みなさんこんにちは!
前回のPremiere Proに引き続きAfter Effectsの推奨システムがどのくらい必要なのかをまとめてみました。パソコン選びのきっかけになれば嬉しいです^^
いまさら聞けないのでPremiere Proのスペックをまとめてみた
After EffectsとCPU
Aeはコア数よりもクロック数を重視します。これは処理がCPUメインでサブがGPUだからです。サブというのは特定のエフェクトや処理などにGPUを割り当てる感じという事です。
Aeはクロック優先
After Effectsは3.2GHz以上あると良いとされています。ターボブースト時で4.5Ghz以上出るとかなり頼もしいです。
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After Effectsとメモリ
最小構成で16GB。推奨は32GBになってますがメモリはなんぼあっても嬉しいもんなので。詰めるだけ積みましょう。ただ、デュアルチャネルなどメモリの増設方法はたくさんあるのでマザーボードの設定などもしっかりみていきましょう。
メモリとCPUコアの関係
CPUコア一つに対して4GBほどのメモリが必要と言われます。CPUとメモリを最大限活用できるようにしておきましょう。
After EffectsとGPU
最小要件としては2GBになってます。あればあるほど平行処理が出来るようになりますが上の方のスペックになると比例して高速になるわけではないのでコストとの相談になります。
GPUを一つの処理に全て割り当てない
Aeは基本(プラグインは一部例外あり)のGPU使用量はそれぞれの処理で決まっているので一つの事にたくさんのGPUを使ってくれるわけではないので注意しましょう。
After Effectsとストレージ
AEをインストールに必要な容量はWinとMacで若干異なります。何が違うんだろう。。。という感じですがやっぱり設計に違いがあるんでしょうね。笑。sて、肝心な容量ですがこの図はインストール時に必要な容量なので基本的にシステムドライブは512GB以上は欲しいなと思ってます。
作業環境としては物理的なドライブ3つに分けたい
可能であれば保存先は3つに分けましょう。
1. アプリケーション用
1. メディア保存用
1. キャッシュ用
ここで注意したいのが物理的に分けるという事です。パーティションで分けた場合は同じストレージを論理的に分けただけなのでそれぞれのデータの干渉はないですが読み書きの部分を共有するので状況によっては遅延が発生します。物理的にストレージを分けておけばそれぞれが並列アクセスされるので理想的です。
AeとPrのレンダリングファイルの違い
Prはレンダリングは動画形式で行うことが多いと思いますが、Aeのレンダリングにあたるディスクキャッシュは非圧縮の画像ファイルとして生成します。そのため非圧縮画像が出来上がるまでの時間がかかる場合があります。また、再生時は高速に画像のやりとりをするので大量のファイルに瞬間的にアクセスできる環境が理想的だなと思います。
After Effectsをアップグレード時に優先したいのは?
マシンをしばらく使って少しアップグレードする時にAeの優先順位は
1. メモリ
1. ストレージ
1. GPU
1. CPU
となります。一番コスパが良いのはメモリと言われているのでCPUのコアとの関係も含めて検討してみましょう。ストレージは高速なものに変えることで(例えばNVMeのM.2など)アクセスのロスが軽減されます。
After Effectsとディスプレイ
ディスプレイのサイズは1280x1080以上ないとUIが正常に表示されないこともあるので注意しましょう。ノートパソコンで要件より小さい場合は外部モニターを検討したほうがいいかと。(でもそのディスプレイサイズだとそもそも他のスペックを満たさないかもしれませんが。。。)
さいごに
Aeの特徴を知ることによって必要なスペックが見えてきます。この記事が皆様の参考になれば幸いです。
スペックを知って快適なAe生活を^^
ヤマダイ @ymrun_jp@yamadai
映像講師。 2017年11月よりAdobe Community Evangelist。 Premeire Pro/After Effectsなどを触る生活。 日々モーションを考えるサイトを運営 https://everydayskillshare.jp...
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