【ShortFilm鑑賞会】vol.03 写真の見せ方がカッコいい3選

良いアウトプットのためには良いインプットを。

こんにちは、フィルムメイカーチームのinaho Filmです。
栃木県鹿沼市を拠点に、世界で通用するショートフィルムを作ることを目標として作品制作をしています。
inaho Filmでは定期的に、メンバー各自が「これはいい!」と思った映像作品を持ち寄って鑑賞する会を開催しています。
vol.02は受賞歴が光る2選を取り上げましたが、今回は写真の見せ方がカッコいい動画3選をご紹介したいと思います!

1. Photographers in Focus: Wim Wenders

「都会のアリス」や「パリ、テキサス」などで知られる映画監督ヴィム・ヴェンダースが、ポラロイドカメラに寄せる思いを語っています。

Everything you do is made from ideas.
Everything you do.
Every movie starts with this certain ideas.
It would start … of a place you see.
And the Polaroid was just a collection of constant ideas.
(私訳)
人のすることには何だって、まずアイデアがある。
どんなことでもね。
映画だって、最初はアイデアから始まるんだ。
例えば、自分が見た場所とかね。
ポラロイドは、途切れることのないアイデアをただ集めたものだった。

ヴェンダース本人の撮影した写真が映像と組み合わされることで、彼がインタビューで話している内容により奥行きが感じられました。
例えば、写真をテーブルに広げたり、箱から取り出して眺めたりする様子を映像にすることもできたと思います。
しかし、敢えて写真のクローズアップを映すことで、画はシンプルでありながらも、見ている私たちの意識は自然と写真の中へと向けられ、写真を撮る瞬間のヴェンダースの感情はどのようなものだったのか想像が膨らみました。

ちなみに、この動画はNOWNESSの”Photographers in Focus”というシリーズの中の1作品です。
他にも沢山の写真家が取り上げられているので、興味のある方はチェックしてみてください!

2. “The Weekly” Title Sequence

New York TimesによるTVシリーズ「The Weekly」のタイトルシーケンスです。
同番組は、最新ニュースや話題のトピックとそれを追うTimes紙の記者を取り上げ、ジャーナリズムの観点から事の真相に迫るドキュメンタリーシリーズとして、2019年にスタートしています。

残念ながら日本で本編を視聴する方法が見つからないのですが(ご存知の方はぜひ教えてください)、タイトルシーケンスの見せ方がとてもかっこいいですね!
社会問題の深刻さや切迫感を表現しつつも、おしゃれさがあって重たくなりすぎないというバランス感覚が絶妙です。

New York Times といえば、様々な短編ドキュメンタリー映像を 公開しているOp-Docsも、非常にクオリティの高い作品が多いのでオススメです。

3. WALK_Porto

写真のスライドショー?と思いきや、シャッター音や人の声、ざわめきが聞こえます。
実はこれらは全て、シャッターをきる正にその瞬間にあった環境音なのです。
いろんな都市で街歩きをしながら撮った写真をまとめた「WALK_」シリーズ。
写真に環境音が加わることで、まるで自分も一緒に街を歩いているかのような不思議な感覚を覚えませんか?

撮影者であるDerek Beckさんは「WALK_」をaudiovisual photography seriesと呼んでいるそうです。
ちなみに使用カメラはCanon AE-1
WALK_のウェブサイトでは、沢山の作品が公開されていて、またこちらのページでは写真をクリックすると、その写真の撮影時の環境音を聞けるようになっています。

写真は記憶、とよく言われますが、聴覚が加わることで、より鮮明にその瞬間の感覚が蘇ってきそうです。
一見単純で、とても面白いアイデアだなと思いました!

おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は、写真をうまく取り入れた動画を3本紹介しました。
写真と動画の組み合わせには、いろんな可能性がありそうです。
また次回以降も、ユニークな作品をどしどしご紹介できればと思います!

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