2020.06.18 (最終更新日: 2020.06.18)

【初心者向け】sony α7シリーズでシネマティックな映像を作る方法 

皆さんこんにちは雲雀です。
今日はSONY α7シリーズのカメラでシネマティックな映像を作る方法をお教えします。

SONY α7シリーズの説明

2013年にSONYから世界初のフルサイズセンサー搭載のミラーレスカメラ「α7/α7R」が登場し、翌年さらに高感度で撮影ができ、動画撮影に特化したモデルである「α7s」が発売されました。最高ISO感度409600まで達成し、4K出力やSlog収録など映像制作者らにとっては役立つ機能が満載で、MVやCM、低予算の制作現場で使われるようになりました。その後登場した「α7sⅡ」や「α7Ⅲ」などの後継機種も根強い人気があり、多くの映像制作者が使用しています。

ちなみに上位機種であるSONY PXW-FS7が未だMVやCMなどで使われていますが、スマートフォンなどの画面で見るとFS7で撮影した画とαで撮影した画はほとんど違いがわかりません。なのでBcamやサブカメラとして採用されることも多く、人気の高さを物語っています。

1 カメラの設定

映画のコマ数を再現するため、カメラのフレームレートは24p、シャッタースピード1/50、記録方式はXAVCS方式に設定します。

そしてピクチャープロファイルの設定が肝心です。撮影後カラーグレーディングを思う存分行いたい場合は、ガンマをS-log2、カラーモードをS-Gamutに設定します。

ところでα7sⅡ以降に追加されたガンマのS-log3ですが、αシリーズの記録される色深度は8bitなので、S-log3で撮影してしまうと、バンディングと呼ばれる濃淡の縞が出来てしまいます。なのでαシリーズで撮影する際は、S-log2をオススメします。

簡素なグレーディングで済ませたい場合はガンマをCINE4、カラーモードをCINEMAにしてディティールのレベルをー4に下げます。

2 フィルター

デジタル一眼レフカメラの場合、動画を撮影すると人物の輪郭がパキッと出てしまう特徴があります。これを抑えるためにフィルターを使用します。低価格なものであればKenkoのブラックミストNO1フィルターも使えますが、ミストが強く出てしまうため、ここではTiffenのブラックプロミストをオススメします。Kenkoより高価格ですが、Tiffenのブラックプロミストはラインナップが豊富で状況に応じてミスト感を選択でき、繊細な表現が可能です。

3 レンズはCarl Zeiss がおすすめ

レンズ選択は重要です。レンズによって映像のルックが決まってしまうと言っても過言ではありません。αシリーズでシネマティックな映像を撮影するにはCarl Zeissシリーズのレンズをオススメします。

Carl Zeissのレンズは、シャープでハイコントラストなのが特徴です。そしてシャープさを保持しつつ、ディティールなどの繊細な部分の描写力も他社のレンズと比べる優れています。

現在、多くの映画作品においてCarl ZeissかAngenieux の2つのメーカーのレンズが使用されています。しかしAngenieux のレンズは大変高額で、個人では購入することが難しいため、Eマウントのラインナップも豊富でリーズナブルなCarl Zeissレンズがαシリーズにはピッタリです。

いかがだったでしょうか。ここで紹介した方法論はあくまで一例であり、他にも多くの表現方法があります。是非みなさんも自分たちのシネマティックな映像を追求してみてください。

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