レイヤーを減らすために覚えたいエフェクト3選_After Effects(アフターエフェクツ)

2020.10.29 (最終更新日: 2022.06.08)

Ae_作業が進むとどうしてもレイヤー王国になる

Aeは性質上細かな処理が多くレイヤー数が多くなりがちです。短い尺であってもとんでもないレイヤータワーが構築されることも多々あります。今回は少しでもレイヤー数を少なくするオススメのエフェクトをご紹介したいと思います。

【5月末まで】初夏のキャッシュバックキャンペーンを実施中!この機会をお見逃しなく!

PR:Vook school

AEレイヤーを減らすエフェクト01単色合成


* 単色合成 = 透明部分を埋めてくれる

とりあえず新規平面BG。。。みたいな光景はよくあると思います。ここで何も考えなくてもベースのレイヤーを作らなくてはいけないのはなんだかな。。という方には単色合成がオススメです。このエフェクト適用したレイヤーの透明部分(アルファチャンネル)を単色で埋めてくれるエフェクトです。これによってベースレイヤーを作らないのでレイヤーを減らすことができます。

単色合成


もちろん最下層の配置しないと下のレイヤーが見えなくなってしまうのでご注意ください。また、合成モードを使ってレイヤーに色を乗せることも可能です。

AEレイヤーを減らすエフェクト02マット設定


* マット設定 = アルファマットの代替え

モーションを作成する際にアルファマットはよく使う機能ですが、トラックマットの性質上の注意点があります。
* マットの直下にレイヤーを置く必要がある

という制限が発生します。そのため処理したい各レイヤー毎にマットレイヤーが必要にりレイヤーが増加します。そんな場合にはエフェクトマット設定が便利です。

マット設定


1つマット用のレイヤーをシェイプなどで作成してマット処理したいレイヤーにこのエフェクトを適用してプロパティからマットになるレイヤーを選択すれば複数のレイヤーが同じマットレイヤーを参照できるようになります。これでスッキリしますね。

Tips
最初はアルファ反転マットの状態ですが、プロパティの反転にチェックを入れるとアルファマットに変わります。

AEレイヤーを減らすエフェクト03CC Composite


* CC Composite = 適用したエフェクト毎に合成できる

レイヤーを分けて合成モードで処理するよりも、一つのレイヤーでエフェクトを多重がけして処理する方がレイヤー数を減らせます。そんな場合はCC Compositeを使います。

追加したエフェクト処理の下にこのエフェクトを適用してエフェクトのプロパティ内の合成モード(Composite Original)を変更するだけで処理可能です。

今回紹介した3つのエフェクトを使ったことのない方は是非使ってみてください〜

レイヤーを整理して快適なAe生活を!

コメントする

  • まだコメントはありません
yamadai

ヤマダイ @ymrun_jp@yamadai

映像講師。 2017年11月よりAdobe Community Evangelist。 Premeire Pro/After Effectsなどを触る生活。 日々モーションを考えるサイトを運営 https://everydayskillshare.jp...

ヤマダイ @ymrun_jpさんの
他の記事をみる
記事特集一覧をみる