinci Resolve 16にアップデートした場合には、データベースの場所はそのまま引き継がれます。

DaVinci Resolve 16の場合
Mac OS: /Users/<ユーザーネーム>/Library/Application Support/Blackmagic Design/DaVinci Resolve/Resolve Disk Database
Windows: C:\Users<ユーザーネーム>\AppData\Local\Roaming\Blackmagic Design\DaVinci Resolve\Resolve Disk Database
Linux: /home/<ユーザーネーム>/.local/share/DaVinciResolve/Resolve Disk Database

DaVinci Resolve 15の場合
Mac OS: /Macintosh HD/Library/Application Support/Blackmagic Design/DaVinci Resolve/Resolve Disk Database
Windows: C:\ProgramData\Blackmagic Design\DaVinci Resolve\Resolve Disk Database
Linux: /opt/resolve/Resolve Disk Database

3クリップする
クリップしておくと
あとからいつでも
見返したりできます。