DaVinci Resolve 14がリリースされました

DaVinci Resolve 14

4月24日、NAB Show 2017の初日に、DaVinci Resolve 14のパブリックベータがリリースされました。DaVinci Resolve 12.5以来、1年ぶりの大型アップデートで、アップデート項目は200を超えます。

今回の最大の注目点を10個挙げてみます。

  1. Fairligthオーディオページ
    ついにMAができるようになった!

  2. パフォーマンスの向上
    もう「DaVinciってマシンスペックないと使えないよね」とは言わせません。マルチカム編集もすいすい動くようになっており、JKL再生のレスポンスの良さときたら感動ものです。

  3. 21項目のResolveFXの追加
    有償プラグインやVFXソフトが必要なくなるかも? Face Refinementは必見です。

  4. コラボレーションモード

  5. MP4書き出しへの対応

  6. 解像度16K、フレームレート120fpsまでの対応

  7. カラーページのシネマビュー(全画面表示)で波形が出せるようになった

  8. リアルタイムに全ての作業を保存するLife Saveモード

  9. エディットページでもOpenFX、ResolveFXが適用できるようになった

  10. Nikon RAWへの対応

細かいけれど見逃せないアップデートも数多く含まれます。一つひとつ挙げていけばきりがありません。詳しいアップデート内容は、以下のリストをご覧ください。今回のアップデートに含まれるすべての内容が、項目別に記載されています。

コラボレーション機能

  • 同じプロジェクトを共有し、複数のユーザーで同時に作業を進めることのできるコラボレーション・ワークフロー機能
  • 同じタイムラインを同時にビデオエディター、カラリスト、オーディオエディターが参照してコラボレーションが可能に
  • Resolve Collaborationは様々な種類の共有ストレージ、およびPostgreSQLの共有データサーバーに対応
  • コラボレーションをしているプロジェクトでは、すべての作業をリアルタイムにライブ保存可能
  • コラボレーションをしているプロジェクトでは、プロジェクトマネージャーにインジケーターが表示
  • 共有されたプロジェクトの中で各ユーザーが自由にアイコンを設定
  • メディアプールのビンはロックしつつも、誰もが読むことが可能
  • メディアプールのサイドバーではアップデートがある場合にはインディケーターを表示
  • タイムラインインジケーターでユーザーロックやアップデートを表示
  • カラーページではサムネールにアイコンが表示され、クリップがロックされ、リアルタイムに作業内容がアップデート
  • カラーページのスチルギャラリーは共有
  • タイムラインツールを比較し、複数のエディターの作業結果を統合可能
  • インターネットに接続していなくても使用可能なグループチャット機能

新たなイメージ処理エンジンによるパフォーマンスの飛躍的な向上

  • GPUの最大限に活用する新しいイメージプロセシングエンジン
  • Macにおいて新しいGPU処理モードMetalに対応
  • 再生速度を上げるためのPerformance Modeに対応
  • CPUメモリの使用効率を上げるための新たなメモリマネージャー
  • シングルGPUのラップトップやワークステーションでのパフォーマンスの向上
  • エディットページでの再生パフォーマンスの向上
  • JKLショートカット使用時のレスポンス向上
  • カラーページでの再生のレスポンス向上
  • マルチカムモードでの再生のパフォーマンス向上
  • トラックパッドでのパンやズーム(Altキー)のパフォーマンス向上
  • H.264系のコーデックのスクラブ時のパフォーマンス向上
  • CPUの使用率の改善
  • 新たなデータベースエンジンによるデータベースのパフォーマンスの向上
  • リアルタイムで全ての作業を保存するLive Saveモード
  • ディスクデータベース使用時のより早い保存
  • UIレイアウトをプリセットとして保存、ロード、更新、削除できるように

メディアアクセスとパフォーマンスの改善

  • H.264のエンコードとデコードのパフォーマンス向上
  • メディアストレージのファイル表示のパフォーマンス向上
  • メディアストレージのフォルダやメディアプールビンのスクロールパフォーマンスの向上
  • AAFタイムラインのインポートの速度上昇
  • 最適化されたクリップの生成、メディアのトランスコード、Fusion Connectのレンダリングの速度上昇
  • 3Dステレオスコピックのクリップの最適化されたクリップに対応
  • 120fpsまでのハイフレームレートのタイムラインに対応(有償版のみ)
  • 16Kまでの素材解像度、タイムライン解像度に対応
  • Finder / Explorerからメディアストレージにファイルやフォルダを直接ドラッグすると、即座に階層を表示

オーディオ

  • 新たなFairlightオーディオプロセシングエンジンを搭載
  • 新たにFairlightページを追加し、オーディオの編集、ミキシング、フィニッシング、マスタリングコントロールに対応
  • 無制限のオーディオトラック、8系統のメイン、サブ、Aux出力に対応
  • Fairlight Audio AcceleratorとFairlight I/Oハードウェアに対応
  • Fairlightの既存のコンソールに対応
  • デュアルモニタ用のUIコンフィギュレーションにも対応
  • メディアプール、タイムライン、メーター、ミキサー、エフェクト、ビデオプレビュー、タイムラインインデックス、インスペクタも搭載

オーディオの主要機能

  • 各トラックに6バンドEQ(イコライザー)を搭載
  • 各トラックにエキスパンダー、ゲート、コンプレッサー、リミッターなどのダイナミックス機能を搭載
  • サラウンド音響のための2Dと3Dのパンコントロールを搭載(3Dは未実装)
  • タイムラインのツールバーにはポインター、マーキーツール、オートメーション、スナッピング、フラグ、マーカーを表示
  • オートメーションはトリムステート、タッチ、ラッチ、オフモード、イベントセレクションに対応
  • フェーダー、ミュート、パン、EQ、コンプレッサー、ゲート、Aux、リミッター、プラグインに対応

モニタリングとメーターの機能

  • 各チャンネル、マスター、サブ、Aux、グループにレベルメーターを搭載
  • モノ、ステレオ、5.1、Atmos、Auro、DTS、IMAX、7.1、22.2などの音声フォーマットのモニタリングに対応
  • スピーカーグループ、フェーズ、ラウドネスを統合したメーターを搭載
  • ビデオプレビューはウィンドウ表示も可能

タイムラインの機能

  • トラックのサイドバーはゲイン、オートメーション、ロック、ソロ、ミュート、レコードのためのコントロールを搭載
  • トラックのサイドバーはトラック番号、名前、カラー、リンクされたトラック、メーターを表示
  • タイムラインクリップはクリップ名、ゲイン、FX、グループ、EQ、ソース、スピード、リンクステータス、チャンネルビット深度、サンプルレート、ソースチャンネルのインジケーターを表示
  • タイムラインクリップはオーディオの波形、ゲインレベル、フェードハンドル、キーフレームコントロールを表示
  • サブフレームとサンプル、フィート、フレーム、サンプルのみなど様々なタイムコード表示に対応
  • トラックの高さは5つの調整可能なプリセットから選択し、ロックにも対応
  • タイムラインインデックスはトラックとマーカーを表示

ミキサー

  • ミキサートラックにはセレクション、エフェクト、インサート、EQ、ダイナミックスグラフ、出力セレクション、Aux、パン、メイン、サブに対応
  • ミキサーはトラック名、カラー、グループ、レコード、ミュート、ソロも表示

全体的なオーディオ機能向上

  • 192kHz 24bitにも対応する新しいオーディオプロセシングエンジン
  • スピード変更をした際のピッチ補正に対応
  • エディットページでの早送りや巻き戻しの際のピッチ補正に対応

エディット

主な新機能

  • タイムラインのトラックカラーに対応
  • ソースビューワーから映像のみ、音声のみをドラッグ可能に
  • シングルビューワーとデュアルビューワーの間で切り替え可能
  • OpenFXプラグインをタイムラインにフィルタとして使用可能
  • 1つのクリップから別のクリップへトランジションをドラッグ&ドロップ(Alt)
  • エフェクトライブラリをより使いやすくリデザイン
  • 特定の位置の周辺を再生する機能が状況に応じて異なる挙動に
  • ブラーディゾルブトランジションに対応
  • マルチカム、複合クリップ、タイムラインクリップでオーディオ波形に対応
  • Fusion Connect使用時にソースからアルファレダリングに対応

クリップ調整

  • 単一や複数のクリップから、トランスフォームなどのビデオ属性やオーディオ属性の設定を取り除く機能に対応
  • 再生ヘッドのあるフレームをフリーズフレームする機能に対応
  • Command + Aでキーフレームやカーブエディターですべてのキーフレームを選択可能
  • 複数の選択されたキーフレームをリニア、もしくはソフトにする機能に対応

トリム機能

  • Alt/Option + Shiftドラッグでクリップのイン点、アウト点を移動して自動的にトランジションを生成
  • Alt/Option + Shiftドラッグでメディアプールから素材を持ち込んで既存のクリップに重ねると自動的にトランジションを生成
  • 新たな2種類のトリムコマンド(再生ヘッドをイン点にスリップ、再生ヘッドをアウト点にスリップ)に対応
  • 拡張エディット使用時にスリップ機能に対応
  • Alt/Option + Shiftで選択したクリップを複製してスーパーインポーズ
  • タイムラインビューワーでタイトルのエレメントを置く際にスナップに対応
  • リプル編集の際のスナップ機能の向上
  • クリップや編集点が選ばれていないときもダイナミックトリムモードでJKLで再生ができるように

コンフォーム

  • 「ビンから再コンフォーム」の際に基準を設定可能に
  • 「メディアストレージのフォルダから再コンフォーム」という機能を追加
  • タイムライン上でリンクができていない場合のインジケーター
  • Avid Media ComposerからAAFでコンフォーム時、3D Warp PitchとYawパラメーターをインポート可能
  • インデックスの様々なフィルタリングオプション
  • インデックスマッチの列でコンフリクトを表示可能
  • ポジションロック機能を追加
  • メディアプールにクリップを追加時、自動的にコンフォームするかしないかをプロジェクト設定で指定可能
  • プロジェクト設定の編集のタブでトラックの数とタイプを設定可能

マーカー

  • ビューワーにオーバーレイでマーカーの名前と詳細を表示可能
  • メディアプールのリスト表示でクリップマーカーを表示可能
  • イン点とアウト点をデュレーションマーカーに変更可能
  • ビューワーでオプションメニューからマーカーを移動可能
  • マーカーの名前や詳細からインデックスを検索可能
  • 範囲選択で複数のマーカーを選択可能

メディアプール

  • 2画面、4画面でメディアプールのウィンドウを表示
  • メディアプールのサムネールでイン点とアウト点を指定
  • メディアプールに「最適化されたメディアを再発見」という機能
  • メディアプールに「選択されたクリップのリンクを外す」という機能
  • リンクが外れているクリップにインジケーター
  • ディスプレイ名に基づくスマートフィルタリングに対応
  • 選択されたクリップでビンを作成
  • マーカーの名前や詳細に基づきスマートビンフィルタを作成
  • マーカーの名前やマーカーの詳細に基づきメディアプールを検索
  • コンマ付きのテキストでメディアプールを検索
  • キーボードショートカットで選択されている範囲を追加、除去
  • Alt/Optionドラッグでクリップをコピーして別のビンに複製

全体的な機能向上

  • 選択されたクリップが見えない場合には、クリップを移動する際に無視する
  • タイムラインのメニューで再生時のポストロールに対応
  • タイムラインからメディアプールに映像のみ、音声のみを移動
  • タイムラインをスワップする際に再生ヘッドやイン点アウト点の場所を保持
  • OpenFXやResolveFXを選択された単一、または複数のクリップに適用
  • インスペクタでリサイズのアルゴリズムをクリップごとに選択可能
  • レンズ歪み補正を適用する際に進捗状態が確認できるように
  • 100%レベルのEBUカラーバーの生成に対応
  • インデックスでサーチフィルタを適用する際にすべてのフィールドを検索可能に
  • 「レファレンスワイプを表示」がエディットページでも使用可能に
  • Alt/Optionクリックで映像のみ、音声のみを選択可能

カラー

ResolveFX

  • ResolveFXが種類に応じてカテゴリ分け
  • お気に入りを設定可能
  • FXトラッカーとパワーウィンドウトラッカーの間でトラッキングデータを複製可能
  • ResolveFX Lens Flareの機能向上
  • Resolve Color Managementのタイムラインカラースペースから出力カラースペースへの変換で色域マッピングが可能に
  • ResolveFXのColor Space Transformプラグインで色域マッピングに対応

新たな21種類のResolveFXプラグイン

  • Face Refinement(有償版のみ)
  • Warper(有償版のみ)
  • Match Move(有償版のみ)
  • Color Stabilizer(有償版のみ)
  • Timelapse Deflicker(有償版のみ)
  • Contrast Pop(有償版のみ)
  • Color Compressor
  • Abstraction
  • Watercolor
  • Lens Distortion
  • Gamut Mapping
  • Dead Pixel Fixer
  • Alpha Matte Shrink and Grow
  • Color Palette
  • Dehaze
  • Sharpen
  • Sharpen Edges
  • Soft Sharpen Skin
  • Camera Shake
  • Deband
  • Grid

全体的な機能向上

  • スタビライゼーション機能の改良
  • DaVinci Resolve Advanced PanelでResolveFXやOpenFXのお気に入りを追加、変更可能
  • DaVinci Resolve Advanced Panelでのジョグシャトルの性能向上
  • DaVinci Resolve Advanced PanelでShift Down + ConformでLightBox SDI出力を切り替え可能
  • DaVinci Resolve Advanced PanelでShift Up + ConformでLightBoxフルスクリーンを切り替え可能
  • DaVinci Resolve Micro/Mini PanelでResetを長押しすると、ノードグラフのリセット
  • DaVinci Resolve Micro/Mini PanelでPrevious/Next Frameを長押しすると、クリップの先頭とお尻に移動
  • DaVinci Resolve Micro/Mini Panelで再生、逆再生を何度も押すと、再生速度が上昇
  • DaVinci Resolve Micro/Mini PanelのLCDの明るさをプロジェクト設定で変更可能
  • DaVinci Resolve Micro/Mini Panelのキーのバックライトの明るさをプロジェクト設定で変更可能
  • プロジェクト設定で変更可能でプライマリーモードに戻った際に、カラーバーとカラーホイールのうち前回使用していたモードに戻る
  • DaVinci Resolve Micro/Mini Panelでノブやパラメーターの感度を変更可能
  • Common LUT Format(CLF)に対応(有償版のみ)
  • シネマビューワーでスコープをオーバーレイ表示可能
  • 選択されたキーフレームを移動する際にコマンドやショートカットを用意
  • モディファイヤーキーを使用しなくても複数のキーフレームを選択可能
  • カラーページのタイムラインでトラックのカラーを表示
  • FXノードにプラグイン名を表示
  • フルスクリーンモードでOpenFXインスペクタを右側に表示
  • 分割スクリーンモードで「隣り合ったクリップ」を選択した際、デフォルトで何個のクリップを表示するかをプロジェクト設定で設定可能
  • カラーページのタイムラインでクリップカラーを表示
  • メディアプールのいかなるクリップもカラーページでマットとして使用可能
  • ACES v1.0.3に対応
  • Resolve Color ManagementでACEScc、ACEScct、ACEScgカラースペースに対応
  • ResolveFX Color Space TransformでACEScc、ACEScct、ACEScgカラースペースに対応
  • ACES使用時にACEScc、ACEScct、ACEScgのIDTやODTに対応
  • グループノードグラフでクリップ出力のレンダーキャッシュに対応
  • カラーピッカーでRGB値を8bitでも10bitでも表示可能
  • ビューワーのオーバーレイ表示のモードをShift + `でオンオフ
  • Printer Lights Hotkeysで新たなショートカットに対応

メディア管理、コーデック

  • クローンツールでチェックサム方式を自由に選択
  • MacやWindowsでメディアストレージをアンマウントできるように
  • クリップ属性で1fpsから120fpsまでの全ての整数フレームレートを設定可能
  • Open Gate解像度のARRIRAWクリップをインポート可能に
  • ARRIのQuickTimeクリップはセンサーのアクティブエリアのみを表示するように自動的にクロップ
  • 最新のeasyDCPのライブラリに対応
  • Nikon RAWファイルに対応
  • MultiPart OpenEXRに対応
  • QuickTime ProResやDNxHRコーデックでコンスタントビットレート、バリアブルビットレートの双方に対応
  • MacでH.264のマルチパスエンコーディングに対応
  • H.264 Intra 422 10bitの読み込みに対応(有償版のみ)
  • MP4への書き出しに対応
  • ハイ10プロファイルのH.264ファイルの読み込みに対応(有償版のみ)
  • 高いビット深度のVP9プロファイルに対応
  • QuickTimeレンダーの際のネットワーク最適化に対応
  • DNxHR HQXとDNxHR 444の書き出しの際に10bit、12bitを選択可能

全般的な機能向上

  • データベースマネージャーとプロジェクトマネージャーを統合
  • データベース間でプロジェクトをコピー&ペースト
  • データベースマネージャーでデータベースの検索が可能
  • Bicubicリサイジングオプションに対応
  • レイアウトなどのユーザー設定はマシンにローカル保存
  • 小さなスクリーンではページのアイコンが小さく
  • プロジェクトマネージャーで検索機能が向上
  • プロジェクト設定のキーボードショートカットでコマンド名やショートカットで検索可能に
  • プロジェクト設定のキーボードショートカットでコンフリクトを表示
  • タグがタイムコード、日付、番号、解像度などのテキストではないパラメーターに対応
  • 編集のメニューから「元に戻る」の履歴を閲覧可能
  • SDI出力でドロップフレームが発生したら再生を停止することが可能に
  • 最後に開いていたページを記憶
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