海外撮影のノウハウ Vol.1 [海外に持っていけるのはどれ?バッテリー問題]

この記事は、2016年8月3日に開催されたVideographer’s Nightの書き起こしをもとに、
「持っていけるバッテリーと持っていけないバッテリー」の内容を編集してお送りいたします。
尚、記事の画像はすべて、同イベントで使用されたスライド資料から引用しています。

はじめに

個人や少人数の海外撮影では、普段自分が使用している機材を持参することが基本です。
この際、最も気になるところの1つがバッテリー問題かと思います。
昨年4月から、預け手荷物にリチウムイオン電池を入れることは基本的には全面禁止になりました。
実際にGH4の小さい電池を預け手荷物の中に入れて「まあ大丈夫だろう」と思ったら、搭乗前に呼びだされて手荷物を全てチェックされた経験がある人も・・・

持っていけるバッテリーと持っていけないバッテリー

現在の決まりとして、機器内臓のリチウムイオン電池、つまりカメラにセットされた状態のバッテリーは160Wh以下であればカメラの個数分は預けることも可能ですし、機内へは無制限で持ち込むことができます。

また、予備電池、つまりカメラから外された状態のリチウムイオン電池は機内持ち込みに限り
100Wh以下なら個数制限がありません。
※100Wh以上160Wh以下のバッテリーは2個までという個数制限があります。
ただし、予備バッテリーに該当するものはすべて預けることができないため注意が必要です。

では、160Whを超えるものはどうなのか?
これは本体・予備にかかわらず持ち込みも手荷物預けも不可能だそうです。

実際のバッテリーでいうと?

よく使われているものを見てみたところ、
たとえばSONYのNP-F970は大きいもので45Whなので問題ありません。
さらに、C100のバッテリーで37Wh(Canon BP955)、GH4や5DのDSLRはおおよそ14Whです。

上記は航空会社による特別な規定がなければ、個数制限の心配なく機内持ち込みの手荷物に入れることができます。

問題は、Vマウント。
IDX (バッテリーメーカー)などが販売している185Whなどの大きめサイズのバッテリーは一切、飛行機に持ち込むことができません。
しかし、ほとんどの方は90Wh前後かと思うので、この場合は個数は関係なく持ち込みができます。

こうして調べてみると、意外にもVマウントサイズのバッテリーでもWh数によっては問題ないということがわかりました。

Wh数が書いていない場合はどうすれば?

バッテリーによっては何Whという表記がないものもあるかと思います。
これによって空港で揉めるという話も・・
時には、X線で中にセルが何本入っているかを数えてセル一本単位で計算をすることもあるそうです。

航空会社によってはセルが何本であれば問題ないという基準がある場合もあるので、事前に確認しておくのがベストです。

まとめ

Wh数と個数さえ問題がなければ、ほとんどの場合は持ち込める!
使っているバッテリーのWh数を事前に確認しておけば安心して海外撮影に臨めます!

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