2020.06.02 (最終更新日: 2020.06.02)

DJI RONIN-Sについてのよくある質問26選

DJI RONIN-Sについてのよくある質問集

この記事では、RONIN-Sに関してよくお寄せいただく質問にお答えしていきます。

RONIN-Sはどういう用途に使うものですか?

RONIN-Sは、一眼レフやミラーレスカメラ用のジンバルです。RONIN-Sを使うことで手ブレを抑えて滑らかな映像を撮影できます。

なぜRONIN-Sを使うと手ブレを防げるのでしょうか

RONIN-Sでは、パン軸、チルト軸、ロール軸をそれぞれ三つのモーターで補正しています。人間の加えるパン、チルト、ロールの動きがブレなのか、カメラワークなのかを設定し、RONIN-Sと意思疎通を図ることで狙った画を撮影できます。歩きながらもずっと前を向いていて欲しいとき(ドリー)、左右だけを動かしたいとき(パン)、上下だけを動かしたいとき(チルト)、水平を崩して、ジンバル特有のなめらかな画を撮影したいときなど、どんなカメラワークをしたいのかを撮影前に考えます。これは、RONIN-Sが手持ちの際の人間特有の細かな振動は修正するものの、手ブレなのかカメラワークなのかの判断はできないためです。

最大積載量は?

3.6kgです。ほとんどの一眼レフやミラーレスカメラはこの重量内です。参考までに、Canon 5D Mark IVと70-200mm F2.8を合わせた重量は約3.5kgです。(最大積載量は最大動作速度:75 km/hの場合です)

他社のジンバルと違う特徴は?

ロール軸よりも高い位置にカメラがくる設計なので、モニターが見やすいです。専用アプリと連携することでモーターパワーやカメラワークの細かな調整ができます。ハイエンド向け外部機器などの充実も特徴です。

付属している物を教えてください

エッセンシャルキット(66,000円)標準キット(94,490円)の設定があります。主な違いは、フォローフォーカス機能が使えなかったり、各種カメラ制御ケーブルやUSB電源アダプターが同梱されていない点です。基本性能に違いはありません。
*DJIでは、2020/4/28 ~ 5/17 23:59(日本時間)でおうちVlogキャンペーンをおこなっており、RONIN-Sが(52,690円)標準キット(74,580円)でお買い求めいただけます。

バッテリーはどれくらい持ちますか?

最大で12時間です。はじめにバランスを正しく取ることで消費電力を抑えることができます。

バッテリーの充電にはどれくらい時間がかかる?

付属の電源アダプター(24W)で約2時間15分です。不安な方には、バッテリーグリップ単体での販売も行っています。

どんなカメラに対応していますか?

ジンバル機能を使用する分に関しましては、最大積載量である3.6kg以内のカメラであればどういったものでも大丈夫です。(最大積載量は最大動作速度:75 km/hの場合です)
遠隔操作機能を活かして照明を搭載した、という事例も聞いたことがあります。
RONIN-Sとカメラの連携機能は、各カメラによって異なりますがRECボタンやシャッターボタン制御、ズーム・フォーカス操作が可能です。Canon、Nikon、Panasonic、SONY、Fujifilmの主要カメラにはほぼ対応しています。バランスがとりにくいものは、別売りのカウンターウェイトをご使用いただければ、さらに搭載できるカメラの幅が広がります。
最新の対応情報はこちらに記載しています。

電源の付け方を教えてください

バッテリーグリップと本体を接続後に、バッテリー底部にあるバッテリー電源ボタンを長押しします。バッテリーグリップのLEDの点灯を確認し、本体の電源ボタンを長押しします。

各種スイッチの役割は?

電源ボタン

・電源ボタンを長押しで本体の電源がつきます。電源がついている状態で2回押すとモーターが一時停止/解除されます。バッテリーを温存したいときや移動時などに便利です。

RECボタン

・RECボタンを一度押すと録画の開始/停止です。長押しで静止画を撮影できます。カメラのシャッターボタンと同じで半押しすることができ、オートフォーカスが作動します。ちなみに、カメラと接続していない場合は何も起こりません。

Ⓜ︎ボタン

・Ⓜ︎ボタンを一度押すとユーザープロファイルが切り替わります。長押しするとスポーツモードになります。ユーザープロファイル、スポーツモードとはなんぞやは後述します。

ジョイスティック

・ジョイスティックではパン・チルトの操作が可能です。アプリの[Control Setting→Motion]で細かく動きを調整することができます。

トリガーボタン

・裏にあるのがトリガーボタンです。
長押しとすると、ロックモードになります。
2回押すとジンバルがセンターに向きます。
3回押すとジンバルがユーザーの方に向きます。
Ⓜ︎ボタンとトリガーを同時に4秒間押すことでオートチューンができます。バランスを取り終わった後に行うと良いです。

アプリは使わないといけないのですか?

上記のように、基本的操作は手元のスイッチで完結するので使わなくても問題ありません。アプリは細かな設定や調整などに使用します。別売りのコマンドユニットを使えば、モバイル端末無しで、細かな設定の変更が可能です。

オートチューンはいつするの?なんのために?

バランスを取った後にオートチューンをします。オートチューンは、カメラの重量とバランスを判断して、3つのモーターの強さを調整してくれます。デフォルトでは「中」になっています。ゆっくりとしたカメラワークの時には「低」、車載時や高速で移動するシーンでは「高」にするとより良いジンバル性能が得られます。

3つのモードって?

RONIN-S本体に「パン&チルトフォロー・パンフォロー・FPV・3Dロール360」の中から3つのユーザープロファイルをアサインすることができます。Ⓜ︎ボタンを押して切り替えることができます。
それぞれのモードができることはこちらの記事が参考になります。
Ⓜ︎ボタンとトリガーを長押しすることで切り替わるスポーツモードでは、カメラワークに対して素早く反応するようになります。動きの速い被写体に対して素早く追跡できます。このときLEDは黄色に点灯します。

バランスの取り方が知りたいです

こちらの動画 DJI公式 バランス調整方法 、もしくは Vook『【DJI RONIN-S】MVディレクターに訊く、ジンバルの活用手法』 を参考にしてみてください。

ローアングルで撮影するにはどうしたらいいですか?

吊り下げモードという機能があります。トリガーを押しながら写真のようにRONIN-Sを反転させることで吊り下げモードに移行します。または、電源ボタンを2回押ししてスリープモードに移行し、RONIN-Sを反転させ、必要に応じてバランスを調整しスリープモードを解除することでも吊り下げモードへ移行できます。

吊り下げモードでは、ローアングルだけではなく、ハンドルと組み合わせてRONIN-Mに近いスタイルで運用することも可能です。

フォローフォーカスを使いたいです

RONIN-Sの標準キットにはFocusホイールやカメラと接続するケーブルが含まれています。

お手持ちのカメラに適したケーブルでRONIN-Sと接続します。最新の対応情報はこちらに記載しています。
電子制御可能なレンズであればこちらでフォーカス調整が可能です。
マニュアルフォーカスレンズを使用する場合には、別売のFocusモーターを使用します。

車で使う際の注意点は?

RONIN-Sは、高加速時や減速時に不安定になったり、カーブ時に誤動作することがあります。車内で使用する場合には、外部GPSモジュールを用いることで安定性が増します。
また、車体に固定するためのユニバーサルマウントもございます。
さらに、RONIN-Sのオートチューンでを剛性を「高」にしておくとより良い性能を得られるでしょう。

形が複雑ですが、どう運べばいいんでしょうか

セッティング後に運搬する場合、電源を落とした状態でRONINロゴのある一番太いアームを掴んで持ち運びます。

カメラバッグにそのまま入れても大丈夫でしょうか。

大丈夫です。アームをバンドなどで固定して入れると良いかもしれません。

現場でのレンズ交換はどのように行えばいいですか?

RONIN-Sのモーターは強力なので、ある程度重量の違うレンズに付け替えたとしても、バランス調整をせずに使用できます。レンズ交換の際は、電源ボタンを2回押ししてスリープモードにした状態にしてください。

重くて腕が疲れます。

わかります。デュアルハンドルやネックストラップ、外部モニターなどを活用して自分に最適なポジションを探ってみてください。筋トレも大切です。

他にできることを教えてください。

アプリの「作成」には数多くの機能があります。

仮想ジョイスティック

スマホからRONIN-Sの操作ができます。複数人でオペレートする時や、クレーンの先にRONIN-Sをつけて使用するときに便利です。

ActiveTrack

被写体をトラッキングしてくれる、という機能です。スマホのカメラを使用します。

Force Mobile

スマホの傾きと連動してRONIN-Sを操作できます。DJI Force Proという15万の遠隔操作システムの簡易版です。結構楽しいです。

ときどき振動が止まらなくなったり、暴れまわったりするのですが故障でしょうか

モーターに過度の負荷がかかっている状態です。一度電源を落とし、バランス調整、オートチューンをしなおしてみてください。
システムキャリブレーションを試してみることも一つの手段です。センサーエラーが蓄積することによって生じるジンバルドリフトを補正する機能です。Ronin-Sを平らな場所に置いて行ってください。

パスワードを忘れてアプリと繋がらない! 設定をリセットするには?

電源を入れた状態で、Ⓜ︎ボタンを6回連続で押すとユーザープロファイルとBluetoothのパスワードがデフォルトに戻ります。デフォルトのBluetoothパスワードは 12345678 です。

ジョイスティックを触ってないのに勝手に動き出します。

トリガーボタンを4回押すとジョイスティックのキャリブレーションができます。キャリブレーション中は、ジョイスティックを数回全方向に押したり引いたりしてみてください。トリガーを4回押して長押しするとキャリブレーション完了です。LEDが赤色に点滅している場合はもう一度試してみてください。

RONIN-SCとはどう違うんですか?

最大の違いは積載量です。RONIN-SCの最大積載量は2kgです。SCは主に小型ミラーレスカメラに最適です。PV撮影の現場などで複数のレンズを使用したりする場合はRONIN-S、移動の多い撮影や旅行にはRONIN-SCといった使い分けでしょうか。ギリギリの重量ではワークに支障が出たりバランス調整がシビアになったりするので、最大積載量に余裕があるに越したことはありません。デジタル一眼レフカメラを使用していて、レンズの自由度が高く野心的な撮影環境がある場合は、Ronin-Sが最適です。Ronin-Sは、イベント映像製作者、コンテンツメーカー、およびデジタル一眼レフカメラの所有者にとって必須のハンドヘルドジンバルです。

参考動画

DJI - RoninS - DANCE VIDEOGRAPHY with Panasonic LUMIX GH5 S

DJI - RONIN-S WEDDING VIDEOGRAPHY with SONYα7

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