Blenderだけじゃない!CGソフトの種類と選び方

2021.01.19 (最終更新日: 2022.06.07)


はじめまして!C3DというCG勉強会を主催している いわい と申します。

CGソフトといえば、最近はBlenderが圧倒的な人気です。無料なので気軽に入門できますもんね。でも魅力的なCGソフトは他にも色々あります。今回はどんなソフトがあって、どうやって選べばよいのかを簡単にご紹介します。※個人的な考え方なので、これが絶対に正しいというものではありません。


C3Dについて

C3Dは、2006年5月に始まったオフラインのCG勉強会です。名古屋でしか開催していませんが、東海地方をはじめ、北海道、九州、東京、大阪、奈良、長野など、これまでに日本全国から述べ500人を超える方達にご参加いただいてます。

2020年はコロナウイルスの影響でオフライン勉強会は開催できませんでしたが、年末に初めてオンライン勉強会をライブ開催して盛り上がりました。アーカイブをご覧いただけますが、序盤グダグダですいません(笑)

C3Dウェブサイトでは、主に初心者向けにCGや映像に関する様々な情報を提供しています。現在、お年玉企画として液晶タブレットプレゼントキャンペーンを開催中です(締切は、日本時間で2021年1月18日(月)21時)!ご興味がある方はご覧くださいね。 プレゼントキャンペーンは終了しました。たくさんの方にご応募いただき、ありがとうございました!

中部のCG勉強会 C3D


CGソフトの種類

CGソフトは大きく分けて、様々な機能が搭載された「統合型」と、スカルプト、景観や衣服の制作など、特定の機能を持つ「特化型」があります。

統合型CGソフトの代表格は、次のとおりです。

他にもLightWave 3DMODOなどがありますが、利用者数は代表格のソフトと比べて少なめな印象です。

特化型CGソフトは種類が多いので、有名どころを幾つかご紹介しておきます。

粘土造形のようなモデリング(スカルプト)ができる「ZBrush」
衣服の制作やアニメーションができる「Marvelous Designer」
3Dペイントやマテリアル作成などができる「SUBSTANCE」
大自然の景観を作れる「World Creator」

どのソフトにも試用版や機能限定の無料版があるので、気になるものがあったらまずは試してみましょう。


CGソフトの選び方

ざっくりとCGソフトの種類を理解したところで、次はCGソフトの選び方。

大人数で大規模な映像やゲームを制作したいならMaya、3DS MAXが向いています。 サブスクのみで約27万円/年と高額ですが、昨年、約4万円/年のインディ版が登場しました。とはいえ、個人が趣味で使うというより、プロが大規模な映像やゲームなどの制作に使うことが多いソフトです。

モーショングラフィックスや小規模・個人で映像を作りたいなら、Cinema 4Dがお勧め。 After Effectsとの親和性も高いため、Cinema 4DでCG素材を作り、After Effectsで合成や色味の調整、エフェクト追加などを行って映像として仕上げるという連携も簡単にできます。サブスクは約10万円/年、永久ライセンスは約42万円です。

とりあえず無料でCGを始めたいなら、Blender一択。 無料ながら非常に高機能で、近年、急速にシェアを伸ばしている印象。利用者増加にともなって日本語の情報も増えています。初心者には嬉しいですね。

数値で制御するモデリング(プロシージャルモデリング)が特徴のHoudiniは、数学が得意な人は入りやすいと思います。 数値入力で形状を作ったり、変化させたりできるので生産性も高く、エフェクト(爆発や流体など)表現にも強いです。無料版やインディ版、サブスクに永久ライセンスと様々な種類がありますが、最上位版のHoudini FXは、税別で51万円以上。

スカルプト、衣服や景観制作など、特定の機能が使えればよいということなら、特化型ソフトを選びましょう。


映像制作は1本のCGソフトだけでは完結しない

統合型のCGソフトには、モデリング、キャラクターアニメーション、物理シミュレーションなど、多くの機能が搭載されていますが、機能のレベルや使いやすさはソフトごとに異なります。景観の作成はどの統合型ソフトでもできますが、景観に特化したソフトの方が使い勝手がよく、素早くリアルなものを形にできたりします。

World Creatorで景観、ZBrushでキャラクター、Mayaでアニメーション、After Effectsで合成というように、1本の映像を作るために複数のDCCツールを使うことも珍しくありません。


C3DではCGソフトや機器の選び方もお伝えしています

今回はできるだけ簡単にCGソフトの種類や選び方についてお伝えしてみましたが、C3Dのウェブサイトでは次のようなことをより詳しく書いていますので、ご興味がある方はご覧ください!

C3D ウェブサイト
C3D ツイッター(@chubu3D)

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iwai

いわい@iwai

C3DというCG勉強会を主催している いわい です。名古屋でのオフライン勉強会開催のほか、ウェブサイトではCGに役立つ情報も配信しています。

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