【初心者向け】Premiere Proで音をフェードアウトする最も簡単な方法

2017.01.26 (最終更新日: 2023.03.20)

本日は「Premiere Pro」で「音をフェードアウトさせる方法」について、説明していきます。
音楽や効果音を使った映像制作において、フェードアウトは重要な要素の1つです。
簡単なやり方を紹介するのでぜひ試してみてください。

わかりやすく、画像付きで説明していきます。

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「クロスフェード」について

音声を滑らかにつなげたり、ゆったりと終了させるなら、「エフェクト」の一覧にあるオーディオトランジションから使いたいエフェクトを選ぶのが簡単です。
これらはトランジションのエフェクトなので、原則は切り替わりの場面で使用します。

クロスフェードの中には、3種類のエフェクトがありますが、それぞれ音の減衰の仕方に違いがあります
どれを使ってもフェードアウトは可能ですが、自分のイメージに合わせて使い分けましょう。

コンスタントゲイン…音を一定に減衰させる
コンスタントパワー…最初はゆっくり、エフェクトの終わりには素早く減衰する
指数フェード…最初は素早く、エフェクトの終わりはゆっくりと減衰する

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エフェクトを適用する

適用方法は映像にエフェクトをかけるときと同じです。
今回は「指数フェード」を、フェードアウトしたい音声クリップにドラッグします。

長さを調整する

適用できたらカーソルでフェードアウトの長さを調整して終了です。

エフェクトが短すぎると音がブツ切りに感じられ、逆に長すぎるとしつこく感じてしまいます。場面に合わせて適切な長さに調整しましょう

クロスフェードの他の使い方

先述の通りクロスフェードは音楽が切り替わるときに使用します。音楽が終わる瞬間だけでなく、音に強弱を入れたい場面にも使えることを覚えておきましょう
以下は一例ですが、動画クリップに音があるときには音を弱めるように作っています。音量が変わるタイミングでクロスフェードのエフェクトをかけることで、音量の変化をなだらかにして、耳触りを良くしています。

まとめ

音声を簡単にフェードアウトさせる簡単な方法について解説しました。
今回はフェードアウトに絞って解説しましたが、クロスフェードのエフェクトは音声同士をなめらかに繋げる効果もあります。
音声の調整についてはやってみて理解できる部分も多いので、試行回数を重ねて自分なりの理解を深めていってください。

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shuntaookamoto

岡本俊太郎@shuntaookamoto

株式会社Vookの代表取締役。my Japanという日本の魅力を30秒で伝える動画コンテストを立ち上げ、その後動画制作の会社を立ち上げ。 制作においてはプロデュース系が一番得意です。簡単な編集もやるので、編集についてのノウハウも共有していきたいです。

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