【Blender】Node Wranglerの使い方解説 | シェーダーエディター向け必須アドオン!

2021.01.14 (最終更新日: 2022.06.06)


こんにちは、ビデオグラファーからCGの世界へ転身中の@taka_tachibanaです。

Blenderでマテリアル作成するときに利用するシェーダーエディター。

DaVinci Resolveのようにノードで編集していくものですが、そのときに便利なおすすめ標準アドオン「Node Wrangler」の使い方を今回解説します。

なお、購入は必要なく標準で組み込まれているので、設定でONにするだけ!(つまり無料です)

これを使うことによって何度も行う「つなぐ」作業をより速く、効率的に行えるようになります。

動画の解説はこちら!

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設定方法

編集→プリファレンス→アドオンで「node」と検索すると「Node Wrangler」が出てきますので、チェックを入れます。

これで準備完了です。

よく使うショートカット

詳しい使い方は上記の動画を見ていただくとして、ショートカットリストを載せておきます。Node Wranglerはショートカットを覚えてナンボです。これさえ覚えれば十分なのでぜひトライしてみてください。超絶に作業が速くなりますよ!

Alt + 右ドラッグ:ソケット接続

同じ色のソケットを優先的に自動で接続してくれます。

Alt + Shift + 右ドラッグ:選択式ソケット接続

接続元、接続先をそれぞれ指定することができます。

Ctrl + 右ドラッグ:カット(切断)

ドラッグするだけでリンクを切断できます。

Ctrl + Shift + 右ドラッグ:Mix作成 ( RGB or Shader )


Mix RGB or Mix Shader を自動的に作成してくれます。

Shift + 右ドラッグ:リルート作成

リルートを作成してくれます。

Shift + S:ノード入れ替え

ノードの位置は同じままで、ノードの種類を入れ替えることができます。わざわざ接続を外す手間が省けます。

Alt + S:接続入れ替え

Mix RGB等いくつかの入力ソケットがある場合、その入力順を入れ替えることができます。入力順はよく間違えることがありますが、これを使えばすぐに入れ替えできます。

Ctrl + Shift + 左クリック:ビューアー

これがないとノード編集できないレベルのお役立ち機能。各時点でのノードの状況をプレビューできます。

Ctrl + T:テクスチャセットアップ

よく使われる「テクスチャ座標」→「マッピング」→「画像テクスチャ」を一発で出すことができます。テクスチャがすでにある場合は、「テクスチャ座標」と「マッピング」が出てきます。

Ctrl + Shift + T:プリンシプルセットアップ

上記に加え、「ラフネス」「ノーマル」「ディスプレイスメント」など、プリンシプルBSDFに接続できるあらゆる素材を一発で出すことができます。これを手作業でやると結構めんどくさいです。神機能です。

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taka_tachibana

Taka Tachibana@taka_tachibana

台北在住。CAPSULE Inc. / CHINZEI Inc. 所属。福岡で10年間のフリーランスを経て、台湾ではMVやweb広告などの映像制作に従事。その傍ら3DCG・VFXを駆使した作品づくりに取り組む。ASEAN-ROK Film Leaders In...

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