GH5Ⅱが面白い!2分された「GH」の行方は?

2021.06.24 (最終更新日: 2021.07.06)

ファーストインプレッション

GH5Ⅱの発表は正直に言えば、完全にカウンターを食らったボクサー状態だった。問題はGH5の後続機が2つに割れた事だ。そして多くのGHファンが心待ちにしていたであろうGH6の発表と同時に、先に発売されることが発表されたGH5Ⅱ。なぜこのタイミングでGH5のマイナーアップデートと見受けられる機種を投入してきたのか?そう思ったGHファンは少なくないだろう。

この素朴な疑問の答えを探すには、実際に現場で使ってみるしかない。果たしてGH5Ⅱは単なるマイナーアップデート機種なのか?真髄はどこになるのか?今回は先行レビューも含め、GH5Ⅱをじっくり使える機会が与えられたので、自分なりにその答えを伝えてみたい。

現場で実際に使ってみて、自分なりにGH5Ⅱの際立った特徴をまとめるなら大きく8つだ。

1)最大6.5段の強力な手ブレ補正
2)リアルタイム認識AFで人物の顔認識が劇的に向上
3)クロップ無し4K60p10bitの実現
4)V-Log Lプリインストール
5)S1HがそのままGHに落ちてきた機能面と操作性
6)刷新されたカラーサイエンスとフォトスタイル
7)GHの画作りを活かしカメラ単体でできるライブ配信機能
8)驚きのコストパフォーマンス

そのほかにも細かい部分で実に響いた部分も多々あったが、マニアックに一つ一つ追っていくと大変なことになりそうなので、今回は主にこの8つの特徴について順を追って話してみたい。

プロのビデオグラファーを目指す学校、はじまる。入学生募集中。

PR:Vook School

最大6.5段の強力な手ブレ補正

SやGシリーズでは言わずもがなのビタ止まりのボディ内手ブレ補正は健在。他社製の場合、電子手ブレ補正を併用することで最大限の効果を発揮する機種もあるが、結果的にセンサークロップするため画質が多少犠牲になる。GH5Ⅱの場合、電子手ブレ補正もあるが、それを使用するまでもなく「手ブレ補正ブースト」をONにするだけで、たとえIS付きレンズでなくとも画質を劣化させることなくハンパなく止まる。(センサーシフトによる手ブレ補正が優秀と認識)

自分の現場に至っては三脚を一切使わずハンディだけで完結してしまう事も多かった。さらにLUMIXの手ブレ補正は動画に最適化されていると感じる。ブーストにすれば三脚で固定したかのように止まり、ゆらゆらと画面が流れていくこともない、そしてブーストを切れば、途中でカメラを少し動かした際でも不自然なカクツキもなく、ナチュラルな移動ショットが撮れる印象だ。

リアルタイム認識AFで人物の顔認識が格段に向上

自分は企業のインタビュー案件を多くこなしているが、メインS5の現場で、サブGH5Ⅱという2CAM体制で現場を回してみた。ワンマンの現場だったため、自分はS5で正面から音声チェック含めしっかり撮影し、サイドからは無人でGH5Ⅱを設置、AFまかせにしてフェイスアップを撮影した。前モデルのGH5の時は、出演者の動きによってはAFを外してしまうことが多々あったので、無人で撮影するのは心許なかったのは事実。しかしGH5ⅡのAFは出演者が身振り手振りをしても、そこにAFがひっぱられることなくしっかり顔を捉えてくれていたことにかなり安心感を覚えた。S5同様、AFは完全に刷新されているのを実感する。ワンマン2CAMでのインタビュー案件では強い味方になってくれそうだ。

一方で、ドキュメンタリー的に人物を追っていく場面でAFの動きに難ありの時もあったので、自分はAFカスタム設定(動画)で、あらかじめ追い込んでおいたAF設定を、名前を付けてカスタムダイヤルのC1-C3に仕込んでみた。


左がインタビュー時のAF設定、右がBロール撮影時のAF設定

さきほどのインタビューではできるだけAFを粘る設定にし、C1に「AF Interview」と名前を付けて設定。そしてもう2つ、そこそこ動く人物にAFが追えるように設定したものを「AF Documentary」と名前を付けてC2に、AFの動作を比較的機敏にさせた設定を「AF Sports」と名前付けてC3に、それぞれ仕込んでおいた。こうする事で、現場でいちいちAFカスタム設定(動画)を呼び出して設定を追い込まなくても、場面によってカスタムダイヤルを回すだけでOKになる。

AFから話は若干それるが、GH5ⅡはこのカスタムダイヤルにC4が追加され、LUMIXとしては初の13個ものプリセットをカスタムできるようになっていた。(特にC4はメニュー内で10個のプリセットをアサインできる)単にカスタム設定を仕込むだけでなく、名前で管理できる、という部分が個人的には大きい。このあたりは、後術する、ダウンロード可能なカメラ設定ファイルの説明部分でもまた少し話してみたいと思う。

クロップ無し4K60p10bitの実現

前モデルのGH5は2017年3月発売なので4年前のモデルということになるが、その時点で4K60pも4K10bitも、内部でしかもデュアル収録を実現させていた。それだけで当時はすごい事だったが、4K60pの場合に限り8bitになってしまうジレンマはあった。特にV-Log Lでグレーディング前提で収録している場合は悩ましい問題だ。一方でフルサイズ機であるS1H/S1や自分が持っているS5では4K60pでの10bit収録は可能だが、4K60pの時点でAPS-Cにクロップされてしまう部分はある。

GH5Ⅱは晴れてクロップ無し4K60p10bitの内部収録が可能になった。V-Log Lでカラグレした場合でも、例えば24p作品で仕上げたい場合などは、最大2.5倍のスローが10bitのままで手に入る。現場で撮影していて表現力が大きく拡張されたと個人的に感じている。人の表情やシズルなどをエモーショナルに切り取ったり、時に最大6.5段の強力な手ブレ補正を利用して、自分の体の動きでスライダーショットやクレーンショットを撮影し、編集時にスローにさせることで、かなり制度の高い移動ショットも出来上がる。高い表現力を手軽に楽しめる、GH5Ⅱの答えはこのあたりに転がっているのでは?と感じ始めた。

V-Log Lプリインストール

前モデルでは別途アクティベーションキーの購入が必要だったV-Log Lが今回のGH5Ⅱでは最初から搭載されている。先に話した通り4K60p収録も10bitに対応したことで、Log撮影による表現力は格段に上がった。10bitであれば、演色LUTを当てた際や自分で細かくグレーディングした際、様々な場面で色の破綻やカラーノイズを抑えられる。

特にライトユーザーにおすすめしたいのは、Panasonicが提供しているVARICAM LUT LIBRARYだ。シネマティックの代名詞となったティール&オレンジをはじめ、いろんなLookが楽しめる36個のLUTが無料で提供されている。

GH5Ⅱには任意のLUTを4種類呼び込めるし、Logビューアシストを使うことで、カメラの液晶モニター&ファインダーのみならず、LUTを当てた状態で外部モニターに出力できる。録画中のみならず再生時も可能だ。VARICAM LUT LIBRARYでカメラ用、編集ソフト用それぞれ落として組み込めば、撮影時にそのLookで撮影しつつ、同じLUTを編集ソフト上で適用して書き出すことで、実にインスタントにシネマルックな作品が手に入る。(FASHION2はとてもわかりやすいティール&オレンジのLUTなので、このあたりから遊んでみるのも良いかもしれない。)


カメラに任意のLUT(.vlt形式)を4つまで登録でき、録画中・再生中ともにHDMI出力が可能だ

S1HがそのままGHに落ちてきた機能面と操作性

あくまで従来のLUMIXユーザーに向けて一言でGH5Ⅱを語るとすれば、「S1Hが素直にマイクロフォーサーズ(以下MFT)に落ちてきた機種」と言えるかもしれない。これは業務視点から言えば個人的にとても響く部分だ。ただライトユーザーにとってはなかなか伝わりにくい部分だろう。もう少し噛み砕いていえば、「より動画を意識し、より洗練された機能と操作性が実装された」という事だろうか。

コントロールパネル一つとってもそれが分かる。こんな画面が出るミラーレスカメラがかつてあっただろうか?まるでシネマカメラそのものである。またS1Hで実装され、S5でも役立った録画中の赤枠表示は、ライトユーザーにとっても逆REC防止に役立つ地味だが大きな機能だ。

その他にも、電子接点のもたないマニュアルレンズの焦点距離が名前付きで12個プリセットできたり(手ブレ補正最適化のための機能)、シネスコサイズなど任意の比率で撮影中、フレーミングしやすくするフレームガイド表示の種類・設定の充実、ウェーブフォーム表示が任意の場所に移動&3段階でサイズ調整可能、USB-CによるPD給電対応など、S1Hの時に感じていた神機能が随所に散りばめられている


この画面は既にミラーレスの域を超えている!そしてフルHDMIとPD対応のUSB-Cの存在は大きい。

屋外で撮影していて嬉しかったのは液晶モニターが明るいこと。前モデルは3段階のみの明るさ変更だったが、GH5ⅡはS1H同様、7段階+AUTOと細かく変更できる。そして最大の+3にした際、屋外でも直射日光があたらない限りはフード無しでもかなり視認性が良いことに驚いた。


最高輝度に設定すれば屋外でも余裕の視認性だ

刷新されたカラーサイエンスとフォトスタイル

自分はフルサイズ(Lマウント)のS5ユーザーでもあるが、サブカメラでGH5を持っていく際、Lookが微妙に違うのが気になっていた。GH5ⅡではCINE LIKED/Vが、CINE LIKE D2/V2になるなど、Sシリーズと統一したLookになった。今後SとGHでマルチカムで混ぜる場合、Look合わせが楽になると期待できる。話によればハイライト側が25%拡張されているとも聞く。確かに以前のモデルだとハイライト側が早めにパツンと飛んでいく印象もあったが、D2/V2では少し粘ってくれる印象はある。(ただ全体的に色が淡く感じる場面もあるので、場面によってはカスタムで調整するのもよいかもしれない)

個人的に響いたのはL.クラシックネオの搭載だ。青がシアンに転ぶ、また赤が若干オレンジに転ぶような、ノスタルジックな趣きあるLookはどこか心掴まれる。よく晴れた日の海辺や、すこしノスタルジックな街中を切り取るには面白いフォトスタイルである。


L.クラシックネオで撮影。なお、この映像も三脚は使わず、すべて手持ちでの撮影だ。

その他にもちょいカラグレに向いているFLATや、やわらかいモノトーンを狙えるL.モノクロームSなど、S5にしか搭載されていなかったフォトスタイルもしっかりGH5Ⅱに入っている。

GHの画作りを活かしカメラ単体でできるライブ配信機能


実は、結果的に自分がGH5Ⅱで一番響いた機能がこのライブ配信機能だ。最初は動画配信時代を見据えての機能実装だろう程度に考えていたが、これが実際やってみるとすごく楽しい。もっともこれまでLive配信機能ができるカメラが無かった訳ではないだろう。スマホのカメラを使えば即座にLive配信は可能だし、ミラーレスカメラを各キャプチャーデバイスや専用ソフトを介してUSBカメラ化することでLive配信は可能だ。GH5Ⅱの面白いところは、カメラ自体にストリームキーを入れて、カメラから直で配信できる部分。GoProと同じようにスマホから設定してLive配信をカンタンに開始する機能はもちろん、PC専用ソフトを使ってSDカードにストリームキーを書き出し、GH5Ⅱ本体にストリームキーを呼び込む事ができる。これにより、いつどこにいてもWi-Fiの電波をカメラがキャッチできればカメラ単体で即配信できる、という訳だ。


GH5IIはスマホのようにWi-Fiアクセスポイントが出てくる、また配信ストリームは専用のPCソフトを使い、名前を付けてSDカードに複数書き出せる、カードフォーマットする際にストリームデータを消さないように設定する事も可能だ。

自分の場合はYouTubeLiveだったので、YouTubeの配信画面からストリームURLとストリームキーを取得し、SDカードを介してカメラに設定、GH5ⅡのWi-Fi接続設定からまずは自宅のWi-Fiにつなげて試してみたら、あっさり配信が始まった。そこで今度は外に飛び出し、iPhoneのテザリングを利用して街歩きなどで試してみたが、これもあっさり配信できてしまった。

ただ配信出来るだけだったらここまでなのだが、自分はGH5Ⅱ単体でのLive配信にいろいろな可能性を感じ始めた。大判センサーを活かして、そしてこだわりのある単焦点で、しっかりフレーミングした画角で配信したら、それこそシネマティックなLive配信が出来るのではないか?しかもクリエイターから定評のあるLUMIXのフォトスタイルを使って配信出来るのだ。


左は豊洲の5Gエリアから配信、右は渋谷の5Gエリアから配信、フォトスタイルはCINE LIKE V2

個人的に、GH5Ⅱを使ったLive配信は今最もホットな趣味になっており、「LUMIX波乗り部」と題して、都内の5Gエリアを練り歩いては、そこから配信するといった実験をしている。普段は見慣れた都内の風景も、特に夜景などは明るめの単焦点でフレーミングし、LUMIXの好みのフォトスタイルで配信するだけで、とてもエモいLiveが出来る。時に流行りのブラックミストフィルターをレンズに装着して、光源を印象的に拡散させるなども面白いかもしれない。画作りがしっかりしていて、背景に多少の動きがあれば無駄にスイッチングせずとも1CAMでも十分リッチなLive配信が狙えるのではないか?個人的には、この屋外の波乗り配信は是非オススメしたい。

驚きのコストパフォーマンス

ざっと際立ったGH5Ⅱの特徴を追ってきたが、驚くべきは価格設定だ。前モデルのGH5は当時のフラッグシップという事もあり、MFT機種としてはそこそこ高額だったのは否めない。しかもV-Log Lも別売りであった。ところが今回はこの内容で、V-Log Lもプリインストールされ20万を切る価格帯で出てきた。これはMFTのフラッグシップ機といえどもライトユーザーには手を出しやすいカメラという事だ。このあたりからGH5の後続機が2つに割れた、という答えを紐解く事ができる。もちろん外見上GH5とほぼ変わらないので、その分コストを下げられたのではないか?という意見もあると思う。ただこれは業務的には願ったり叶ったりで、これまでGH5のために揃えたリグやハウジングなどはそのままGH5Ⅱでも使えることを意味する。

総括

これまで積極的にMFT機種を現場に投入し、特にGHシリーズに至っては絶対的な信頼を置いて使い続けてきた自分ゆえに、MFTの利点は十分解っている。その一方でフルサイズラインであるSシリーズに、コンパクト&コストパフォーマンスに優れたS5が登場し、GH5の後続を待ちつつもS5を購入してしまった自分だ。違うマウントが1つ増えるのだからこれは単純な事ではない。悩んだ挙句、結果的にMFTとLの両方のマウントを並行して使うことになった。

フルサイズのS5を持っているのにMFTのGH5を手放さなかった理由は、結局は使い分けという部分。フルサイズの利点は一般の人にもわかりやすい。一方でMFTの利点は業務の視点から言えばいろんなアドバンテージがある。その細かい理由はまた別の機会に話すとして、まず簡単にMFTの利点を言うとすれば「価格も、質量も、気軽なカメラ」だという部分だろうか?

もっともGH5Ⅱボディ単体だけで見ればフルサイズのS5とそう変わりない、という意見もあるだろう。自分もそう思っていた。ところが、フルサイズで600mmくらいの望遠レンズを使おうと考えた場合どうだろう?かなり大きなシステムになると容易に想像できるはずだ。MFTなら同等の画角が300mmで実現可能(MFTは35mm換算で約2倍の焦点距離になる)、ここにMFTの大きな魅力がある。


運動会でのパパの撮影も、フルサイズで600mmとか恐ろしい事になる。MFTならわずか520g程度のレンズでさりげなく自分の子供にガン寄り出来る。(このレンズはLUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/POWER O.I.S.)

望遠レンズだけではない、明るめの単焦点レンズでもフルサイズとMFTでは差が出てくる。個人的にライトユーザーにまずおすすめしたいのは、LUMIX 25mm F1.7という単焦点レンズ。35mm換算で50mmの画角で、フルサイズほどボケ量がある訳ではないが、とてもバランスのよい被写界深度で十分にボケを活かした撮影も可能だ。価格もかなりお手頃。フルサイズで同等の画角レンズと比べて、とてつもなく小さい。つまりレンズ含めて考えた時、マイクロフォーサーズは価格も質量も気軽なミラーレス一眼という訳だ。

それでいて中身は本格的なシネマカメラになっている。強力な手ブレ補正と顔認識AFを使いながら、10bitのLogで撮影し、さらにVARICAM LUT LIBRARYで無料で提供されているLUTを当て、手軽にシネマティックな映像表現を手に入れられる。まさに「GH5Ⅱはプロダクションレベルの撮影をライトユーザーへ」というのが1つの答えかもしれない。

さらにL.クラシックネオやCINE LIKEなど、LUMIXならではのエモーショナルなフォトスタイルで、サクっとLive配信できる、と考えたら、GH5Ⅱはかなりアリな1台ではないか?自分のように業務でGH5を長年使ってきたカメラマンにとっても、思わずリプレイスしたくなる内容だ。

さて、今回はGH5Ⅱの先行レビューにともない長期に渡って現場で使用させてもらったが、その際に自分がカスタマイズしたカメラ設定を、カメラ設定ファイルに書き出し提供させていただいた。Vookの特設サイトからダウンロードできるので、よかったらカメラに呼び込んで使ってみてもらいたい。C1-C3にAF設定を名前付きで仕込んであるのはもちろん、その他のQメニューや各Fnなども普段自分が業務で使う事を想定したカスタマイズとなっている。

カメラ設定ファイルの説明

VOOKの特設サイトからカメラ設定ファイルをダウンロードできます。以下に簡単な説明を書いておきます。よかったら使ってみてください。

以下のC1-C3の設定は、AFモード「AF-S」前提のプリセットです。AFは、「自動認識(人物)」です。画質はデフォルトで全てC4K、フォトスタイルはV-Log Lになっていますので、必要に応じて任意の画質、フォトスタイル、フレームレートに変更してください。設定変更はそのまま引き継がれるようになっています


(カスタムモードの呼び出しタイミングの設定をすべてOFFにすることで設定変更をカスタムダイヤルに引き継ぐ事が可能、詳しくはGH5Ⅱのマニュアル参照)

C1 : AF Interview

フレームレートは24fps。人物が一定のところで座っているような場面で安定したフォーカスを狙いたい時向け。AF駆動速度/AF追随感度はともに一番遅く設定。

C2 : AF Documentary

フレームレートは60fps。人物を追いかけていく様なドキュメンタリー的な場面に合わせた設定。AF駆動速度-1/AF追随感度-2

C3 : AF Sports

フレームレートは60fps。ドキュメンタリー的な場面でも、時に人の動きが激しい場面や、スポーツなどの場面に合わせた設定。AF駆動速度+3/AF追随感度+3

その他のFn設定での特徴、割り当てこだわりポイント

1)レンズマウント右下のFnには、動画撮影範囲「FULL/PIXEL BY PIXEL」を割り当てています。同焦点距離で画質劣化なく一歩寄りたい時に便利です。

2)軍艦部右側、赤のRECボタンは、REC機能ではなく手振れ補正ブーストのON/OFFを割り当てています。手振れ補正ブーストによるカメラを動かした際の揺れ戻しが気になる場面で役に立ちます。録画中も機能します。

3)戻るボタンを押すことで水準器のON/OFFが可能です。必要な時にすぐに表示/非表示できます。

4)コントロールダイヤルの上側クリックで、MF時のピーキングのON/OFFが出来ます。特にマニュアルフォーカスで現場を立ち回っている時に役立ちます。

5)コントロールダイヤルの右側クリックで、波形モニターの表示/非表示ができます。Log撮影等でハイライト/シャドウ部の輝度分布を一瞬で確認する際に役に立ちます。

6)コントロールダイヤルの下側クリックで、V-Log収録時のビューLUT(モニター)のON/OFFが出来ます。V-Log撮影時、OFFにして実際の階調を瞬時に確認したり、ONにして最終系を参照する際に便利です。

7)コントロールダイヤルの左側クリックで、グリッドラインの表示を切り替えられます。構図を切りたい時に便利です。

その他にも、Qメニューやマイメニューには自分が現場でよく使う機能を集めています。また、C4には個人的に作成した他のカスタムプリセットがいくつか入っています。

コメントする

  • まだコメントはありません
Akiraxe

Akiraxe / 照山明@Akiraxe

日大芸術学部映画学科在学中、映像と演劇の融合を目指し発足した「ガイプロジェクト」に参加、以降、舞台映像、舞台撮影を中心に活動。一時ポスプロに在籍するが、1年後に退社しフリーに転身。2006年に株式会社ガイプロジェクトを設立。舞台制作と平行して企業VPを中心に映...

Akiraxe / 照山明さんの
他の記事をみる
記事特集一覧をみる