2019.12.04 (最終更新日: 2019.12.09)

「超便利!アニメーションプリセットの使い方」【Adobe Day in InterBEE2019・After Effectsユーザー会 】

はじめに

Adobe Day in InterBEE2019でのセッションの様子をダイジェストでご紹介します。この記事ではAfterEffectsユーザー会の中から川原 健太郎(TORAERA)さんの「超便利!アニメーションプリセットの使い方」をご紹介します。

登壇者

川原 健太郎(TORAERA)
兵庫県神戸市出身のモーションデザイナー。 YouTubeでAfter Efectsチュートリアルの配信を行う。お仕事ではWEB系動画広告を制作。著書「プロが教える! Premiere Pro デジタル映像 編集講座」「プロが教える! After Effectsモーショングラフィックス入門講座」など。

イントロダクション

TORAERA DOUGA

TORAERAの川原です。YouTubeでAfter Effectsのチュートリアルを配信していまして、はじめてAfter Effectsを触る人でもわかるように、ハードルを下げたチュートリアルを中心にアップしています。
普段は神戸の「SHIN-YU」という会社で、ウェブ広告関連の動画をモーショングラフィックスで作る映像屋をしています。また、最近ではモーショングラフィックス初心者の方に向けたAfter Effectsの本を出版しましたのでぜひチェックしてみてください。

超便利!アニメーションプリセットの使い方

みなさん、アニメーションプリセット使ってますか?

最近AfterEffectsを使い出した人にアニメーションプリセットの話をすると全然共感されなくて…テンプレートやスクリプトが増えている一方で、すごくシンプルに使えるアニメーションプリセットを使っていない、そもそも知らない人が増えてきている印象があるので、改めてご紹介しようと思います。

今回はこのAeロゴにアニメーションをつけていきますね。スケールを0、120、100とキーフレームを打ったアニメーションを保存して使い回します。

スケールのキーフレームを全部選択した状態で「アニメーションプリセットを保存」をクリックします。今回は名前を「拡大ボヨン」として保存しました。

するとエフェクトプリセットのパネル(赤枠)に、ユーザープリセットという項目が追加されます。先ほど保存した「拡大ボヨン」エフェクトをドラッグして、別のレイヤーに適用すると、保存したキーフレームが反映されて超便利。

このように、一度作ったアニメーションをプリセットに保存することで、いつでもドラッグするだけで使えるようになるのが「アニメーションプリセット」です。
かなり前からある機能ですごく便利なのですが、最近まったく共感されなくてちょっと寂しいなと思っている感じです…

ではどの程度保存して使えるのか?

おそらく全てのレイヤー設定を保存して使い回すことができます。

難しいエクスプレッションもプリセット化!

先ほどの「拡大ボヨン」とは異なり、エクスプレッションを書くことで、キーフレーム2つだけでバウンスするエフェクトを作ってみました。ちなみにエクスプレッションの中身はこちら。

毎回複雑なエクスプレッションを書くのはなかなか大変ですよね。賢い人が書いてくれたエクスプレッションを一度コピペして、アニメーションプリセットに保存しておく(赤枠)ことで、いつでも使い回しすることができます。

レイヤースタイルやアニメーターもプリセットに!

レイヤースタイルを作り、アニメーションプリセットに保存しておくことで、ドラッグ&ドロップ(またはダブルクリック)するだけで文字のスタイルや線・シェイプ・平面に適用することができます。

このプリセットの作り方は、エフェクトを適応したシェイプやテキストのタブを開くと、トランスフォームの下にレイヤースタイルが表示されます。プリセットに保存したいレイヤースタイルを選択アニメーションプリセットに保存すると、プリセットを作成することができます。

あとはアニメーターもプリセットにできます。

例えば、「文字ジャンプイン」のプリセットを作っておいてドラッグすると、アニメーターのアニメーションも適用できます。今隠れたところから文字が出現する仕組みなのですが、実はレイヤースタイルとマスクを一緒にプリセット保存することでこういったアニメーションも再現できます。

最後エフェクトですね。

エフェクト系もアニメーションプリセットで保存しておけば、文字のスタイルも一発で映画風に。フラクタルノイズ、ブラー、グロー、トライトーンなど複数エフェクトを組み合わせて1つの質感を作るエフェクトも、選択して保存することで、プリセットにすることができます

まとめ

こういったベースとなるプリセットをたくさん作り、カスタマイズすることで編集作業を短縮することができます

Macなら書類、Windowsだとドキュメントを開くと、Adobeフォルダがデフォルトであります。アニメーションプリセットを一度保存してから、自分が使っているAfterEffectsのバージョンのフォルダを開くと、ユーザープリセットというフォルダが作られてその中にプリセットファイルが保存されています。

ユーザープリセットのフォルダ自体を他のマシーンにコピペすれば、別のPCでもすぐプリセットを使うことができます
使い回せるものは、アニメーションプリセットに保存してみてはいかがでしょうか?ご静聴ありがとうございました。

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