2020.10.25 (最終更新日: 2020.10.28)

覚えると楽になるエクスプレッション_レベル1_After Effects(アフターエフェクツ)

AE_エクスプレッションとは


After Effects(アフターエフェクツ)での作業はアニメーションや合成処理など多岐に渡ります。全てを手動で行うのもモチロン良いのですが自動化する事で効率をあげることも可能です。その時に出てくるのがエクスプレッションという記述式です。

Ae_なぜエクスプレッションを難しいと感じるのか?


よくエクスプレッションは難しいと聞く事があります。なぜそう感じるのかを聞いてみるとこのようなお話が多いです。

  • 何が起こっているのかわからない
  • なんかエラーが出る
  • 英語とか数学が苦手

正直自分もAe始めたての時はモロにこの印象でした。特に海外のテンプレート開いたらエラーがバンバン出てくるのに何がお起こっているかわからない。。。そしてそっと目を閉じる。というルーティンが繰り返されました。。。。今だから言えるんですがこれはエクスプレッションの基本ルールがわかっていなかったからだなと思います。本格的なプロモデルを組む時に説明書がない(難解)ので作り方ようわからん。。というアレに似ています。そこで今回はエクスプレッションの基本ルールをまとめておきたいと思います。

Ae_エクスプレッションを使う


エクスプレッションを使うための方法はいくつかあります。

  • レイヤーを選択してスイッチメニューの中のエクスプレッションをオンにする
  • レイヤーのプロパティを開いてストップウォッチをalt + クリックする

エクスプレッションがオンになるとストップウォッチと数値が赤くなります。色でも判断できるので覚えておきましょう。オフにしたい場合はイコールのアイコンをクリック。削除したい場合はもう一度ストップウォッチをalt + クリックすると削除できます。

Ae_つなげて参照する


他のレイヤーやコンポジションの情報をマウスで参照するためにはエクスプレッションウィップを使います。グルグルのアイコンのことですね。

使い方

  • 参照したいプロパティにエクスプレッションウィップをドラッグすると参照する

ドラッグする際にalt +ドラッグしておくと参照されたプロパティが番号になります。

Ae_エクスプレッションの読み方


エクスプレッションの記述は指示が書かれています。エクスプレッションは左から読むと言うことを覚えておきましょう。そして記述はオブジェクトや属性と呼ばれる単位でつながっていきます。(エフェクトやレイヤー、Compなどのことをオブジェクトと言います)

記述例

thisComp.layer(“A 2”).transform.positionとなっている場合

  • thisComp  = 現在使用しているコンポジション
  • layer(“A 2”)  = A2と言う名前のレイヤー
  • transform  = トランスフォームグループの情報
  • position   = 位置

という4つのオブジェクトがつながっています。これをつなげるためにはオブジェクトの間はドットで繋ぐという事も覚えておきましょう。「〜の。。。」という感じでつなげていくと考えて良いと思います。それを踏まえるとこの例はこのコンポジションのA2というレイヤーのトランスフォームの位置を参照しているという意味になります。

Ae_エクスプレッションの書き方


書き方にもルールがあります。

thisComp = this + comp(2つの単語の組み合わせ)

二つの単語が合わさる場合は2つ目の単語の頭文字を大文字にしてくっつけるというルールがあります。この場合だとthisCompとなりますね。この書き方をキャメルケースといいます。キャメルはラクダのことなのでラクダのこぶのような書き方と覚えておくと良いと思います。

行の終わりはセミコロン

また計算処理が多くて何行にもなる場合は処理ごとの終わりにセミコロンをいれます。これが入っていないと処理が繋がっていると判断してエラーが発生してしまうことがあります。入れなくても勝手に判断してくれる事もありますが必ずつけることをお勧めします。

Ae_エクスプレッションの文字列

文字列はダブルクオーテーションで挟む

特定のコンポジションやレイヤー名を書くときはダブルクオーテーションがないとそれが文字列とAeが判断しません

レイヤー名がSTARの場合

  • thisComp.layer(“STAR”).transform.position

Tips

名前を取得する場合はソース名ではなく、レイヤー名を記述する必要があります。

Ae_エクスプレッションの次元


レイヤーのプロパティにはいくつかの次元と呼ばれる要素があります。これは皆さんも無意識に使ってます。位置の場合で考えてみましょう。例えば[500,300]という位置座標があるとします。これにはX座標、Y座標という2つの要素がありますね。区切りにはカンマを使います。

書き方
[ X座標 , Y座標 ]

Aeがこの順番で理解しているので記述の順序に気をつけてくださいね。あと、それぞれの値のことを次元とよびます(じげーん)。この次元は左から1次元。。。2次元と数えていきます。レイヤーが3D空間になるとZ座標が追加されて3次元になります。

注意点
記述の際はインデックス表記になりカウントはゼロからカウントします。下のような状態です。

  • X = position[0]
  • Y = position[1]
  • Z = position[2]

Ae_エクスプレッションのメソッド


他にもメソッドと呼ばれる使い方もあります。その様子はAdobeMax2020で少し紹介しましたので参考にしてみてください。

Deep Dive on After Effects - エクスプレッションを使い倒す!エクスプレッション深掘りテクニック - S9041

Ae_エクスプレッションをもっと詳しく


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