2019.12.24 (最終更新日: 2019.12.25)

1カメ素材から2カメ風の動画を簡単に作る方法 〜DaVinci ResolveのAIクローズアップ〜

YouTube動画やインタビュー動画を見ていると、シングルカメラで撮っておいて、途中にズームを入れる編集をよく見ます。1カメの映像をずっと流していると視聴者も退屈してしまいますが、途中にクローズアップの映像を入れることで映像にメリハリができます。

引きで撮っておいて、

途中に寄りを入れる、という感じです。

DaVinci ResolveのCutページにはクローズアップという機能があります。これを使えば、こういう形式の動画をすごく簡単に作れます。

  1. カットページで、引きの映像をタイムラインに置きます。

  2. 途中、ズームしたいところにプレイヘッドを持っていきます。そしてクローズアップボタンを押します。

  3. 自動的に、プレイヘッドのある位置から5秒間のクリップが上のレイヤーに挿入されます。AIが顔を自動検出して、その箇所を勝手に120%〜140%ズームしてくれます。イン点やアウト点がなくても、タイムラインの中の正しい位置に置かれるので、前後の映像と齟齬が生じる心配はありません。

これでおしまいです。

オリジナルのクリップの素材が4Kや6Kならズームをしても高いクオリティの画質が保持できますし、もしオリジナルの素材がHDでも、DaVinci Resolveのスケーリグ技術は優秀なので、画質が大きく荒れることはありません。

もちろん上のレイヤーに乗ったクリップは、最初の5秒より短くも長くもできます。

ズームの倍率や位置は、もし変更したければ、ビューワーで変更できます。

本来は2カメや3カメで撮影できればいいのですが、そう言っていられない場合もあります。1カメの素材から、手っ取り早く2カメ風を作るには、DaVinci ResolveのカットページにあるAIクローズアップを使いましょう。後処理で2カメを3カメ風に、3カメを4カメ風にするのもいいですね。最近のカメラは4Kや6Kで収録できるので、その高解像度を生かして引き気味に撮っておいて、そこから引きの絵と寄りの絵の2パターンを編集時に作ることをお勧めします。

その他のDaVinci ResolveのAIテクノロジーはこちらをご覧ください。

このようなタイムラインをカラーグレーディングをするときには、リモートバージョンを使うと作業時間を大幅に短縮できるはずです。よろしければこちらもどうぞ。

5クリップする
クリップしておくと
あとからいつでも
見返したりできます。