2020.10.25 (最終更新日: 2021.02.04)

【映像制作者が色彩学を学ぶ】[1]物体が見える、カメラに映る、ということ

【シリーズ】色彩学的に考える、映像のルック作り

僕はふだん、撮影、照明、カラーグレーディングから、Webなどのデザインを考えることまで、映像を軸に幅広く仕事をしています。
 制作の中で、特にカラーグレーディングやデザインの配色などは、これまで、他の人の綺麗なルックを参考にしてみたり、自分の”感覚”で綺麗と思う色味や配色を頼りに制作をしてみたりしていました。
 編集の最後の仕上げとして、いつも締め切りに追われつつ、なんとなく行ってしまう色の調整。毎回、自分の中での基準がぶれてしまい、自分のルックというものが手に入れられず、どうにか打破したい、、。『美しい』ルックとは何なのか、、。 ずっと、悩み続けてきました。

そこで、色彩検定のテキストや、色彩学の本などをもとにして、「色や光とは何なのか」 を分解して捉えていきたいと思います。全8回にわたり、色や光の基礎や、配色研究、色彩心理など、参考になりそうなところを体系化していく記事になります。
 ソフトや機材の使い方を知る、というよりは、より美しいルックを作るために、光や色とは何なのかを掴み、理解することが目的です。 色彩学的・心理学的アプローチから、映像表現に活かせそうなポイントを僕が学びながら、こちらにどんどんまとめていきたいと思っているので、色彩検定とはなんぞやって方も、色や光の基礎を知りたいぞって方も、お付き合いいただけると嬉しいです〜
※かなり噛み砕いて書いていますので、細かな用語などは省かせていただいています!

今回主に参考にしたのは


1回で合格!色彩検定2級テキスト&問題集


色のしくみ―初期の光学理論から色彩心理学・民族の色彩まで
です!

第一弾となるこちらの記事では、光や色が存在し、カメラに写る、とはどういう現象なのか、そんなところから考えていきたいと思います!

物体が見える、ということ