アフターエフェクツでモーショングラフィックスを作ってみたい!
注目されている映像表現の中にモーショングラフィックスというジャンルがあります。その表現が得意なソフトでよく挙げられるのがAfter Effectsです。いろんな表現ができるこのソフトで実際に何ができるのかをご紹介したいと思います。
何をするソフトなのか?
After Effectsは大きく分けて2つの表現に特化したソフトです。そのパターンと代表的な例を紹介します。
映像と組み合わせる
VFXをはじめとした実際の映像とCGを合わせて使う方法。映画などでもよく使われる表現ですね。手から炎が出たり、目からビームなんかもロマンがありますね。
ゼロから作る
モーショングラフィックスなどを筆頭にゼロから全てを作り上げる方法です。最近では映画のタイトルシーケンスだけでなくシェイプを使ったインフォグラフィックスなども活発に使われています。
どちらの表現も現在の映像表現には欠かせないものとなっています。After Effectsはこのどちらの作業にもよく使われるソフトです。
編集ソフトとの特徴の違い
では動画編集と何が違んでしょうか?ここでは同じアドビ製品で動画編集に特化したPremiere Proと比較してみたいと思います。
Premiere Pro
事前に用意した動画素材をカットし、つないで作品を作っていきます。そのため、どの様にカットが繋がったかを時間の流れと共に確認する横編集に特化しています。
After Effects
1コマ1コマにいろんな効果を追加して加工していく処理に優れています。上にどんどんと重ねていくことから縦編集とも呼ばれます。1コマが完成するのを待つためリアルタイムの再生が遅れコマ落ちすることもしばしばです。
どんなことができるのか?
ここでは実際にAfter Effectsで作る事のできるモーショングラフィックスの例をみてみましょう。
テキストアニメーション
テキストを動かすアニメーションはいろんなアプローチがあります。番組のテロップで使用したり、タイトルアニメーションに使ったりと多岐にわたります。
ポップモーション
何かにぶつかった時に発生する弾けた表現、動いた余韻を表すラインアニメーションなど、追加することによってリッチに見せることのできる表現も作成が可能です。
モーション背景
動く背景を簡単に作成できるのも一つの特徴です。色々なエフェクト(効果)が用意されています。
可能性は無限大
ここで例に出したのはほんの一部です。とても楽しいソフトなので皆様もぜひ触ってみてくださいね。Aeを使って快適なクリエイター生活を〜
Dance Motion Award
Vookさんでは、5/31までプロダンスチームの素材を使って、モーショングラフィックスを制作するコンテストを開催されています。
ぜひ記事を読みながら、プロダンサーの素材を使って、オリジナルの作品を応募してみてください〜
素材のダウンロード、応募の詳細はこちら
Dance Motion Award:
https://vook.vc/p/dance-motion-award
シリーズ記事「ゼロから始めるアフターエフェクツ」
基本ワークフロー
モーション作りに欠かせないAfter Effectsの機能
作りながらAfter Effectsの基本を覚える
作った作品を動画に書き出す
ヤマダイ @ymrun_jp@yamadai
映像講師。 2017年11月よりAdobe Community Evangelist。 Premeire Pro/After Effectsなどを触る生活。 日々モーションを考えるサイトを運営 https://everydayskillshare.jp...
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