Trapcode Particular 5は、可能性を広げる新機能が多数追加されました。
* Particularは完全に見直しが行われ、新しい機能とより直感的なUI
・スプライトレイアウトの更新
・Designerでのライトエミッターがサポートされプレビューできるようになりました。
・使いやすさと発見しやすさを追求したパラメータの再編成
・エミッターの位置に新しい「Create Null(ヌルを作成)」ボタンを追加しました。
・プリランが秒単位で決まるようになり、回転速度が度/秒単位で決められるなど、パラメータの単位を可能な限り更新します。
親からの放射
Particularの新しい「Emit From Parent System(親システムから放射)」は、パーティクルからパーティクルを放射できます。エミッターチェーンを簡単に設定したり、1つのソースから複数のシステムをエミッターにすることができます。プリセットを組み合わせて、炎の粒子から煙を作成できます。花火は、元のパーティクルの動きを変えても追従させることができます。
AUXシステムの代わりに
親からの放射が追加されたことによりAUX Systemが廃止されました。AUX Systemのように使いたい場合は、PresetsのBasicにあるAUX System LegacyかAUX System NEWをAlt+クリックすると、以前のように追加できます。
設定は、追加されたSystemで調整になります。Legacyは以前と同じように白いラインが追加され、Newは親となるパーティクルの色を継承します。
倍になったパーティクルシステム
同じ3D空間で最大16個のパーティクルシステム(従来は8個)が使えるようになり、クリエイティブな可能性が大きく広がりました。異なるシステムの相互作用により、美しく複雑な効果を生み出せます。マルチシステム設定のエミッターは、タービュランスや重力などのパラメータ設定を共有でき、1つのプリセットとして保存できます。
Physics: Air & Bounceを一緒に
Particularで初めてAirとBounceのPhysicsを組み合わせて、これまでにないリアルで複雑なエフェクトを実現しました。バウンスのコントロールとインタラクションは、最大3つのバウンスレイヤーを選択できます。
Physics: Environment
環境カテゴリには、重力、空気の乱れ、新しい風の効果などの外力が含まれています。粒子の位置と方向/スピンに影響を与えるために、システムの周りの空気の乱流のさまざまな側面を定義します。
Physics: Particle Properties
パーティクルの質量と空気抵抗をパーティクル自体のプロパティにすることで、パーティクルが環境にどのように反応するかをより直感的にコントロールできるようになりました。
Fast Physics
新しいFast Physicsには、Turbulence Field や Spherical Fieldsなど、レンダリング時間に大きな影響を与えずにPhysicsにすばやく影響を与えることができるツールが含まれています。実世界の物理演算を必要としない場合、パーティクルを直接押すための新しいDriftコントロールが有効です。タービュランスフィールドを使用した新しいエフェクト不透明度オプションが追加されました。
ビヘイビア:フロッキング/群飛/群泳
Particularの強力な新しい群れシミュレーションツールには、パーティクルアニメーションを新たなレベルに引き上げる自動ビヘイビアが含まれています。アトラクトツールとセパレートツールを使って、パーティクルがどれだけそばにいるかを定義します。アライメントツールでは、パーティクルが同じ方向にどれだけ群がるかをコントロールできます。
ビヘイビア:捕食者/被食者の行動
パーティクルシステム間の捕食関係を設定できます。システムが被食者として設定されている場合、Evadeパラメータを使用して捕食者をどれだけ避けるかを制御することができます。システムが捕食者として設定されている場合、Pursueコントロールで空腹の度合いを決定します。パーティクルの最大速度、パーティクル同士の距離、視野をコントロールして、よりリアルで変化に富んだ挙動を実現できます。
ビヘイビア:蛇行
新しいMeander(蛇行)ビヘイビアでは、個々のパーティクルがショッピングモールの人々のようにうろうろしたり、トラフィックの異なるレーンを走る車のように速度に変化を持たせることができます。Meanderのアニメーションへの影響はパーティクルの質量に影響され、各パーティクルに個性的な動きを加えることができます。Meanderは、フロッキングのような他の機能やビヘイビアと組み合わせることで、複雑なグループモーションを作成するのにも使用できます。
寿命内の速度
Velocity Over Life曲線を使用して、シミュレーション中にパーティクルの速度を数回変化させることができるようになりました。パーティクルを低速でスタートさせて、スピードを上げる前に放射ポイントにどどまったり、パーティクルを高速でスタートさせて、寿命の間に減速して再びスピードを上げたりできます。テキストや3Dオブジェクトベースのエミッターに最適です。
新しいプリセット
Particular 4には75以上の新しいプリセットが含まれており、流体力学やビヘイビアなどの強力な機能を発揮します。430以上のプリセットのライブラリの中から、流体、テキスト、火、宇宙飛行、花火、マズルフラッシュ、爆発、煙などを作るための美しくデザインされたエフェクトを見つけましょう。自分のプリセットを保存して、共有もできます。
Cinema 4Dファイルのインポート
Cinewareのおかげで、.c4dファイルの3Dジオメトリをエミッターとして使用できます。サポートされているジオメトリのプロパティには、アニメーションとトランスフォーム(回転、位置/トランスフォーム、スケール)が含まれています。
Maxon@maxonjapan
ドイツ バート・ホンブルクに本社を置くMaxon Computerは、Red Giant製品、Cinema 4DおよびRedshift、ZBrushの3Dソフトウェア製品の開発企業です。 その多数受賞歴のあるCinema 4DおよびRedshiftの3Dソフ...
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