キーフレームの自動化。使いやすくなったエクスプレッションまとめ_After Effects(アフターエフェクツ)

2020.10.24 (最終更新日: 2022.06.08)

みなさん、こんにちは!
After Effects(以下Ae)で覚えると非常に作業効率あがる自動化を是非使っていただきたく思います。
モーショングラフィックスにも使える面白い機能が満載ですし^^

そもそもエクスプレッションって何?

まずはエクスプレッションのとは何かですね。まずしたのGIFをみてください

この動きだとコンポのキーフレームはこうなります。

この動きでシェイプの間隔をもっと広げたいという場合に全てのレイヤーのY位置を修正することになりますが、エクスプレッションを使うと一括で後から調整できたりします。

エクスプレッションは後からでも調整しやすい

上のような感じで後からの微調整もエクスプレッションをうまく使うと簡単になります。これを例えばテキストアニメーションに応用したりすることもできるのです。

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エクスプレッションは怖くない

Aeのエクスプレッションは難しい印象がありますよね!でも最近はすごく身近になりました。その要因はオートコンプリート機能の追加にあります。

オートコンプリート機能


昔は全て手入力で誤字が出てエラーを吐いてしまうことが多かったエクスプレッション(これが嫌になる原因かも)ですが、最近のバージョンから自動予測がされるようになった為コードの頭の数文字を入れるだけで入力が完了するようになりました。嬉しすぎますね。単純な言語であればこれで簡単に打ち込めるようになったので敷居が圧倒的に低くなりました。

ウィップで繋げて使うだけでもいい


コードを書かなくてもエクスプレッションは繋げられます。親になる動きのレイヤーの要素にエクスプレッションをオンにしてウィップ(ぐるぐるのやつ)をつなげると同じ動きを参照します。

これだけは覚えたいエクスプレッション

ここは押さえておくといいと思うエクスプレッションをまとめてみました。リンクから詳細に飛ぶ様になってますので気になるものは覗いてみてください^^

wiggle

レイヤーを動かすときに連続した動きを自動でつける
詳細はこちら

random

レイヤーを動かすときに連続しない動きを自動でつける
詳細はこちら

index

レイヤーのインデックス番号を使って自動化する
詳細はこちら

time

実時間にあわせて動きをコントロール
詳細はこちら

linear

一定した動きで指定した範囲をコントロール
詳細はこちら

ease

可変した動きで指定した範囲をコントロール
詳細はこちら

easeIn


減速した動きで指定した範囲をコントロール
詳細はこちら

easeOut


加速した動きで指定した範囲をコントロール
詳細はこちら

inPoint/outPoint


レイヤーの開始/終了を条件とする場合に使う
詳細はこちら

Math.round

値を整数にする(切り上げ)
詳細はこちら

Math.sin

反復運動を行う
詳細はこちら

loopOut


レイヤーの動きを繰り返す
詳細はこちら

clamp

指定した範囲に限定する
詳細はこちら

length


座標の数値差などを取得する
詳細はこちら

valueAtTime


時間差をつける
詳細はこちら

if/else


条件分岐させる
詳細はこちら

リクエストあれば

随時追加予定です。リクエストあれば(簡単なやつですが。。。笑)
エクスプレッションを使って快適なAE生活を^^

この辺りは絶対に覚えておくと便利です。チュートリアルにも頻繁にできてくるので覚えておいて損はないです。

エクスプレッションを使って快適なAE生活を^^

エクスプレッションセミナー開催

2020年1/17にエクスプレッションセミナー開催します。気になる方は是非
https://expressionstudy.peatix.com/view

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yamadai

ヤマダイ @ymrun_jp@yamadai

映像講師。 2017年11月よりAdobe Community Evangelist。 Premeire Pro/After Effectsなどを触る生活。 日々モーションを考えるサイトを運営 https://everydayskillshare.jp...

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