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こんちゃ!
映像クリエイターのサンゼです!YouTubeで映像制作のテクニックを分かりやすく解説しています。その他にも、映像編集の会社を経営や、国内最大級の映像編集者のオンラインコミュニティECHOの運営をしています。
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この動画で学べること
今回は「エクスプレッション_wiggle」をご紹介します。
・エクスプレッションのwiggleの使い方を理解できます!
・あらゆる映像に適用可能
・映像に揺れを追加することができます!
wiggleを使えるようになると
映像の幅が広がるのでとても便利です!
▼チュートリアル動画はこちら▼
※チュートリアルでは有料の静止画や動画素材を使っている場合があります。
まずは無料のおしゃれ写真サイト「Unsplash」などで作ってみましょう!
https://unsplash.com/
▼作り方のステップはこちら▼
今回はエクスプレッションのwiggleを使ってオブジェクトをランダムに動かす方法をご紹介します。
01_エクスプレッションwiggleとは
エクスプレッションのwiggleとは
オブジェクトにランダムな数値を代入してくれるエクスプレッションになります。
エクスプレッションの書き方の説明をします。
エクスプレッションを記述したいレイヤーを選択した状態でキーボードの「p」を押すと位置を出すことができます。
位置の左側にあるストップウォッチのマークをAlt (option) + 右クリックすると数値が赤くなり、エクスプレッションを記述することができるようになります。
ここにエクスプレッションを書いていきます。(01)
wiggleの書き方は
wiggle()
この()内に2つの数字を書くことで、動かすことができます。
前半の数字は 一秒間に動く回数
後半の数字は 振れ幅
と、なります。
wiggle(1,100) と書いた場合
このような動きになります。(gif01)
wiggle(1,500) はこうなります。(gif02)
このようにランダムにアニメーションさせることができます。
今、位置にwiggleのエクスプレッションを書きましたが、位置に限らずあらゆる場所に書き込むことが可能です。
エクスプレッションはどのパラメーターにも書き込むことが可能。
不透明度に wiggle(10,100) と入れてみました。(gif03)
回転に wiggle(1,90) と入れてみました。(gif04)
また wiggle(0.5,90) という風に小数点を使うことで数値を減らすこともできます。
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02_エクスプレッションをキーフレームへ変換
エクスプレッションはランダムな数値を入れてくれるのはいいのですが、wiggleはレイヤーの順列を参照して数値を入れているためレイヤー数が変わると結果が変わってします。
エクスプレッションの動きを焼き付けたい場合は
エクスプレッションの入っている項目を選択した状態で
アニメーション → キーフレーム補助 → エクスプレッションをキーフレームに変換 を適用します。(02)
するとエクスプレッションの動きを焼き付けることができました。
これで、レイヤー数を増やしても動きが変わることはなくなります。
いかがでしたでしょうか?
チュートリアルのトレースが出来るようになったら、オリジナル作品が作れるかテストしてみて下さい。
オリジナルに落とし込むことで理解が深まります。そうすると、生きたテクニックとして今後も活用することが出来ます。
オリジナル作品ができたら、コメント欄にURLを貼って教えて下さいね!
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