PremierePro2020大型アップデートまとめ速報!
今年もAdobe MAX をきっかけに大型アップデートが行われました!
今回の目玉は「オートリフレーム」機能!!
そしてその他にも細かくアップデートされた新機能も続々!
注目の機能を一挙に紹介します!!
オートリフレーム
オートリフレームは、Adobe senseiの技術を使用したレスポンシブに対応した機能でHDや4Kといった16:9で撮影された素材を、1:1(正方形)や9:16(縦長)にする時にとても有効です。ただ画角を切り出すだけでなく、被写体を自動で認識してフォローしてくれる、そんな神がかった機能なんです。
まずは1つ目の方法から。
16:9(HD)のクリップを配置したシーケンスの設定を開きます。
フレームサイズを1080x1080にして1:1の正方形シーケンスに変更。
エフェクトパネルからビデオエフェクト>トランスフォーム>オートリフレームを選択し、クリップに適用。
たったこれだけ。
自動的にクリップを分析し、被写体をフレーム内に入れるためにモーションの位置にキーフレームが設定されます。
再生すると、あら不思議、ちゃんと被写体を追いかけてくれています。
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2つ目はシーケンスそのものにオートリフレームを適用。
プロジェクトパネルのシーケンスを選択。
右クリックで「オートリフレームシーケンス」を選択。
縦横比を設定し「作成」を押すと、新規でシーケンスが作成され変更した縦横比のタイムラインが現れます。
これで完了。
ホントにワンタッチで適用でき効果が現れるのはAdobe senseiサマサマですね。
もう少し、細かな設定や詳細情報もあります。
興味のある方はこちらの動画をご覧ください〜。
キーフレームのイーズがショートカットに設定できるようになりました!!
AfterEffectsでは当たり前のようでできていた、イーズのショートカット。
ついにPremiereProでもできるようになりました、これは助かりますよね〜!!
クリップミキサーでのボリューム上限が6dBから15dBに変更されました!!
そう、PremiereProでは上限が6dBだったんです(笑)
あまりにも使いにくい仕様だったわけですが、多くのリクエストを受け、進化しました〜!
ProResがMXF形式で書き出せるようになりました!!
ProResといえばmov。それが当たり前でしたが、ついにMXFでも書き出せるようになりました(笑)
どんどんQuicktimeがスミに追いやられている気がしますが・・・時代なんでしょうね〜(遠い目)
などなど、その他の機能も興味深いものがたくさんあります!!
もう少しご覧になりたい方はこちらの動画をどうぞ!
新しいPremiereProのアップデート、いかがだったでしょうか?
FacebookのPremiereProユーザーグループでは様々な情報交換が行われています。ぜひご参加ください。また、リンクにあるYoutubeチャンネルでもこれからドンドンPremierePro情報を発信していきますのでそちらもよろしくお願いいたします〜!!
市井義彦@ittsui
株式会社Command C 代表取締役。大阪で映像制作を生業にしています。Adobe Community Evangelistであり、PremiereProユーザーグループの代表です。
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