ATEM Mini、ATEM Mini Proを各種オンライン会議サービスで使う方法をまとめておきます。いずれもATEM MiniとPC/MacをUSBで接続するだけですぐに使えます。ドライバのインストールなどは必要ありません。
Zoom
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ビデオ会議を開始し、「画面を共有」を選択
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「詳細」のタブの「第2のカメラのコンテンツ」を選択します
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新しいダイアログが開きます。ウェブカメラの映像やほかの映像が出てきてしまった場合には、左上の「カメラの切り替え」をクリックすると、ATEM Miniからの映像が選択できます
どのくらいの解像度で送受信できているかを確認するには、「設定」、「統計情報」の「画面の共有」を開いてください。ここで1280x720、1920x1080などと表示されていれば、高いクオリティで送受信できているということになります。送信側、受信側のどちらかのネットの回線速度が遅いと解像度が下がってしまうのでご注意ください。
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「ビデオの開始」を選んでもいいのですが、そうするとZoomの仕様により、低い解像度で映像が伝送されてしまいます。だから「ビデオの開始」ではなく、「画面を共有」を使うことをお勧めします。画面共有のソースとしてATEM Miniからの映像を選択することで高い解像度で送信可能です。
Line
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LINE Appの左下「…」をクリック
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Settingsをクリック
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Microphone settingやCamera settingsを任意の機器に設定
Skype
- 上部ツールバー「Skype」より「Audio & Video Settings」を選択
- Camera、Microphone設定を任意の機器に設定
Slack
- 会議開始後、左上部の歯車アイコンをクリック
- Audio Settings / Video Settingsでデバイスを選択
FaceTime
- UVCデバイス(ATEM Mini, Web Presenter等)を接続した状態でFaceTimeを起動
- 上部ツールバー「Video」より、Camera, Microphoneを任意の機器に選択
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UVCデバイスが接続されない場合、自動でFaceTimeHDカメラが選択されます。Videoタブに選択肢が表示されません。
Google Hangouts
- Google ChromeもしくはSafariでビデオ会議を開始
- 右上の歯車をクリックし、Video, Microphoneを任意の機器に設定
TeamViewer
- 主催者である場合、「Meeting」タブよりVideoアイコンをクリック
- 右上の歯車アイコンをクリックし、Videoを選択
- Video Sourceに任意の機器を選択。Audio機器も特定の機器を選択したい場合はAudio設定から同様に選択。
Microsoft Teams
- 右上のユーザアイコンをクリックし、Settingを選択
- Deviceタブより、Microphone, Cameraを任意の機器に設定
Discord
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左下のユーザパネルの歯車アイコンをクリック
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「音声・ビデオ」タブにアクセス。「ビデオ設定」のカメラを任意の機器に設定。音声も任意の機器を設定する場合、音声設定より同様に設定。
Cisco WebEx Meetings
- 会議開始直前にセットアップする場合、右下のSettingsをクリック
- Microphone, Cameraソースを任意の機器に設定
- 会議中の設定変更の場合、下部の「︙」ボタンをクリック
- 「Speaker, Microphone, and Camera」をクリック
- Microphone, Cameraソースを任意の値に設定
Snap Camera
自宅の部屋を見せたくない、いや、それどころか、恥ずかしいからもういっそのことジャガイモに変身してしまいたい。よくある悩みですね。そんなときはSnap Cameraを使ってみましょう。
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Snap Cameraの環境設定でATEM Miniからの映像を選択します
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Skypeなどのアプリを開きます。Snap Cameraでのエフェクトをかけたものが、ビデオソースとして認識されます
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