DR14のアップデートについてのプレゼン

自分のあたまの整理のためにもやっている様なものなので、読むよりデモが見たい方は直接上の動画(英語)を見た方が早いかもしれません。それでもテキストの方がマイペースで見れるから良いっ!という人は続きを読んでください。多分動画も見ると頭の中ですんなり入ってくる方もいるはずです。

ちなみに、この映像でプレゼンをされている方はサンフラに在住のPaul SacconeさんというBlackmagic Design社のMarketing Directorをされている方です。NABやBlackmagicの特別イベントには必ず来てくれます。他にも時々アメリカのDaVinci Facebook Groupで投稿してくれてますよ。

では、本題ですー。
パート(1)はコチラから読むことが出来ます。

DR14 便利ツール。引き続いてパート2

プレイ(再生)ヘッドシャドウ

DaVinci Resolve 14 (DR14) のメニューバーの表示からサブメニューを開き、「再生ヘッドの影を表示」をオンにします。それからDR14のUI右下のギアアイコン(設定ボタン)をクリックして、プロジェクト設定を開き「編集」の中の「一般設定」を開きます。その中にある再生ヘッドの長さを調整することで、自分のスタイルにあった再生ヘッドを作ることが出来ます。

以下に表示したものは再生ヘッドの手前はシャドウ無し、再生ヘッドの後はシャドウが30フレームくるように設定したものです。これで再生箇所が分かりやすくなります。


もうDR12.5は持っていないので分かりませんが、なんだかこの機能は12.5ですでに合ったような気もするようなしないような… 忘れちゃいました。とにかく便利です。

オンスクリーン トランスフォーム&クロップ

これはタイムラインビュアーの左下にあるアイコンをクリックすることで使用することが出来る機能です。便利です。特に一時的な簡易VFXを作成したりするときに、インスペクターにいちいち行かなくても感覚的にリサイズしたりクロップしたり出来るので便利です。



カラーページでのSHIFT + F

DR14はOpen FXを使った細かい補正作業をカラーページで出来るようになりました。前回書いた記事でも紹介したようにヘイズ除去、フェイストラッキングなどはカラコレの際にほぼ確実に使う機会がありそうなツールですが、エフェクトの設定が多いので出来るだけ大きい画面で作業がしたいエフェクトでもあります。そういう時に「SHIFT + F」を押すことで、作業中のビュアーとエフェクトの設定画面だけを最大画面にすることが可能です。

例えばノードにブラーエフェクトをかけて、SHIFT+Fを使うと…

この様になります。ラップトップで作業されている場合など、作業スペースの確保が難しい場合には結構使えるショートカットだと思います。

他にも色々と説明してくれました…

ノートに書いたのは僕が個人的にテストしたり、動画を見て理解したものですが、他にもまだ新しい機能がたくさん搭載されています。Fairlightは数ヶ月前(2017年7月現在)にBlackmagicが買収した会社のDAWソフトウェアをそのまま搭載した感じなので、バグやエラーも多いしNLE慣れしている人にはちと異物感が否めないです。それでも、業界スタンダードのDAW(Digital Audio Workstation)がタダで使えるんであれば、勉強したくなっちゃいますね。

Audio Unitプラグインはまだ使えないようですが、IzotopeのRXシリーズ(業界でもっとも使われているノイズ除去プラグイン)やWave, SonnoxのVSTプラグインが使えるし、フェーダーを使ったオートメーション機能(動画編集でいうキーフレーム的な機能)もPro Toolsと全く同じレベルで使えます。バスを作成して、サブミックスした素材を使って他言語にマスタリングすることも可能だし、6バンドのEQや基本的なコンプレッサー、リミッター機能もついています。60トラックであれば、PCIeカードを使ってPCのアップグレードをしなくてもミキシングが出来ます。エフェクトはクリップ単位でもトラック単位でも使えるし、エディットページで作成したカラーラベルもそのまま反映されます。Fairlightで使えるキーボードショートカットキーをまとめた記事とかあったら良いのになー。(DR14の英語マニュアルにはのっていない)

これらについては次回別のプロジェクトを編集した際に、実際に使ってみてレビューを書こうかと思います。オンラインコンテンツなど、TVや映画みたいにハイエンドな視聴環境ではないコンテンツの場合、ミキシングはラップトップとキャリブレーションしたヘッドホンを使ってエディターがMIXすることが増えてくるかもしれませんね。

以下の写真は2時間の映画のタイムラインをDR14で再現・作業した時のサンプル画像です。


参照:The DAWn of a Resolved Era at Creative Cow

質問

DR14で作業する際に気になることが一点。誰かご存知の方がいれば教えてください。Fairlight上で行ったオーディオのオートメーションを含めるデータをコンフォームした上でPro Tools上で再現出来るのでしょうか?

OMFが書き出せないので、AAFやXMLでPremiereやFCPXに書き出してからOMFを作成、Pro Toolsのためにコンフォームという流れは出来ると聞きましたが、DaVinciとPro Toolsの互換性が気になります。

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    コメント

    • Masato Sato
      いつも興味深く拝読しております。
      DaVinci Resolve 14のキボードマッピングで質問です。
      PremiereCCで使用していたショートカットと同じにしたいのですが、やり方がわかりません。premiereから書き出したショートカットのファイルは拡張子が.kysですが、DRが読み込んでくれません。
      ご教授いただければ幸いです。
    • Hiroki Kamada
      佐藤さん
      コメントありがとうございます。キーボードマッピングなんですが、DR14のβ版は少なくとも僕のスタジオ版ではうまく機能してないんですよ。なんかバグだと思うんですが、新しいファームウェアアップデートが出たらまた試してみて、うまくいったらご連絡しますね。逆にうまくいったら教えてください。