モーションを言語化しよう
モーションは感覚的になりやすい
動きの説明は「ピューン」「キュイーン」など擬音で表現しがちです。ただパッションが合わないと相手に伝わる難易度は上がります。
言葉の言語化
そこでしっかりと仕組みを伝える事が必要です。自分の中でも言語化できれば、よい動きを作れる確率もあがってくるのではないでしょうか?今回はAfter effectsを使っていくつかのモーションの動きを考えていきましょう。
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動きには意味を
一人だけ逆方向を歩いていると、何ををしているんだろうと考えます。この動きが狙いであればいいのですがそうでない場合、意図がなく目立ってしまうと伝えたい事が薄まってしまいます。もちろん伝えたいものが他と差がなければ気付かれなくて伝わりません。動きには基本的に意味を考えていきましょう。
同じ規則性
ここでは時間の経過を見せるために中心を軸に広がる力を加わえています。見比べるとどちらも、同じ中心から外に力が加わっているのがわかると思います。同じ規則性を持たせるためにそれぞれのレイヤーをこの力に沿って動かしています。
惑星を動かす
1. 惑星レイヤーを選択
1. 時間の先頭に移動し位置とスケールのキーフレームをオン
1. 時間の最後に移動して円の広がりを意識して位置を外に動かす、スケールは大きくすると手前に、小さくすると奥になる
1. スペースバーで再生するとだんだんと外に広がりながら手前と奥に移動していく
--MEMO--
スケールは遠近感で使っています。大きく慣れば手前に、遠くであれば小さく。といった感じです。
自身で作り出す
ロケットはそれ自身の力で目的地に進みます。そのため、宇宙の動きにとは別に動くことになります。そうする事で個性が生まれ、注目があつまります。動きをつける際には目線誘導なども考えていきましょう。
03の記事を参照
モーション作りに欠かせないAfter Effectsの機能
重力と衝突
モーショングラフィックスも人の目に触れるものには変わりはありません。大事なのはいい意味での違和感を与えない事です。そのためには普段から見ているものを大事にする必要があります。りんごが落ちる。花火がはじける。など実際の動きをしっかりと再現できるようになりましょう。
参考用のりんご落下のプロジェクト
https://www.dropbox.com/s/jxz75t4oxllfu9x/VookAe_apple.aep?dl=0
重力
上から下に落ちる。物体によって跳ね返りも違います。落下速度も一定では無いのにも注意です。動きも下のように跳ねている動きをつけています
衝撃
弾けるスピードや飛び散る方向などを意識しましょう
モーションパスやグラフエディターで調整
画面で調整するならモーションパス。時間軸の調整ならグラフエディターで調整するのが効率良いです。
--MEMO--
グラフエディターを使用すると跳ね返りの調整が簡単です
グラフエディターの使い方
グラフエディターの使い方
リアルに忠実すぎる必要もない
人が普段から見ているものが自然に感じるので映画でよく使われている表現などは実際の理とは異なる場合もあるので注意しましょう。
実際の動きを意識して快適なAe生活を^^
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関連記事「ゼロから始めるアフターエフェクツ」
まずは何ができるのか?
基本ワークフロー
モーション作りに欠かせないAfter Effectsの機能
作った作品を動画に書き出す
ヤマダイ @ymrun_jp@yamadai
映像講師。 2017年11月よりAdobe Community Evangelist。 Premeire Pro/After Effectsなどを触る生活。 日々モーションを考えるサイトを運営 https://everydayskillshare.jp...
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