2020.10.28 (最終更新日: 2020.10.28)

4kグレーディングを持ち運びする時代。マウスコンピューター DAIV 5D-R7

Sponsored by 株式会社マウスコンピューター


どうも、撮影監督で映像ディレクターのニコラス・タケヤマです。

マウスコンピューターさんから
ノートパソコンのDAIV 5D-R7が届きました!

パソコンが届いてご満悦のニコラス氏

映像制作を仕事でしていて、持ち運び用に2台目が欲しい。
これから映像を始めようとしていて、どんなパソコンにしようか。
と悩んでいる方の参考になれば幸いです。

Davinci Resolveの日本初の本国公認トレーナーでもある私はカラーグレーディング・DITの仕事も良く請け負います。
今回はカラリスト+現場もこなす、映像クリエイター視点でこのノートパソコンを見ていきます!

デスクトップCPUを搭載している十分な処理性能

DAIV 5D-R7はデスクトップ向けのプロセッサーのAMD Ryzen 7 3700Xを積んでいます。

CPUは8コア16スレッドでグラフィックカードにはGeforce GTX 1660Ti。

現在主流になりつつある、4kの動画編集も難なくこなせるスペックですね。

AMD Ryzen 7 3700Xは比較的安価なCPUなのですが、Intel社製の上位価格帯のCPUに引けをとらないパフォーマンスを持っています。
最近のAMDの技術進化が凄まじいです。

そして、ノートパソコンなのにデスクトップCPUを積んでいるのはありがたいですね。
この小さめのボディからは想像がつきません。

Geforce GTX 1660TiはRTX2060と同程度くらいのスペックを誇っており、その代わりにレイトレーシング等の機能を省いた廉価版モデルとなっています。

でも、レイトレーシング機能は比較的に新しい技術なので、まだ対応しているソフトが少なく、現状ゲームかハイエンドCGでもやらない限り恩恵が受けられないので、当分はいらないかなって感じですね。

なので、十分実戦で使えるスペックを持ちつつもお買い求め安くまとめられているなという印象です。

とにかく、コストパフォーマンスが高い。

良い時代になったものです。

カスタマイズ無しで15万切ってる価格帯なので、
本当にデスクトップからの2台持ちを検討している方、学生さん、Youtube等のライトな動画編集を4kの高画質でやりたい方等
幅広い人たちにニーズがあるかなと。

実際にどの程度のパフォーマンスがあるのか

CINEBENCHのベンチマーク

一応、業界標準のベンチマークのCINEBENCHの値がこちら。
ベンチマーク的に言うとIntel社製のCore i7-9700より約50%のパフォーマンスアップが図れます。

でも、皆さんベンチマークの数値を見させられても、ピンとこないですよね?
実際の使用感が知りたいですよね?

そこでDavinci Resolveをメインの編集ソフトとして使っているので、
試しに、現在実際に仕事として編集しているミュージックビデオのプロジェクトファイルを読み込んでみました。

驚くことに今デスクトップで編集している作業感覚と何ら遜色の無いパフォーマンスを発揮してくれました。

というのも普段RAIDを組んだHDD(HDDを何枚も繋げて転送速度をあげるシステム)で膨大な映像データを編集しているのですが、このノートパソコンはm.2のSSDを採用しています。

意外と動画編集のスペックで見落としガチなのがディスクのスピードです。パソコンの処理能力はあっても、データ転送のスピードが足らないでボトルネックになることもあります。

メイン機より早いスピードのディスクを積んでいるので、体感的に非常に重いエフェクトを重ねない限りは普段仕事で使っているメイン機よりサクサク編集できました。

これは嬉しい誤算ですね。

どれくらいのサクサク感か。


これくらいのタイムラインのボリューム感だったら普通に4kカット編集できる。 素材はProres 422。

Davinci Resolveの場合、Open FXというエフェクト群を使う際とグレーディングを施す場合はCPUよりグラフィックボードの処理能力が問われます。逆に再生等のデコード処理といわれるものや、エンコードした際のスピードはCPUの能力が関係してきます。

扱うファイルの種類や、タイムライン解像度が上がるにつれてこの処理能力の差は出てきます。

個人的に使っている感じだとCPUが強力なので
4k等の高画質をタイムライン上で再生する分には、すごく快適だなという印象です。 4kのクリップを4つ同時に再生も難なくこなしてくれました。これだけできれば、カット編集は問題ないでしょう。

もちろんエフェクト群を多用すると多少はモタツキますが、
Open FXを1つや2つであれば再生できます。
重めのエフェクト処理を加える場合はプロキシを作るなりで対処できそうです。

ノイズリダクションとフィルムグレインのOpen FXを載せたカットは問題なく再生できた

64GBにRAMをアップグレード

デフォルトの状態ではRAMが16GB なのですが、今回64GBにアップグレードしていただきました。

ちなみにDavinci ResolveではFusionを使わない限り16GBしかメモリを使わないのでその恩恵を受けられないのですが・・・
ソフトを開きながら資料を開いたり等のマルチタスクをしているときは役に立ちます。

後、今回は試せてないですがAfter Effects等のRAMを大量に使うソフトを使用する方には嬉しいオプションです。

出張カラーグレーディングに持っていけるじゃん。コレ

DAIV 5D-R7が届いてまず感じたのが、「思ったよりコンパクト!」ってこと。
実は今まで結構な台数、動画編集用にノートパソコンを買っていますが、機体が大きすぎたり重すぎたりして持ち運ばなくなるという・・・

結局、Macbook Proに落ち着いたりするんですよね。

でも、映像やってるとWindowsも使いたいじゃない?
Windowsでしか使えないソフトとか、結構あったりするんです。

仕事柄、私は良く出張カラーグレーディングなるものをします。制作会社等に出向いて、ディレクターやカメラマン、クライアント等の立ち合いの元、グレーディングをするのです。

これがちゃんと設備が整ったスタジオでのグレーディングならいいのですが、そうでないことの方がむしろ多くマシンペックがある程度要求されて、なおかつ持ち運びが苦じゃないというパソコン選びに困るんですよね。

DAIV 5D-R7のサイズ感とスペックはこの用途にぴったりですね。

コンパクトなのにテンキーパッドもちゃんとある。

後述のポート類の豊富さも出張グレーディングに発揮してくれます。

映像制作にありがたい、豊富なポート類

DAIV 5D-R7は痒い所に手が届く豊富なポート類も見逃せないです。
まず、今どきのノートパソコンはLANポートを省くモデルも多い中、このノートパソコンはちゃんと有線でLAN接続(インターネット)が使える!

有線LANがあるのはやっぱり嬉しいよね。

データのやり取りが多い映像制作者はやっぱり信頼性がある有線のLANポートでネットに接続したいです。
時に何TBにも及ぶ巨大な容量の映像データを送ることもあるので、無線でそれをやるとなると接続の不具合等で途中で止まってたりすることあるんですよね・・・。

寝てる間に送信止まってて、そのせいで作業が止まるなんて絶対避けたい。

次に、USB-Cがデフォルトで付いているWindowsのノートパソコンって意外と少ないで、これは嬉しい所。

最近は撮影のデータを外付けのポータブルSSDで収録できる機種も増えてUSB-CをわざわざUSB3.0に変換してデータ移行することも多い私ですが、このDAIV 5D-R7ならその面倒な手間も省ける。しかも、変換時に色々、ケーブル等の不具合が少なくなるのも良いですね。

例えば、Blackmagic Design社のポケットシネマカメラ6KでSamsung のT5ポータブルSSDに収録して撮影したデータをそのままUSB-Cで接続することができます。

他にもオプションでUHS-II規格の高速SDカードリーダーを搭載させることも可能です。パナソニックさんのS1HやS5等UHS-II規格のSDカードを採用しているカメラも増えてきた中、カードリーダー無しでデータを読み込めるのは現場でのバックアップ等で大変、役に立つでしょう。ちなみに、筆者も良くUHS-IIのSDカードを使うのですが、びっくりするくらい爆速です。

カラリストに嬉しい。Mini Display Port

映像の通信ケーブルはHDMIが現在主流かと思いますが、映像制作を行ってる上でこれが不都合になることが結構あります。

その点、このノートパソコンはデフォルトでMini Display Portが付いているから嬉しいです。

USB-C(映像用)、HDMI、Mini Display Portと三つの映像出力用ポートが並んでいる

例えばDavinci Resolve16以前では2画面目にフルスクリーンのプレビュー出力をしたい場合は普通のHDMIではできませんでした。再生カードを購入して、そこからスルーアウトするか、もしくはDisplay Portから出すことが必要でした。

Davinci 16以前は通常のHDMIだとこのVideo Clean Feedの項目が出てこなかった

こういった不都合があるのでDisplay Portのがなんだかんだ便利です。

私は今EIZOさんのモニタを使っているのですが、このモニタがHDMIだと30p入力までしか対応してないんです。それがDisplay Portなら60pの12bitの深度で入力できるのでカラーを仕事にしている私には大事。

後、地味にありがたいのがディスプレイ系のポートが全て背面についている点です。側面についているとケーブルが邪魔になるんですよ。

総じて魅力的な一台

このスペックで税別15万円切れば大満足ですね。

少し前だと、ここまでのスペック要求すると少し持ち運びは億劫だったんですが、
これは持ち運びがしやすいサイズで外出先で積極的に使っていきたいなと思いました。

現場でバックアップとりながら、ラフグレーディングをクライアントさんに見せてあげるみたいなことにも使えそうですね。色々な使用用途が考えられます。

オフィスや在宅でも良く場所を移動して作業する人なんかにも良さそうです。
ソファーでくつろぎながらカット編集してながら、最終的に作業机のモニタにつなげてグレーディングをするなんてこともできちゃいます。

フリーランスの2台目や学生さんのメインマシンとしていかがでしょうか?

それでは!

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