043_仕事で使える!パーティキュラーでサイバーな空間を作る②カメラワーク

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こんちゃ!
映像クリエイターのサンゼです!YouTubeで映像制作のテクニックを分かりやすく解説しています。その他にも、映像編集の会社を経営や、国内最大級の映像編集者のオンラインコミュニティECHOの運営をしています。

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[https://www.sanze-echo.com/community]

この動画で学べること
今回は「Particular_サイバー空間02」をご紹介します。

前回はこちら
https://note.com/sanze/n/ne09a8cda9199

・より質の高いサイバー空間の作り方を学べます!
・光やカメラの使い方も理解できます
・仕事でも使える汎用性抜群のチュートリアル!

Particularでサイバー空間を作れるようになると
映像の幅が広がるのでとても便利です!

▼チュートリアル動画はこちら▼

▼使用プラグインリンク▼
▼Trapcode Particularのダウンロードはこちら▼
https://flashbackj.com/product/trapcode-suite

※今回の記事はバージョン4で作成しています。
最新バージョンのTrapcode Particular5とは互換性が有りません。

▼Optical Flaresのダウンロードはこちら▼
https://flashbackj.com/product/optical-flares-plug-in

※チュートリアルでは有料の静止画や動画素材を使っている場合があります。
まずは無料のおしゃれ写真サイト「Unsplash」などで作ってみましょう!
https://unsplash.com/

▼作り方のステップはこちら▼
今回は前回のコンポジションを使ってカメラアニメーションをつけていきたいと思います。

沢山の画像の中から任意の画像に寄るアニメーションを作成

今回作る動きはコンテンツA,B,Cにそれぞれカメラに寄っていくアニメーションをつけていきます。
前回のプロジェクトを作を使います。

Optical Flareは重たくなってしまうので一旦9オフにしておきます。
コンポジションの長さも15秒にしておきましょう。

まず、それぞれコンテンツA,B,Cの3つのオブジェクトを用意します。
今、ライトが明るすぎるので、マテリアルオプションの
「ライトを受ける」という項目をオフにしてください(01)

本当はライティングも合わせられればいいんですが、他の物を混ぜ合わせた時に、ライトの整合性が取れないときがあるので、こういうやり方をするときもあります。

全体の動きを先につけていきましょう。
動きがわかりやすいように、背景のパーティキュラーは発生したらその場でとどまっているようにしときましょう。
AirのWindZを一度ゼロにしておきます。


まず、コンテンツAを置きます。
トップビューやカスタムビューで確認しながら配置してみて下さい。
一旦Z値を3000にしておきます(03)

カメラをアクティブカメラに戻します。

サイズ感をスケールで合わせます。

では、カメラとヌルを足してカメラワークを作っていきたいと思います。

【ヌルで制御できるカメラ】を作成します。
①カメラとカメラコントロール用のヌルを作成します。
②ヌルを3Dレイヤー化します。
③カメラの位置の値をコピーし、ヌルの位置にペーストします。
④カメラからヌルへ紐づけします。

カメラのミリ数は35ミリにしました。

カメラコントロール用のヌルを作成します。

ではコンテンツを3つ置いていきましょう。

コンテンツAを右端に置いてCtrl+Dで複製します。
コンテンツB,Cを置く位置に配置します。奥行きも変えると面白い動きをしてくれるので是非Z値も変えましょう。

ctrl+Aを押しながらドラッグすると内容を差し替えることができます。

カメラアニメーションをつけていきます。
アニメーションをつけていくときはなるべくシーンを軽くさせたいので、particular自体はオフにしておきます。

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02_カメラワークの作成

まず、2秒目に現在のカメラの位置にキーフレームを打ちます。
キーフレームを打つのはカメラとカメラコントロール用のヌルです。
3秒目にコンテンツAに移動させます。

コンテンツAの位置情報をコピーします。
カメラとカメラコントロール用のヌルの位置にペーストします。

全く同じ位置にすると、カメラが突き抜けてしまうので、
若干Z値を引きます。
すると現在の位置からコンテンツAに向かうカメラワークが出来ました。

二秒ほど静止した後、次のコンテンツに進むようにキーを打ちます。

コンテンツA,B,Cに進むカメラアニメーションが付きました。

アニメーションのグラフに緩急をつけます。

コンテンツに注目している間、カメラが全く動かないのは良くないので、じんわりとズームをつけます。

アンカーポイントのアニメーションでやってしまいましょう。

動きは大体ついたので、パーティクルのWind Zに値を入れて少し向かってくる動きをつけます。動画では100と入力しました。

コンテンツ自体にも少し手前に飛んでくるアニメーションをつけましょう。

A,B,Cは最初から出ている必要はないので、フェードインフェードアウトのアニメーションをつけて、見える少し前から出現させるようにしましょう(07)

カメラワークをつけたところ、パーティクルが少し密集しすぎている感じがしたので、エミッターのサイズを調整し、バランスを整えておきます。

パーティキュラーにモーションブラーを適用しましょう。

さらに臨場感を出すことが出来ました。

Optical Flaresをオンにします。
最後に、グローを少しかけたり

周辺落としなどをしてあげると

もっと見せたい物が目立つのでいいのかなと思います。

完成です。

これで沢山の画像の中から注目コンテンツはこちら!みたいな映像を作ることが出来ました。

Particularで物を大量に飛ばす系は見た目的に凄い派手になるので、効果的ですね!

ぜひ覚えてトライしてみて欲しいテクニックのひとつです。
ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか?

チュートリアルのトレースが出来るようになったら、オリジナル作品が作れるかテストしてみて下さい。
オリジナルに落とし込むことで理解が深まります。そうすると、生きたテクニックとして今後も活用することが出来ます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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