こんにちは。Youtubeで活動しています、だんたいと申します。
普段はYoutubeでゲームの解説動画を投稿しておりエーペックスレジェンズというゲームの初心者向けの解説動画で御飯を食べさせてもらっております。
こんな感じの動画です↓
YouTubeチャンネル▷ https://www.youtube.com/channel/UCkBHs1AVh2XiNSz3zCR1Rrw
一見、適当に作ったパワポみたいな動画ですが、企画、撮影、録音、編集、その他諸々で、お見せしたような長尺動画だと1本で30時間くらいかかってます。編集代行などはせず全部1人でやっているので、1本の動画でもかなり時間を費やします。
今回、私はこのカレンダー企画でその長時間の編集を実際に行う、デスク周りのご紹介をさせていただきます。
自分もつい2年前までは動画編集ド初心者でしたので、「これからYoutubeで動画を作ってみたい!」 という駆け出しの動画編集者さん達にブスリと刺さるような内容を頑張って書いていきます。
動画の作り方 〜1本の動画が出来るまで〜
まず私がどういう作業をしているのかを知ってもらうため、私の動画作りの詳しい工程をザックリと書いてみます。
①企画
どんな動画を作るかをひたすら頭で考える。考える場所はどこでも、お外でもお風呂でもおトイレでも「あ、こんな感じの動画作ったら面白そう!」と思いつくのを待ちます。
この前はお風呂場で 「ゲームに登場するキャラクターを全員一気に解説してみよう!」 と、ふと思い全キャラ解説動画を制作しました。意外とあっさり決まります。
②台本作り(5~10時間)
企画で思い浮かんだ案をどんどん膨らませて、PCに備わっているメモ帳に文章を打ち込んでいきます。
ひたすらキーボードをカタカタカタカタ、ブラインドタッチ出来るようにしておいてよかったぁと、自分の過去の行いを褒め称えながら、文字をどんどん入力。パソコンで資料を集めながら台本作りを進めるので、後に紹介するモニターの枚数が非常に助かってます。
③録音(1時間30分)
作り終えた台本で動画のナレーション部分を録音。ひたすら読みます。
大体1文で平均3回は噛むので、1万字くらいの台本を読み終えるのに1時間半くらいかかります。ひたすらマイクに自分の声を入れ続け、次の編集ゾーンへ。
④編集~完成(10時間~20時間)
編集ソフトを使って録音したナレーション音源のカット
(噛んだ部分・空白の部分・息継ぎetc.)
↓
ナレーション音源全てに字幕を全部つける
(メモ帳に書いた台本を1行1行コピペ。)
↓
話している内容に合った映像で動画を埋めていく
(ゲームのプレイ映像だったり、キャラクターの顔を動かしたり。)
↓
シーンに合ったBGMを付ける。
↓
**完成**
こんな感じでございます。
やってることは単純なのですが、動画の尺が毎回20~30分あるのでとっても時間がかかります。 これが30時間くらいかかる私の動画の作り方です。とまぁ、自分頑張ってます感のある内容をつらつら書いたところで...。
ここから本題へ
今説明した長時間の編集でお世話になっているデスク周りのアイテムを厳選してご紹介していきます。
デスク周り紹介 〜ゲーム系は機材が膨大〜
今回のカレンダーテーマが 「映像制作を極める最強アイテム」 ということなので、効率重視なものを先にご紹介します。まずはモニターから。
モニター
私は現在3枚のモニターを使用しています。左2枚がPC画面、右の1枚がコンソール機(ゲーム機)専用の画面。
右のゲーム用画面は置いといて、大事なのはPC用の左の2枚です。 一番はやっぱり重要なのが枚数。編集作業においてPC用モニターは最低でも2枚は無いと 私は胃がムカムカしてしまいます。(本当はPC用3枚が良い)
これは制作する動画のジャンルにもよりますが、私の場合、常に小窓化したエクスプローラー(ファイルが詰まってるやつ)を、いくつか開いておく必要があり、更に編集中、新たに素材を手に入れる場合はウェブページを開いてフリーの素材をダウンロードしたり、ゲーム画面をキャプチャするソフトを開いて画面録画したり 様々なウィンドウを開いておく必要があります。
参考画像
この複数のウィンドウを出しておいて、同時に編集ソフトの画面も出さないといけない。モニターが1枚だと画面がゴチャゴチャになり最高に不便。ですので私はモニターを2枚使って編集をしております。"作業はノビノビと" をモットーに生きているので、ここだけは声を大にして言いたいです。
パソコンはモニターを2枚使おう!
アーム類
お次に縁の下の力持ち、アームのご紹介。
モニターやマイクは付属の置き型スタンドを使うと、どうしても机のスペースを取ってしまいます。なのでアームを使って浮かせましょう。 こうすることで本来あったスタンドのスペースを有効に活用できます。
見た目がスッキリする上、使用できるデスクのスペースがかなり広がるので是非オススメしたい品でございます。
ケーブルトレー
こちらは卓上にある全ての電子機器のケーブルを机の下にまとめてくれているのケーブルトレー。
ゲームの動画を制作する人は、編集用の機材に加えてゲーム関係のアイテムもたくさん必要なので配線の量がとんでもなく多いです。これらの配線を床にデローンと放置してしまうと、床掃除の難易度がぐっと上がります。かなり面倒...。
なので、私は机の下に固定出来るケーブルトレーで、床をスッキリさせております。
マイク
「SHURE SM7B」 というマイク。
沢山の有名なゲーム実況者さんが愛用されています。私もFPSで人気のYoutuberさんが使っているのを見て即購入。
私が作っている解説系の動画はナレーションの音質が最重要だと思ってまして、どんだけ作り込まれた動画でもナレーションが昭和のテレビみたいな音質だったら結構ガッカリします。 逆にそれが味になったりするかもしれませんが、基本音質は綺麗であるべきです。
そしてこのマイクであればノイズもあまり入らず、クリアな音が録音出来るので少し値段は張りますが、重宝しています。
こちらのマイクは録音できる音の音量が小さいので、こちらの 「Cloudlifter CL-1」 という音量底上げ機とセットで買うと満足いく音が録音できます。
キーボード
Logicool「G512(リニアタイプ)」 です。
公式HP▷ https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/gaming-keyboards/g512-mechanical-gaming-keyboard.html
このキーボードを選んだ理由は、スッキリとしたフォルムと静かな打鍵音。キーボードのカチカチ音は押していて気持ち良いですがその音が大きすぎると、気が散る、人と通話をする時、相手に打鍵音が聞こえて迷惑がかかる等、気持ちよさへの対価が音量と同様大きすぎるので、押してもカチカチ言わずスコスコ鳴るタイプのものにしました。
マウス
「G502 ワイヤレスモデル」
こちらを選んだ理由は、サイドボタンの数ですね。動画編集をすると、どうしてもショートカットキー(例:Ctrl+Cでコピー)を、多用するのですが、それをいちいちキーボードでやるのが面倒。2~3つのキー同時押しは結構押し間違える事あります。
ですので、ボタン一つでショートカットキーを使えるサイドボタンの多いこちらのマウスを使用しています。ゲームも出来るし編集も出来る。 こちらのマウスを買って損はありません。
因みにこちらは優先のタイプとワイヤレスのタイプがありますが、ワイヤレスを非常にオススメします。私はコードレスの快適さに慣れてしまい、もう有線には戻れません。
オーディオインターフェース
YAMAHAの「AG03」です。
公式HP▷ https://jp.yamaha.com/products/music_production/webcasting_mixer/ag03/index.html
こちらは良い音質のマイクを、パソコンに送るための機械です。私の使っているマイクのケーブルはUSB端子ではなくXLR端子という少し変わった端子なので、
マイク ▷ XLR端子 ▷ オーディオインターフェース ▷ USB端子 ▷ PC
このような変換機的な役割で使っています。いい音質のマイクをゲットするのであれば、こちらのオーディオインターフェースは必要不可欠になってくると私は思います。
他にもまだご紹介するアイテムはありますが、もっと他のアイテムを知りたいと思っていただいた方はこちらご覧ください。詳しく紹介しています。
こだわり 〜アイテムは黒か白〜
次に私がデスク周りに置くアイテムのこだわりを紹介します。
新しく環境を整えてみたいという方の参考になってくれれば幸いです。
①白と黒のみ
これは見た目に関するこだわりです。基本的に白か黒のアイテムのみで私のデスク周りは構築されています。
本音を言うと全部白色にしたいのですが、機能性を重視した製品を探すと白色モデルが無いものにほとんどたどり着いてしまうので、モノクロのデスクということで手を打っています。おかげで色のついた小さい小物などを置くと、綺麗に目立ってくれます。
②なるべくスペースは広く
モニターでも何でも、広々使いたい。
学生の頃、学校の勉強机のサイズ感に毎日イラついてた人間だったので、モニターも数も、デスクの大きさも、マウスパッドの大きさも全部大きいサイズのものを使用しています。
デスクはニトリの組み合わせデスクという商品、L字型と長方形型を隣り合わせて使用しています。
ご飯も主食・主菜・副菜しっかり置けます。
(あんまり作業机で食べることはありませんが)
まとめ
デスク周りは綺麗に、そして効率的に。環境が整っていると、やっぱり気持ちがいいです。
見た目も気持ちよく、機能性も気持ちよく、どっちかに偏りすぎるのは個人的には「×」。
今回の記事で私が伝えたいのは、モニターは2枚。これだけを覚えていってほしいです。本当に楽ちんなので。
最後に
「これから動画制作をしてみたい」という方、面白い企画を考えるのも大事ですが、考えた物を実際に形にする作業もかなり重要且つ面倒です。なので、その面倒な作業を効率的にこなせるよう、デスク周りの環境を整えてみましょう。
とは言っても、最初から環境を整えるよりも、実際に動画を1個作ってみるのが一番大事。
まずは楽しく作ることから、環境はその次にあります。
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