2017.04.06 (最終更新日: 2022.06.06)

DaVinci Resolveの無償版と有償版の違いは?

DaVinci Resolveについて語るとき、必ずといっていいくらい頻繁に尋ねられる質問があります。今回はその一つについて紹介します。

※2021年2月にリリースされたDaVinci Resolve 17の情報をこのページにも反映しました。(2021年10月更新)

無償版と有償版

ご存知のとおり、DaVinci Resolveには大きく分けて2種類のタイプがあります(厳密にはもっと種類は豊富なのですが話をわかりやすくするために2種類とします)。DaVinci ResolveとDaVinci Resolve Studioです。DaVinci Resolveは無償で入手でき、DaVinci Resolve Studioは有償版です。DaVinci Resolve Studioは、USBドングルでライセンスが管理されています。

※DaVinci Resolve 14からはライセンス認証の方法の一つとしてドングルと並んでアクティベーションコードが採用されています。詳しくはこちらから

昔からDaVinci Resolveに親しんでいる方は、DaVinci Resolve Liteというものがあったことをご存知だと思います。DaVinci Resolve Liteは無償版でしたが、DaVinci Resolve 12からはLiteなしのDaVinci Resolveが無償版になりました。どうしてLiteを捨てたかというと、本社によると、「無償版とはいえ、編集ソフトとしても、カラーグレーディングソフトとしても充実しすぎていて、Liteという名前はそのパワフルさを正確に表していていないから」だそうです。まあ、たしかに一つの見解ではあります。

さて、DaVinci ResolveとDaVinci Resolve Studioの違いはどこにあるのでしょうか? 一言で答えるなら、「そこまでの違いはありません」。下の図をご覧ください。一部のハイエンド向けの機能を除けば、無償版でも十分にご利用いただけます。

無償版は無期限で使用できます。アップデートも無料でできます。商業利用も認められています。無償版で素敵な映像作品を作って、評判になって、お金がふんだんに入ってくるようになったら、有償版ライセンスの購入をご検討ください。URSA Mini、Blackmagic Cinema Camera、Blackmagc Production Camera 4Kといったシネマカメラには、ライセンスがついてきますので、ドングルを手に入れるためにシネマカメラを買うのも一つの方法です。発売中のPocket Cinema Camera 4Kにも、ライセンスがついてきます。

「どうやってこんなすごいソフトを無料で提供することができるのか?」とよく尋ねられます。「開発費はどうしているのか?」と。これも、DaVinci Resolveについて語るとき、必ずといっていいくらい頻繁に尋ねられる質問です。そう尋ねられるとこちらもわりと困ってしまいます。どうやってるんでしょうね・・・。

無償の理由、安さの理由についてはこちらの記事をご覧ください。
https://vook.vc/n/1506

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無償版ではGPUは使えない?

DaVinci ResolveはGPUに大きく依存するソフトウェアです。GPUのパワーがほぼそのままパフォーマンスに直結します。それでは無償版と有償版で、GPUの使い方に差異はあるのでしょうか?

答えはイエスであり、ノーです。無償版でもGPUは使えます。これは事実です。DaVinci ResolveではほぼすべてのエフェクトにGPUを使いますが、これは無償版でも制限はありません。だから有償版と無償版で、一般的なパフォーマンスに差異はありません。たまに「無償版はGPUは使えない」という説明を目にしますが、以上の理由により、これは誤りです。

しかし有償版と無償版のあいだで、GPUの使い方が異なるところが一点存在します。それはWindowsでのGPUアクセラレーションです。有償版のWindowsの場合、NVIDIA/AMD/Intel QuickSyncでハードウェアエンコーダー/デコーダーが有効なPCであれば、H.264/H.265を対象としたエンコーダー/デコーダーが高速化されます。だからたとえばNVIDIA GPUを使っていて、H.264の素材を使って編集する際には、有償版を使った方がパフォーマンスが上がります。それに対して、NVIDIA/AMDのGPU、IntelのCPUを使っていなかったり、H.264/H.265の素材を使っていない場合には、とくに有償版と無償版でのパフォーマンスの違いはありません。

MacについてはGPUアクセラレーションに関して無償版と有償版の違いはありません。推奨環境についてはこちらからどうぞ。

DaVinci Resolve 17 最新推奨マシン環境

今回は2021年8月の段階で、オススメするマシンスペックのリストを、松竹梅のランクに分けてお届けします。自分のマシンがどのあたりか、今度買うときにはどれを選べばいいのか、参考にしていただければ嬉...

公式ガイドブック

多くの方からご要望のあったDaVinci Resolveの日本語のガイドブックがPDFで入手できるようになっています。動画編集、カラーグレーディング、音声編集、合成というDaVinci Resolveの大きな4本の柱について、丁寧にわかりやすく説明してくれているテキストブックです。DaVinci Resolveを使いこなしたい方は必読です。このガイドブックは無料で提供されています。DaVinci Resolve 17の日本語版ガイドブックは現在鋭意翻訳中です。

チュートリアル動画

DaVinci Resolveのチュートリアル動画はYouTubeで無償で提供されています。もちろん日本語です。こちらからチャンネルをご覧になれます。上の公式ガイドブックに沿って説明されています。

https://www.youtube.com/channel/UCY3J0X26AAeqIijVE1kANIw

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