AIがデザインをサポート!簡単に上手なサムネを作れる、Adobe Spark Post入門

2020.11.18 (最終更新日: 2022.03.04)

誰でも簡単、Adobe Spark Post

みなさん、Adobe Spark Postって聞いたことありますか?ん?聞いたことない?
大丈夫です!この記事ではAdobe Spark Postではどんなことができるのかをご紹介します。

<Vook編集部による追記(2022/03/04)>
※本記事中のAdobe Sparkは、現在はAdobe CREATIVE CLOUD EXPRESS (Creative Cloud Express) に改称されています。
www.adobe.com/jp/express/

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Adobe Spark Postとは

Adobe Spark PostはAdobe Sparkシリーズの中の一つのアプリです。
コードなしで簡単に動的なWebページを作れる Adobe Spark Page、テンプレートをベースに簡単に動画を作成できるAdobe Spark Video、そして今回ご紹介する、テキストや画像を組み合わせて簡単にグラフィックを作成できるAdobe Spark Postというアプリケーションが展開されています。
いずれも、ノンデザイナーでも簡単に質の高いものを作成することができます。PhotoshopやIllsutratorが使えなくても大丈夫です!

また、制作している作品はクラウドに保存されているので、同じAdobe IDでログインすることで対応しているデバイスで続きの編集が可能です。

PCではブラウザで、iOSデバイスでは上記の3種類全部、AndroidではSpark Postのみアプリケーションが提供されています。
ブラウザでのアクセスはこちらから:https://spark.adobe.com/ja-JP/sp
iOSではこちらからダウンロード:https://apps.apple.com/jp/app-bundle/adobe-spark-stunning-graphics-videos-and-webpages/id1454419563
Androidではこちらからダウンロード:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.adobe.spark.post&hl=ja

Adobe Spark Postを使ってみよう!

それでは早速やってみましょう!
今回はブラウザ版を使って、YouTube用のサムネイル を二つのアプローチで作ってみたいと思います。

Spark Postの初期設定

まずは初期設定をします。この設定は下の二つの方法に共通する内容ですので、ここから取り組んでみてください。
こちらからアクセスしてみてください。

この画面の左上の+ボタンから「カスタムサイズのグラフィック」を選択し、

次の画面SNS投稿の「YouTube サムネイル 」を選択して「次へ」を選択してください。

この画面が表示されたら初期設定は完了です。

その1:テンプレートをベースに作ってみる

まずは、数多くのテンプレートの中からお気に入りのものを見つけ、その要素を差し替えて完成させる方法です。
今回、YouTubeのサムネイルを作成すると指定したので、右側には自動的にサムネイル のテンプレートがソートされて表示されています。

お気に入りのテンプレートを選択して「作成」を押しましょう。
今回はこのテンプレートにしたいと思います。

そうしてしばらくすると読み込みが完了し、編集画面にテンプレートが表示されます。

あとは編集したい項目を選択して、画像を差し替えたり、文字を打ち変えたり、フォントや文字の色を変えることも可能です。もちろん任意の場所にオブジェクトを移動させることも可能です。
そうするとほんの数分でサムネイル ができてしまいました!

あとは右上の「ダウンロード」から「PNG」を選択してダウンロードすると画像として書き出されます!

その2:要素を用意してからデザインを決める

続いて、掲載したい要素をまとめて用意してからデザインを当てはめていく方法です。
まずは、初期設定だけ済ませた画面で画像や文字などを入力していきましょう。
右上の「追加」より任意の画像、文字などを追加しましょう。

今回は文字を3文、画像を1枚入力しました。

準備ができたら、次はデザインです。
画面右側のデザインタブを開くと、この要素の数に応じたテンプレートが表示されます。

ここから任意のデザインを選択してください。
また、デザインを選択したのちにもう一度同じデザインにカーソルを乗せると「シャッフル」と表示されます。

この機能は、すでに用意されている要素の配置箇所をシャッフルするものになります。
何度か押して、おさまりのよい様に変えてみると良いかもしれません。
カラーの項目にもシャッフルボタンがあります。色味のトーンは変えずに配色を変えたいときはこちらでシャッフルしてみてください。
そうして出来上がったのがこちら。

サイズ変更

今回はYouTubeのサムネイルサイズで制作しましたが、同じものでスクエアなど別の画角に変えたいって時に困りますよね。
そんな時に便利な機能がそのままの名前の「サイズ変更」です。画面右側のメニューにあります。

こちらからどのようなサイズにしたいか決めて、選択します。
プリセットとして各SNSに最適なサイズを用意してありますので、変更も簡単です。
試しにスクエアにして、文字サイズを微調整してみたものがこんな感じ。

いい感じです。

Spark Postでデザイナー気分を味わってみよう!

いかがだったでしょうか。
非常に簡単に、いい感じのグラフィックができました。
ノンデザイナーでも簡単に操作できるので、ぜひお試しくださいね!
ではでは〜

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yumakato

Kato Yuma@yumakato

映像を大学で勉強している大学生。 資格は剣道三段と映像音響処理技術者。 機材藩で活動中。 Adobe製品は一通り使っているが、特によく使うのがPremiere ProとAfter Effects。 そして、Premiere Rush CC User G...

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